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本日の呟きーあなたの今の苦しみは、必ず抜ける、光の世界へのトンネル

今から一年も経てば、私の現在の悩みなど、およそくだらないものに見えることだろう。-サミュエル・ジョンソン

英国にて、「文壇の大御所」と呼ばれた文学者、サミュエル・ジョンソンの言葉です。
「シェイクスピア全集」「シェイクスピア論」「シェイクスピア序説」などを書いたのはこの人。

ひとの意識というのは、”今ここ”しか生きることはできません。
過去でも未来でもなく、あなたは「今ここ」にのみ存在しているのです。
そのため、しばしば、今感じていること、今目の前に立ちはだかっていると感じるものに一生懸命になったり、今が一番苦しい、大変だと思うことは、当たり前なのです。

かけがえのない今ここの瞬間、あなたのその人生を、しっかりと感じて噛みしめて生きておられる証拠です。

そして、それが過去になれば、いつの間にか、それはきっと、不思議なほど「あなた自身」にとっても、くだらないようなものと思える日が来ることでしょう。

そしてそれは必ず、「今」を積み重ねるからこそ、「いつの間にか」が起こるのです。

今のあなたは、もしかしたら、「よくもそんな軽いことを」と言うかもしれない。
今のあなたの問題、それは決して、軽んじていませんし、軽んじられて良いものでもありません。
今のあなたの問題は、人生の重大なものでしょう。人生の重大な選択でしょう。
今あなたの目の前にある問題が、例えどのような問題であるとしても。

そしてそれと同時に、あなたは、生きている限り、今のその問題を、必ず克服するでしょう。
「今」「今」「今」を、積み重ねた先は、生きとし生けるものがどうあがこうと、そこは、全く別の世界なのです。
1年後には、必ずこれを振り返って不思議な気持ちになります。

…それでも、
それを信じることができないひと、
いや、私の問題はそんな軽いものではない、
あまりに大きな問題が立ちはだかっていて潰されそうだ、
私の問題は克服できるようなものではない、
時間が解決するなんてものはない(まあ、私が言っているのもそういうことではないわけですが)、
今をどう積み重ねていっていいのかもわからない、
私は1年も2年ももっと前から同じ問題に苦しんでいる、振り返っても変わっていない
逆に、1年後全く別の世界では困る

…などなどと感じているひと、

あなたの「今」
一緒に、共有させてください。
お話、聞かせてください。

例えどんな道であって、必ず、「あなた自身にとって」安心し納得できる、幸せな「今の積み重ね方」が見えてきます。
一緒に、それを見ましょう。
今のあなたの苦しみは、必ず、克服されるようにできています。

お気軽にお声がけください。

※9月ご相談枠、大分埋まってきておりますので、お早めにご連絡くださいませ。※

ところで、このサミュエル・ジョンソンという人、幼少期の大病の影響で、人生を通して片目が見えず、片耳が聞こえず、しかも首にはリンパ節が数珠上に腫れ圧痛や発熱を起こす瘰癧という症状に苛まれ続けた人であったようです。
一生涯に亘る後遺症を持ちながら、「一年後には、当時の悩みなどくだらないと思う時が来るだろう」と遺した、このひとの言葉は、深いものを感じませんか。

英語辞書を執筆した辞書製作者でもあったようです。
これが英国人らしい皮肉の効いた単語説明などが多くあったようで、例えば
「Tarantula(タランチュラ)=昆虫。これに咬まれると音楽以外に治療法はない」
「Lexicographer(辞書編集者)=辞書を書く人。文章を書き写し、言葉の意味を説明するという仕事をこつこつとこなす無害の人」
「dull(退屈な)=活力のない、楽しくないこと。例:辞書作りは退屈な仕事だ。」
などというものがあったようですよ。
「無害」で「退屈」と称することのできる人生を、きっとしっかりと満喫して充実して世界への大きな影響力をも感じながら、謳歌しておられたのかもしれませんね。

ついでに、「音楽以外に」というのは確かに皮肉ですが、逆を言えば、音楽しかない…音楽療法に最後の頼みを託すだけの逆に確かな効用があることを、知っておられたのでしょうか…

by
@iram_son_eglp

お声がけ、Websiteはこちらから


追記:今回、ちなみにどうしてこんな写真か?アクセシビリティ機能の写真代替説明として記載した文章がこちら。

梅の桜のつぼみ。毎年、この季節が巡ってきますが、季節外れの時期にこんな写真を出すと…くだらないものに見えるでしょうか…?毎年その時期には大盛り上がりしますが、必ず季節は移り変わってゆくものですね。そして、今を重ねていくと、1年後には、もっと素晴らしい光景のど真ん中に存在している自分に、必ず気付く時が来ます。


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