断食が苦手なら、「りんごでデトックス」しちゃおう♬
しばらく、ジュースとスープのファスティングを続けていましたが、今週は「りんごダイエット」で腸をお掃除しています。
「生のりんごだけを3日間食べる」というもので、ダイエットとは言っても、減量目的ではなく、腸の浄化が目的です。
水分だけの断食よりもハードルが低いので、「断食してみたいけど、不安」「断食はしたくないけど、体内浄化はしたい」というあなたには、特にオススメです♪
風邪をひきそう…!と感じたら
柑橘類と緑黄色野菜を!!
先週、冷たい雨の日に外出したところ、翌朝、目が覚めたときに背筋がぞくっとしました。風邪をひいたら困るな…と、風邪予防に、柑橘類や緑黄色野菜だけの食事を数日間続けました。
ご飯やお肉等をやめて、体内をアルカリ化すると、風邪のウイルスは生きていけずに消えてしまうそうです。体調を見ながら実践し、3〜4日で普通食に戻しました。
もし、あなたも、寒気や喉の異変など、風邪の前兆に気づいたら、思い出して、実践してみてください。この感染症騒ぎのなか、風邪をひいたりしたら、大変なことになりそうですもんね。
ということで、先週は、ほぼ野菜食の1週間。週末は通常食に戻しましたが、この流れで断食するのは身体に負担がかかりそうだったので、今週は思い立って、「りんごダイエット」に切り替えました。
ジュースとスープの断食と違って、食べられる物があるのがうれしい^^
「りんごダイエットで、体内浄化できるの?」
素朴な疑問なのですが、できるようなのです。先にお話した、柑橘類と野菜の風邪予防もそうなのですが、ケイシー療法といわれるもので、世界で広く実践されています。
私が初めてケイシー療法に出合ったのは、10年ほど前のこと。下腹部が痛くて婦人科を訪れたら、大きな子宮筋腫が見つかり、医師から、すぐに入院して手術するようにと薦められました。そんなとき、妹の友人を通して出合ったのがケイシー療法でした。ひまし油の温湿布で下腹部を温めるという自然療法なのですが、お蔭様で手術することなく、現在に至っています。これについては、また別の機会にお伝えしますね。
ここでは、「りんごダイエット」について解説します。
ケイシー療法では、生のりんごには、消化器官系をリセットするという働きがあり、他の食物が未消化にならないよう、食べるときにはりんごだけで食べるようにと、薦めています。健康であれば多少は問題ないそうですが、それでも、できるだけ単独で、空腹時や食間にいただくのが良いようです。
私は、りんごは煮たり焼いたりして食べています。熱が入ると甘さがぐっと引き出されて、生よりずっと、おいしくなります。
この、りんごの「リセットする力」を使ったのが、りんごダイエットです。果物は、それ自体に含まれる酵素の働きで、消化に負担がかかりません。ダイエット中はりんごしか食べないので、様々な食べ物に対して、それに合わせた消化酵素を出す必要がないため、消化器官が休まるそうです。そしてりんごの食物繊維が、体内から老廃物をはがしてくれます。
「りんごダイエット」は3日間、
りんごを食べ続けるだけ!
具体的な方法としては「3日間、りんごだけを食べる」というものです(1日6〜8個を目安に)。最終日の晩、寝る前に、エクストラバージンオリーブオイルを大さじ3飲みます。
他に気をつけるのは、お水をたくさん飲むこと。ハーブティーや、少量ならコーヒーもOK(ミルクやお砂糖はNGです)。
りんごは色んな種類のものを用意しておくと、味の変化に興味を持ちながら、ダイエットを楽しく続けられます。気分を変えるため、ジュースにしたり、すりおろしたりするのもオススメです。
ジュースを作ると、固形物がほんの少ししか出ないので、一見しっかり果肉があるように見えるりんごも、ほとんどが水分なんだと実感します。
りんごの種類は本来、ジョナサン種(紅玉)が薦めらえたようですが、すっぱくて、食べ続けるのはちょっとつらいです。ヨーロッパをバックパックで周遊していたとき、そういえば、こんな味のりんごを食べていたな、、と思い出しました。あちらでは、お菓子にして食べることが多いようですね。
子宮筋腫をきっかけに、ケイシー療法実践者のかたたちとご縁ができましたが、みなさん、りんごの種類は様々なようです。
私が今回用意したのは、紅玉、サンふじ、ジョナゴールド、シナノゴールド、玉林、の5種類。食べ比べの感想をお伝えすると…、
紅玉(濃赤):すっぱく、わずかな甘味、さっぱりした食感。
サンふじ(淡赤):甘く、さくっとした食感。果汁が多めで柔らかい。
ジョナゴールド(赤艶):甘く、酸味が少なく、しゃきっとした食感。
シナノゴールド(黄色):酸味が強めで、甘味もあり、果汁豊富。
玉林(黄緑):酸味が少なく、甘く、ジューシー。
個体差や好みもあると思いますが、私感では、サンふじとジョナゴールドが、甘くて食べやすかったです♡
気が向いたら、ぜひ一度、チャレンジしてみてくださいね。
私は冬に、箱でりんごを頂いたときに実践していました。年に一回ペースですると良いそうです。今年はジュース断食をしていたこともあり、タイミングを逸していましたが、この機会に実践できて良かったです。
りんごは通年、流通していますが、できれば冬のほうが、蜜も豊富でおいしく実践できると思います。
3日間の感想。
そして注意点
久しぶりのりんごダイエットも、3日目の夜となり、これから、オリーブオイルを飲んで寝ます^^
ジュースファスティングほどではないけれど、初日はやっぱり、普通の食事が恋しくなりました。2日目になると執着が薄れて楽になり、3日目の今日は、ぜんぜんOK。むしろ、このままりんご食を続けたいくらいになってくるから不思議です。
これで毒素排泄できるのだから、ありがたいことですね。
体感としては空腹感を感じることはなく、食べ物を食べている安心感や充実感があります。ジュース断食のときにどことなく感じる、気持ちの不安定さみたいなものはあまり感じませんでした。
同時に、ジュース断食の翌日に感じる、身体や意識の軽さも、りんごダイエットではさほど感じませんでした。
来週から、また、いつものジュースファスティングに戻します♬
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りんごダイエットは気楽に取り組めますが、ヘルペスや口内炎のできやすい人は、りんごはNGなので、ご注意ください。ぶどう(4日間)やオレンジ(5日間)でも、ダイエットできるそうです。詳しくは、日本エドガーケイシーセンターの光田秀さんの著作をはじめ、ケイシー療法について書かれた本が出版されているので、そちらをご参照くださいね。
(参考書籍)
『エドガー・ケイシーが教えてくれた 美しく生まれ変わるレシピ』(光田秀著/総合法令出版)
『エドガー・ケイシーのインナー・ビューティ革命』(ローレンス・M・ステインハート著/たま出版)
『フルモニ! フルーツ・モーニング 超健康ダイエット宣言』(松田麻美子監修/グスコー出版)