【創作BL】140字創作小説『ファン』

大規模な展示を行うという君の便りを見て僕は最寄駅へと降り立った。
十月、北国は気温十七度、東京は二十六度。あまりの寒暖差に衝撃を受ける。
しかし、飛行機を使わないと行けない土地にも、君のファンが居るのかと思うと気持ちが昂った。
「僕と同じ位、君の作品を好きな人がここにも居るのか」

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