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コドモンのデザインマネージャーになって半年、初の人事評価を振り返ります

こちらの記事はコドモン Advent Calendar 2022の11日目の記事です。

こんにちは! UI/UXデザイナーの眞壁です。早いもので、コドモンに入社して4年目になります。

今回はこの春からデザインマネージャーを務めることになった私が、半年間で取り組んできたことについて振り返りつつ、今考えていることについてお話ししたいと思います。

プロダクトデザインチームについて

現在コドモンは全社で200名を超える規模になっており、その中でデザイナーは「UI/UXデザイナー」と「マーケティングデザイナー」の2つの職種で、育休中のメンバーも含めると、それぞれ8名ずつ在籍しています。

私を含むUI/UXデザイナーはプロダクト開発部のプロダクトデザイングループに所属しており、同じくプロダクト開発部のエンジニアやPdMと密に関わり合いながら日々の業務にあたっています。

以前はPdMをマネージャーに据えていたプロダクトデザインチームでしたが、今年に入って、メンバーが増えてきたタイミングで独立した組織になり、デザイナーの専属マネージャーが誕生しました。

デザインマネージャーのお仕事

デザインマネージャーとして、私が主に行っていることは以下の2つです。

  • メンバーが安心して働き、成果が出せる環境づくり

  • 半期ごとの人事評価

それぞれの具体的な内容を見ていきましょう。

メンバーが安心して働き、成果が出せる環境づくり

日々のマネージャーとしてのメインの業務として、以下のようなことを行っています。

  • 1 on 1(仕事や体調面の相談、個人の課題を一緒に解決する時間)

  • アサイン管理(適切な仕事量・難易度のアサインで最大の成果を出してもらうため)

  • チームでの取り組みの旗振り(チーム内の共通課題の解決のため)

  • 他部署からの相談や横断案件の一次請けと取り回し

  • その他(メンバーの育成、プロダクトの品質担保、採用など)

たくさんありますね。

それぞれの項目についてはまた別の機会に詳しくお話しするかもしれません!

半期ごとの人事評価

コドモンでは「コンピテンシーシート」と呼ばれる、能力や行動特性をグレード別にまとめた表を使って、職能別に評価を行っています。

マネージャーはメンバーと半期ごとにコンピテンシーシートの内容についてすり合わせを行い、評価に反映させます。

360度フィードバックの実施

プロダクトデザインチームではコンピテンシーシートに加えて「360度フィードバック」という、業務上関わりのあるメンバーからの率直なフィードバックを受け取れる仕組みを取り入れてみました。

「評価」ではなく「フィードバック」であるところにポイントがあり、中身は、相手に対する感謝や伸びしろなど、個人のモチベーションを高める要素も含まれています。

私にとっては初めての人事評価ということもあり、今回の360度フィードバックはマネージャーだけが記入者を把握できるかたちにしました。また、内容をお伝えする前に均一なフォーマットに直すことを前提にするなどして、匿名性高く、率直なフィードバックが書きやすいようにしました。

実際にやってみての振り返り

当初の思惑どおり、確かに率直なフィードバックは集まったのですが、以下の2つの理由で匿名にした点については今後見直していきたいと思う結果になりました。

  1. 原文ままではなく、マネージャーのフィルターを挟みつつフィードバックを的確に伝えることにかなりの労力を要した

  2. そもそも、冷静に率直なフィードバックをする能力をメンバー自身に身につけてもらうことも実はチームワークをするうえでは大事なのではないか、ということに気がついた

上記を踏まえてマネージャーとしてやるべきことは、実はフィードバックをするためのフィードバックなのではないか、と今は思っています。

相手に対して感じていることを、どう感謝や伸びしろとして相手に語弊なく伝わる言葉にしていくのか、日頃からチームで仕事をするための1つのスキルとして、全員が磨いていってもいいのではないかと思っています。

今抱えている課題

ここまで、この半年間で私がマネージャーとして取り組んできたこととそれらについて考えていることをお話ししてきましたが、まだまだやりたいこと・考えなければいけないことはたくさんあります。

  • デザイン原則・デザインシステムについて全社的な理解を得て取り組む

  • 専門分野の方向性が異なるデザイナーの評価制度の再設計

  • デザイナーのキャリア設計

  • 各開発チームでのデザイナーの最適な人数・スキルバランスの検討

ちょっと考えただけでも何個も出てきますが、すべての課題を私が解決できるとはまったく思っていません。むしろ本当に誰か一緒に考えてほしいと常に思っています。

特に、デザイン面でチームを一緒に牽引してくれる人がいてほしいなーと長年切実に思っています……!!

そんなわけで……

コドモンではシニアデザイナーを絶賛募集中です

突然の求人です。

プロダクトデザインチームは組織としてもまだまだ発展途上で、私もマネージャーとして日々試行錯誤、メンバーと一緒に考えながらトライアンドエラーで頑張っています。

興味を持っていただけたら、まずは上記の募集要項からカジュアル面談にご応募いただけると嬉しいです。よろしくお願いいたします!

最後までお読みいただきありがとうございました!!