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思うこといろいろ

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私が思うこと、考えたことを綴ります。
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記事一覧

伝えていきたいこと

伝えていきたいこと

今年は終戦から79年。
 
私の母は1936年生まれなので、1945年の終戦当時は9歳の少女でした。
母からは、福岡県の久留米空襲の話を少しだけ聞いたことがあります。
母は久留米市近郊の八女郡というところの山の中で育ちました。
まわりはすべて山。
山に茶畑と田んぼと栗林。山には筍が生え、祖父母が自分たちが食べられるほどの田や畑を手入れしていて、遊びに行くといつもおいしい野菜が食べられました。
母が

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金木犀の記憶

金木犀の記憶

今は2024年の6月。
これは2020年の秋に書いたものです。
前回のコラムで金木犀の香りの思い出について書いたので、もう一つ香りの思い出について以前に書いたものを出してみたいと思います。
 
これは私が大好きなラグビーに関する話です。
ちなみにこれを書き、長々とあたためていた間に、トップリーグは「リーグワン」と名称を変え、推しチームが2つ、廃部と活動休止となり、推しチームがなくなるというとても悲

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ラグビーと英語のこと。

ラグビーと英語のこと。

現在は2024年。この文章は2020年に執筆したものです。こんな出だしばかりですみません。
ラグビーが大好きで、英語が超苦手な私が国際交流をしてみようと思い立った話です。
今思えば、少し無謀な挑戦だったかもしれません。でも楽しかったから、まあいいかという気持ちです、
 
以下、2020年に私が気ままに、思うままに書いた文章です。読んでいただけるとうれしいです。
 
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好きな季節

好きな季節

私が一番好きな季節は、秋から冬。
秋から冬だと一番ではないだろうという意見は聞かない。
最近は秋になってもいつまでも暑く、なかなか涼しくならない。あれは秋好きとしてはとても悲しい。
昔は10月になれば涼しかった。10月にもなれば学校の制服は冬物に切り替えられたし、朝晩は寒いくらいの気温で、さらりとした気持ちのいい空気が流れていた。
秋の良いところは、空気が澄んでいるところである。ピンとした心地よい

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「虎に翼」を毎日見る~千人針と向田邦子氏と三淵嘉子氏

向田邦子氏の著作の中に(小説だったか、エッセイであったか、遥か昔のことであるので記憶が曖昧だけれど)第2次世界大戦中の町で、千人針を行う様子が描かれていた。向田氏の原作の新春のドラマでも千人針の場面があったように記憶している。
千人針とは出征する兵士に持たせるお守りのようなもので、白い布に赤い糸で一人一目、玉結びを作るものである。町の往来などで声を掛けて縫ってもらっていた。基本は一人一目だが、寅年

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