子どもにだって自由は必要だ。
泣き叫びながらお母さんに小学校に連れて行かれる男の子を見た。
そんなに嫌なら行かなくてもいいのに。
子どもにその選択の自由はないんだろうかと思う。
お母さんは笑っていたけどお母さんも辛いだろう。
内心、こんなに嫌がるなら行かなくてもいいかも、と思っているかもしれない。
昼間家を留守にするので家に置いておけないとか、自分はいいと思っても家族がなんとしても学校に行かせようとしてるとかいろんな状況があるのかもしれない。
日本の学校がもっとゆるく楽しい場所になったらいいと思うし、いろいろな学校を選択できたり、ホームスクーリングが社会的に認められたり、子どもたちを取り巻く環境が変わっていったらいいね。
コロナ以降、学校に入れずに学校の外でぐたっとしている子をよく見かけるようになった。
コロナ以前はそんな子はあまり見かけなかった。
もちろん学校に行けずに家にいる子もいたと思うけど。
そんな子どもたちを見るたびに思う。
僕だって学校に行けないさ!
僕は小学校に行って楽しく読み聞かせをしているけど、毎日長時間授業を受けるのは無理だ。
興味のあること、やりたいこと、学びたいことを自分で自由に追求したい。
動きたい時に動きたい。
晴れ渡った最高の天気の日に朝から夕方近くまでカリキュラムに従うのは無理だ。
僕は自由だ。
自分に訊き、自分に従う。
子どもたちにその自由はないのだろうか。
キシモトランドのYouTubeライブに出演させていただきました。
子育てのこと、学校のこと、教育の未来、大人が自分自身を生きるには、子どもが自由でバイタリティー溢れる人になるには、などなどお話しさせていただきました。
ぜひご覧ください。
くー
栃木県出身 沖縄県南城市在住
学校事務、子どもたちの入所施設勤務、フェアトレード雑貨店経営、ラジオパーソナリティー、音楽制作、演奏活動などを経て大人のカウンセリングセッションの仕事に至る。
その中で不登校やADHD、グレーゾーンなどの相談も多数受け、その経験と自身の子育て、小学校での読み聞かせボランティアなどの経験から、子どもたちに対する理解がマスコミで報道されるものと真逆であることが多いと気づく。
問題は社会や制度、大人たちの側にあると痛感し、子どもたちがありのままの自分で生きられる社会の実現を目指している。
また和の心とともに日本の童謡民謡を新しい音楽性で世界へ届けるプロジェクト、
JAPANESE HARMONIXも進行中。