リヒャルト・ワーグナーの妻 「コジマの日記」(東海大学出版会)
久しぶりにワーグナーの奥様である「コジマの日記」を拾い読みしました。コジマは筆まめな方で、子育ての悩みや、お金の心配、ニーチェ教授のこと、だんな様の作曲の進行状況などいろいろ書き綴っています。同じ女性として共感できる部分があります。
一番興味深いのは、ワーグナー夫妻は、本を朗読しあうのが習慣で、いろんな本をお互い読み聞かせていることが日常から見えること。夫婦で本を読みあうなんて素敵だなぁとおもいます。ワーグナーはセルバンテスの「ドンキホーテ」を結構評価しているんですよ♪