見出し画像

わたしはだれ。



細胞は7年もすると生まれ変わって
コピーのコピーのコピーで
別人になっているようだけど、

感情も思考もハートも
時間の経過とその濃度に比例して
あっという間に別人へと
変貌を遂げているような気がする。

昨日の自分。
あの時、あの頃の自分。
ちいさくちいさく分裂しながら、思い出と記憶を齧って齧って。
しあわせな記憶ほど
ゆっくり味わって味を噛み締めて。

嫌な記憶は口の中で転がしたまま。
口の中がいっぱいになったころに無理して飲み込む分、ノドがいたくていたくて。

そっか、お酒で流し込むってカラダに良いことでもあったんだね。


コピーを繰り返して
引き継いで
うまく繋いで
今の自分がようやく保てているのかな。

どこかで記憶も
都合よく上書きしているだろうし、
この曖昧で不確かで頼りない自分の塗りつぶしに、時折、いや、疲れているときにか、
自分を騙しながらのコピーも多用しているもんだから、そら、境界線が一気にわからなくなって、本心を追いかける無限ループの追い込み疲れが起きる。

はて、どこからがわたし?
どこからがフェイクのフェイクのダミーなわたし?
それが本心であってる?誠かい?とね。

境界線どころか、
いろいろ見失っている。。


けどね。

そんな、
追い込み疲れをケアしてくれたのは、
ゆうくんじいじ!!

保育園で頑張ってお家で甘える、
外ヅラと内ヅラを使い分けるゆうくんに、


"  保育園のゆうもゆうだし、
 お家でのゆうもゆうだし、
 ゆうはゆう。"

もうね、
シンプルで深いし沁みるし、
こんな力強い言葉あるのかい?
事あるごとに自分にもかけてあげたい言葉だ。

全部くるめて愛してくれてる
この無条件で、全肯定のぴっかぴっかの愛の塊になんだか泣けてきちゃう。

それに追い打ちをかけるかのように浴びる
ばあばのあったかい共感の言葉。

ちゃんと頑張っていることを認めて、
言葉にしてくれるこのすばらしさ。

強引で、都合の良い拡大解釈になるけれど、
疲れてブレて迷子なわたしもわたし。
と、することにしました。

そして、
願わくばわたしもぴかぴかの愛のかたまりボールを投げかけられる人でありたい。





さて、
ハートの変化を感じた、
コピーのコピーも悪くないと思えた瞬間。

ルシア・ベルリン
「掃除婦のための手引き書」を再読して、
響く物語、言葉の変化を感じた時だ。

『あとちょっとだけ』がね、
どっしりきて、すごくうろたえた。
もちろん良い意味で。

余命わずかの妹と過ごした時間。
見つめる眼差しに、
とにかく感情が揺さぶられた。

かなしさの中に美しさがあって。
あ、いや、美しいからかなしいのか。

はじまりから掴まれっぱなしだったけど、
ラストの余韻もなかなかで、
あーーーやっぱりルシアだーーとなるような、
感情のざわめきや襲われる現実、その苦しさのなかで生まれる透明度の高い美しさに魅せられて泣きたくなる感じに。

ルシア作品はどれも濃くて強烈だし、
味わい尽くすには、まだまだ時間が必要。

また、何年後かに味わってみたい。
そして、自分の細胞の変化も味わってみたい。


木漏れ日がすき。
お天気がよく日差しが高い所にあるときの、
差し込む光と影がね、すき。

いつの頃かなぁ。
もう6.7年前とかになるかなぁ。
(過去の日時の感覚が雑破になってきた)

早朝散歩をたのしんでた時があってさ。
朝5時とかに、いってきまーす!で、
いろんなコースを散策してさ。

でっかい公園でのんびりしたり
大学のカフェテラスにお邪魔してみたり
草という草をよけて、森林の中に突入したりとかさ。
そんなたのしい朝活をしていた時に気づいたの。
そんなことよりも、わたしは木漏れ日に出会えるのを楽しみにしていると。

木漏れ日のなかを歩くってすごく気持ちいい!ってね!
ささやかに風も感じられるとより幸せでね。

公園、大学近くとかになると、背の高い木が並んでるから、その木漏れ日ロードがね、すごく気に入ってた景色だったなぁ。

自然の恵みというか、エネルギーをめいっぱいもらってたのかも。
帰ってきてから慌ただしく支度しながらも元気に出社したりと、忙しいなかにも充実感と満足感とほどよい疲れがあったんだろうなぁ。

今は、、、うーーーん。( ;  ; )

頭はおもたいわ、ズキズキだわ、不眠と過眠が堂々と居座るわで、どうしたもんだか。
おまけに腹痛も上乗せでいっちょ上がりー。

健康が遠い存在になっちゃった。。
いやいや、現代人で健康な人はほんの一握りか。

よーーし、こうなったら
持ち前のあまのじゃくを今こそ活かして
ちょっとばかり頑張って
健やかLifeをめざそうじゃないか。


逆さ木漏れ日。♡

とは、言わないか。
シーリングライトに照らされて
透けて見える文字が、まぶしーー。♡
光ってるように見えるよー。

スピンの栞が届き、やったやったー。
このね、活版印刷具合がすてきよー。
深めのホリ?なんていうの?
凸凹のコントラストがすごいのー。






この本と、
この本のNFT版がほーしーいー。

ほんとつい最近に、
秋田さんがサインを描く場面に出会え、
細胞が大喜びだったの。

生で描かれる場面もそうだったし、
使用しているえんぴつのあのカッターでの削られ具合とか、魔法の指先でスッスッと線をぼやかしてどんどん絵が動いて見逃せない感じとか、もろもろすごくて感動して、ずっと眺めていたかったなぁ。

いい景色だったなぁ。
木漏れ日もすきだけど。自然も大切だけど。
人間の手で生み出される景色はもっと壮観。
すき。

あんなの見せてもらえたあとに、新書情報でNFT版にはミニ画集がついてるなんて知ったら、ほーしーいー、みーたーいー、ってなっちゃった。
細胞から疲れきっているわたしに、
ご褒美bookを買ってあげよう。

そうよ、きっと、ご機嫌になっちゃうわ。

そして、
秋田さんのつぶやきがまた大変好みでした。

目に飛び込んできた
ファーストつぶやきは、

" 過去はこれから作る "

でした。

わああああああ、
ものすごくキラーワードだああああ。
力強くてかっこよい。


短い言葉に大事なこと、
本質が浮き彫りにされてて、
フワッとドキっとハッとする。
凝縮された感じ。

それにユーモアや言葉あそびもすてき。

言葉のシャワーを浴びて、
もっともっと感化されたい。

このつぶやきをフリーで見れちゃうなんてほんと贅沢だし、ありがたいし、わたしをカタチづくってくれる大事なモノ。




いいなと思ったら応援しよう!