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本日のつぶやきー生きている環境に馴染めないひとへ…

おもしろきこともなき世をおもしろく
住みなすものは心なりけり―高杉晋作

住めば都、という言葉があります。
また、詩人ヘミングウェイの言葉で、例え世界中のどこを旅しても、自分自身から逃れることはできない、という言葉もあります。

どのような場所に住んでいても引っ越しても、そこに生きるのは"自分自身"であって…
例えば、今引き籠っている生活や、自分がどう生きたらいいのか…とふらふら迷って軸ができていない生活をしていたら、環境さえ変われば変われるか、というと、例えどんなに利便性の良い土地に引っ越してもやはり引き籠りますし、自分で社会に根付いたり自分の持ち得るものを軸として活かしていけるよう環境に働きかけて環境を味方につけるということをしなければ、どこへ行ったって自分の軸はできません。
そしてどこへ行っても、「自分は適応できないんだ…自分はここでもあそこでもどこでも合わないんだ…」という自己イメージやパターンを自らどんどん強化して行ってしまうことになります。

そして、そういうひとは、どこに住んでもどこを与えられても、常にどこでも不満の方が大きくなり、生き苦しくなってしまいます。

(もちろん、自分の軸と人生の目的さえはっきりしていれば、転居や環境を変えることを自分の"助け"として使うことはできます。)

実は、変える必要は、環境でも、自分でもないのです。
必要なのは、
自分自身(特に自分に蓋をして見えないようにしている部分)に気付く力。
そして、色眼鏡のない心の目で、本当の意味で"目の前の景色や足元を見る"力。いや、これも、ただ見え方の角度をほんの僅かにずらしたり増やしたりするだけなのです。

目の前の世界や自分自身に対するその見え方が僅かに違ったら、かの高杉晋作も、歴史に名を残すようなことは何一つしなかったかもしれません。

また、自分自身の魂が選んできた天命や使命が視える(解る・気付く)のも、何も特別な能力でもなんでもなく、ただ、これ…自分で自分を見えなくしているフタを取り除け、色眼鏡ではなくあなた自身の目で物を見えるようにしていくこと、だけなのですよ。

…それでも、
いや、自分が苦しいのは絶対環境のせいだ、と感じる人、
実際引っ越しまくっているのにどうにも抜け出せない感覚のある人、
どこに行っても何があっても不満が勝ってしまう人、
目の前にいくら幸せがあると言われても気付けない、いやそもそも幸せなんかなくて苦しい人、
自分はこの時代や地球に向いていない、どこか違う星から来たんだ…などと感じている人…、

声を、かけて。
あなたは、今までの環境に適応するために、自分自身や目の前の世界を「今あなたが見えているその角度」から固定してみることで、生きのびてきたのです。
それと同時に、もしあなたが今それで生きづらさを感じているなら、あなたはもっとフタを外して、あなた自身としてこれから生きられるよというサインでもあるのですよ。

「おもしろきこともなき世をおもしろく」できるのだよと言われたら、
たった一度きりの人生、おもしろくしてみませんか。
あなたがあなた自身として本当に生きたその時、この世界はおもしろいものだらけに見えるはずです。

苦しくて、今は何も見えない…というあなたも。
そうですね。今は、苦しい。
でも、それでいいのです。
それと同時にね。あなた自身の踏み出すほんのごく僅かな一歩は、必ず、あなた自身を大きく飛翔させる力があります。あなた自身が信じてみること、それだけで、すべてを、始める力があります。

その「僅かな一歩」から、お手伝い、しますよ。

by
@iram_son_eglp

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