自己肯定感は低いのにプライドは高いわたし。
自分は弱い。他の人よりもメンタルが弱い。性格も考え方もネガティブでダメな奴。
そんな風にずっと考えてきた。
自分のことが嫌いだった。
昔から。
でも周りの人に私の印象を聞けば、明るい、いつも笑顔、悩み事なさそう、自分の事好きそう
そんな答えが返ってきていた。
私は弱い自分を隠すために、自分のことが好きな自分を演じていた。
傷つくことを言われて泣きそうになっても、弱い自分は見せたくなかったから、いつも平気なフリをして強がっていた。
弱い自分を守るために人を攻撃することもあった。
自分も相手も傷ついていた。
彼氏の前でも家族の前でも強がっていた。
そうでもしないとメンタルが持たなかったんだと思う。
すぐ落ち込むのは弱いこと。
弱いのはダメなこと。
そう思って生きてきたから。
そうしているうちに、実際の自分と、偽りの自分。
どっちが本当の自分なのか分からなくなっていた。
自分の性格ってなに?
自分を見失っていた中学生のころ。
当時は、自分がどんどん苦しくなっていることに気づけていなくて、
高校生になって虐められて不登校になって、とことん自分と向き合ってから気づくことが出来た。
私は自分を隠すことで必死だったんだ。
強がっていたけど心はボロボロだったんだ。
もしそれに気づかないまま大人になっていたら…と思うと恐ろしい。
大人になって大きな挫折を味わった時に、私は生きることをやめていたかもしれない。
高校生のうちに気づくことが出来て良かったと心から思う。
それに私は、弱い自分を隠すくせにいつも誰かに気づいて欲しいと思っていた。
どうして誰も、私が辛い想いをしていることに気づいてくれないの?
そう思っていた。
そう思っていたことに気づけたのは最近。
私は本気で自分を変えたいと思った。
自分に自信がないから、嫉妬ばかりする私。
自分に自信がないから、人に執着しすぎる私。
自分に自信がないから、傷つく前に人を攻撃してしまう私。
自分に自信がないから、人の目ばかり気にする私。
自分のことを信じていないから、人の意見にすぐ流される私。
私のいままでの辛い出来事は全て、自分を愛せていないことが1番の原因だったと思う。
それは、高校生になって、絶望を味わった辛い日々の中で、向き合うことだけはやめなかった私が自分の力で学んだこと。
嬉しい。
自分の本当の性格に気づけたこと。
自分が生きづらいと思う理由を知れたこと。
自分でも知らなかった自分を見つけることができて嬉しい。
気づいたら、人と自分を比べて、「あの子より私の方が恵まれてるから幸せだ」なんて考えることをしなくなっていた。
自分の力で自分を幸せにすることが少しずつできるようになったいた。
良いことばかりじゃない毎日だけど、辛いことばかりでもない。
そう信じて今日も私は必死にもがいて生きている。