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R.Wagner ワーグナー作品について

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クラシックの作品の中にも当倶楽部はワーグナーに力を入れています。
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記事一覧

「ニーベルングの指環」と「平家物語」

平家物語成立後700年の眠りから覚め、ドイツでは2022年に初めて「平家物語」のドイツ語…

「ニーベルンゲンの歌」の散文現代語訳

Die Nibelungen: Glanzzeit und Untergang eines maechtigen Volkes Auguste Lechner   ド…

ドイツ中世叙事詩「ニーベルンゲンの歌」

Das Niebelungenlied:Uwe Johnson (翻訳), Manfred Bierwisch (翻訳) 「騎士ジーフリトが泉の…

ワーグナー歌劇「トリスタンとイゾルデ」

ワーグナーの歌劇「トリスタンとイゾルデ」は、トリスタンとイゾルデが夜に密会する2幕2場が…

ワーグナー歌劇「ニーベルングの指環」の原作、ドイツ中世叙事詩「ニーベルンゲンの歌…

 ワーグナー歌劇「ニーベルングの指環」に登場するハーゲンは、英雄ジークフリートの急所(背…

日本初翻訳!「ニーベルンゲンの哀歌」(2021年12月刊行)岡崎忠弘訳

  ワーグナーの歌劇が好きな人なら「ニーベルンゲンの歌」は読んだことがあるかもしれない。…

リヒャルト・ワーグナーの妻 「コジマの日記」(東海大学出版会)

 久しぶりにワーグナーの奥様である「コジマの日記」を拾い読みしました。コジマは筆まめな方で、子育ての悩みや、お金の心配、ニーチェ教授のこと、だんな様の作曲の進行状況などいろいろ書き綴っています。同じ女性として共感できる部分があります。  一番興味深いのは、ワーグナー夫妻は、本を朗読しあうのが習慣で、いろんな本をお互い読み聞かせていることが日常から見えること。夫婦で本を読みあうなんて素敵だなぁとおもいます。ワーグナーはセルバンテスの「ドンキホーテ」を結構評価しているんですよ♪

コジマの日記 第3巻 2017年10月出版

 7年の歳月を経てようやく出版された「コジマの日記 第3巻」を読了しました。この巻は普仏…

ティーレマン「ワーグナーと私の人生」

Mein Leben mit Wagnerーワーグナーと私の人生 Christian Thielemann 2012出版。  昔、Z…

Oliver Hilmes著「Berlin1936ーSechzehn Tage im August」

 1936年8月、ナチ政権の下、ベルリンで夏季オリンピックが開催された。1935年には悪…

多和田葉子「百年の散歩」リヒャルト・ワーグナー通り(2017年発刊)

  ドイツの首都ベルリンには偉人の名前を冠した通りがたくさんある。カント通り、カールマル…

コジマワーグナー著「コジマの日記」全巻

Cosima Wagner:Die Tagebücher in zwei Bänden(1869-1876,1877-1883) 「コジマの日記」全巻…

ヴォルフラム・フォン・エッシェンバッハ「パルチヴァール」Wolfram von Eschenbach:…

  ワーグナーの舞台神聖祝典劇「パルジファル」の原作であるヴォルフラム・フォン・エッシェ…

森鴎外「うたかたの記」リスト歌曲「ローレライ」とともに

「時は耶蘇暦千八百八十六年六月十三日の夕の七時、バワリア王ルウドヰヒ第二世は、湖水に溺れてそせられしに、年老いたる侍医グッデンこれを救はむとて、共に命を殞し、顔に王の爪痕を留とどめて死したりといふ、おそろしき知らせに、翌十四日ミュンヘン府の騒動はおほかたならず。」(「うたかたの記」本文) 森鴎外はミュンヘン留学中、バイエルン王ルートヴィヒ2世訃報の報道にリアルタイムで衝撃を受け、ルートヴィヒを題材にした「うたかたの記」を書いています。  主人公巨勢はミュンヘン留学中の画学