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〔6〕『また上に言い返せなかった…』と”自己嫌悪に悩む”《中間管理職》へ〜現実の社会では”半沢直樹”みたいに上司に楯突かなくても平和で円滑なマネジメントは可能!?〜

 
「また上から理不尽な指示がきた…」
そんな瞬間、
アナタはどう対応していますか?
 
上司からの無理な指示に対して、
やむを得ず「できます!」
答えていませんか?
 
これが続くと、
中間管理職としては、
上から好かれはするものの、
部下からの信頼は失います!

 
部下の前で理不尽な指示を受けた時の対応次第で、
人望があるリーダーになれるかどうかが決まります。

 
もちろん、
上司に「ノー」と言うことは
勇気が必要ですし、
やり方を間違えれば逆効果
です!
 
いずれにしても、
的確に「ノー」が言える中間管理職は、
部下からの信頼が増し、
円滑なマネジメントが出来るので、
スムーズに業務がまわり、
成果が出ることに加えて、
離職率も減るのでストレスも大幅に減ります!

 
そこで、
今回は部下との信頼を築きながら、
上層部に「ノー」と言えるようになる方法を
考えていきましょう。


セクション1: 部下達の前で理不尽な指示を受けたときの初動

「この人手不足の時に何を言っているんだ上の連中は!」
 
「繁忙期にそんなん言われても対応できるわけないだろ!」
 
「また新しいことを…まずは足元固めてくれ。
余計な仕事ばっかり増やしやがって!!」

 
という気持ちになるのは当然ですが、
この時に感情的に反応してしまうと、
大人気ないですし、
現実世界はドラマではないので、
上層部からだけではなく、
部下達がひいてしまって、
人望を失ってしまう
可能性もあります。
 
とにかく重要なのは冷静さを保つこと。
 
ドラマとは違って、
現実世界では、
部下が見ている場面で、
感情的に上層部に反論するのは
得策ではありません。

 
ここで感情的に反論すると、
その場は
「さすが◯◯さん。よく言ってくれましたね!」
と部下達から称賛されることもありますが、
今度は部下達が表面だけを真似するように
なりかねません。

 
アナタにまで反抗的な態度を
取るようになる可能性があります。

セクション2: 理不尽な指示にどう向き合うか

会社からの理不尽な指示に対処する際は、
とにかく感情的にならず、
冷静に対応することを脳に刻んでおきましょう。
 
そうしないと、
咄嗟にイライラしていることが
表情や態度に出てしまいます。

 
そのうえで、
まず、指示の背景を確認し、
なぜそのような指示が出たのか?を
理解する必要があります。

 
質問形式で上司に確認する際、
「この部分についてもう少し確認させてください」
といった形で進めると、
対話が円滑に進みます。
 
上司に直接対話するタイミングも大切です。
 
部下の前で反論すると、
感情的な対立を引き起こすリスクがあるため、
落ち着いたタイミングで
一対一の場を設定しましょう。

 
例えば、
「この指示によって影響が出る可能性があるため、
別の方法で対応できるかを検討したい」
として、
具体的なリスクや懸念を説明しつつ、
冷静な姿勢を示すことがポイントになります。
 
経営陣から、
アイツはなんでもかんでも、
会社に楯突いてくる奴”だと認識されたら
重要な情報が現場に降りてこなくなる”→

その結果、
円滑にチームを動かすことが
難しい立場に追いやられるだけです。

 

単に反論するだけでなく、
建設的な代替案を示さなければなりません。
 
「こうしたやり方の方が負担が少なく、
結果的により良い成果が得られるのですが
どうでしょうか?」


といった具体的な提案を提示することで、
上司との対話を前向きなものにし、
関係を維持しつつ
チームの利益を守ることができます。


セクション3: 現場を代表して会社に反対意見を伝える時の注意点

会社から理不尽な指示が出た際には、
部下達の不安を和らげることも重要な仕事です。
 
部下が混乱しないように、
「私が直談判して調整するから
心配しなくて大丈夫」

といった安心感を与える言葉をかけ、
まずはチームの士気を保ちましょう。
 
特に、
上司に反対意見を伝えた後は、
部下にもその背景を丁寧に説明し、
納得してもらう必要があります。
 
上司に「ノー」を伝える際や
部下の前で反論する際は、
しつこいようですが、
とにかく感情的にならず冷静に
事実を述べることが肝要です。
 
例えば、
「この指示に従うと現場で
トラブルが発生する可能性があるため、
◯◯の部分は△△させて下さい」

のように、
建設的な意見を伝えることで、
上司の信頼を保ちながら
部下も安心させることが出来ます。
 
上司への反論後は
フォローアップも必要になります。
 
上司に対して
「チーム全体が良くなるための提案」
として協力姿勢を示し、
関係を円滑に保ちながら
問題解決に向けて進めましょう。
 

いつ、どこで、誰が味方になってくれるか
人生わかったもんじゃありません!!

 
今は上司がムカつくような人間でも、
決して、こちらから敵にするような
言動は控えておきましょう。

 
無理に味方を増やそうとする必要はありませんが、
絶対に敵を作ってはいけません!!

 
※中間管理職以上の役職者になったら、
《自分の敵さえいなければ
社内の人間関係は良好》

だと思いましょう。

それ以上、
人間関係で悩むのは
役職者にとって時間のムダです。

コンクルージョン:

理不尽な指示に対して
平和に対処する為には、
「ノー」と言える勇気だけではなく、
実は調整力折衷案考える能力
必須になります!
 
会社の指示と部下の現場状況を調整し、
双方にとって最適な道を模索することが、
優れた中間管理職に求められます。
 
これが出来たら
優れたリーダーの証です。

  ”折衷案”や”代替案”を考えながら、
チームの士気を高めるような
《円滑マネジメントスタイル》の方が、
肉体的にも精神的にも疲弊することなく、
平和な管理職生活が送れる
でしょう。

そもそも論として、
経営陣や上層部が
現場のリアルをわかってくれたら
色々と話は早いんですけどね…笑


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