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#雑記
籠城はレモン&ローズマリーの香り
少し前、城ごもりした。
仕事には関係のない事柄についてじっくり考えたくて、ある日わたしは家族の前で宣言した。
「ママちょっと部屋にこもるから!」
6畳とコンパクトではあるものの、自室は誰にも邪魔されないわたしの城だ。そこに約2時間の籠城である。
おかげで集中できたけれど、なんとなく寂しさを感じた。そうだ、わたしの部屋には香りがない。娘たちを出産して以来、我が家には香りを発するものがなにもな
QOLポットと名づけよう/KINTO◆UNITEA ワンタッチティーポット
思い出した頃に書く「買ってよかったもの」シリーズ。
シリーズ化したつもりはなかったのだけれど、買ってよかったものに関するいくつか記事がたまったので、シリーズとすることにした。たった今。
今回は、KINTOの「UNITEA ワンタッチティーポット(720ml)」。
仕事中、ルイボスティーやカモミールティーをがぶがぶ飲む(紙の資料を扱っているときなどは除く)。それらをマグカップになみなみと注いで
500円で手に入る、本まわりのしあわせ
本を読むのが好きだ。
昨日までは片桐はいりさんの『わたしのマトカ』を読んでいた。各所で絶賛されていたので思わずぽちっとネット購入したのだけれど、噂に違わぬ素晴らしいエッセイ集だった。
映画撮影のためフィンランドで過ごした日々を綴ったもので、片桐さんならではのユーモアと茶目っ気が詰まっている。フィンランドに住む人々のあたたかな表情までも見えるように感じられる作品。
演技だけでなく、エッセイの才
好きなものには、よいべべ着せて
私は本が好きだ。子どもの頃から好きだった。小学生の頃、お昼休みに教室で本を読んでいたら、担任の先生に叱られた。
「ちょっとは校庭で遊んできなさい!」
そう言って、私を教室から追い出した先生。ひどい。コンサバなミッションスクールでそこまで怒られるからには、私はよっぽど教室にこもりきりだったのだろうと思う。
そのとき読んでいたのは、ミヒャエル・エンデの『はてしない物語』だ。クリスマスにサンタさん