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「美しくない現実」を知りつつも、僕らは絶望を越えていく/yamaの「世界は美しいはずなんだ」を聞いて
つれづれに日々を過ごしていると、ときどき壁にぶつかって心が落ちてしまって、やりきれなくなる。皆さんは、そんな経験をしたことありませんか? 私は、あります。
そんなとき、私はyamaさんの楽曲「世界は美しいはずなんだ」が生まれるまでのエピソードを思い出して、心に元気をチャージします。
yamaさんといえば、2020年にリリースされ、ストリーミング累計再生回数1億回を突破するヒットとなった楽曲「春を告げる」が有名です。その翌年の11月24日にリリースされたのがこの曲「世界は美しいはずなんだ」です。
アーティストである責任とはなにか
さて、この曲が生まれたきっかけですが、yamaさんは物事を悲観的に考えやすい性格の方だそうで、「世界に対しても、あまり大きな期待はしていない。美しいことばかりではないと思っていて、むしろ大変なことのほうが多い」と考えていたそうなんですね。
そんな自分の心情をACIDMANの大木さんに話すと、それに対して「歌を歌って表現する、まあアーティストという立場にある自分たちが『世界は美しい』と言い切らなければ、誰が言うんだろう」大木さんに言ったそうなんですね。
そして、「もちろん世界は美しいことだけではないけれど、たとえそれが誰かに綺麗事だと誰かに言われようと、僕たちはそれを言い続けなければいけないんじゃないかな」と大木さんは言い、そんな感じのことをこの曲では伝えていこうよとyamaさんに提案した結果、この曲が生まれたそうです。
それだけに、できあがった楽曲はポップでありながらも、メッセージ色の濃いものとなりました。
世間の厳しさは知りつつも、綺麗事にこだわる
ところで世間では綺麗事をいう人を軽視するきらいがあります。世間の厳しさを何もわかっていないお花畑だと。しかし、本当の大人というものは、世界が美しいことばかりではないことを重々踏まえつつ、「世界は美しいはずなんだ」と訴える人なのではないでしょうか。
その理由は、世の中とは私たちが死んだら終わりではないからです。私たちの後ろには、あとに続く子供達がいます。
「世界は悪くなるばかりだ」
「世界は醜いものであふれてる」
という言葉の洗礼を受けて育った子供達は、
どんな世界をつくるのでしょうか?
少なくとも私は、自分の子供達には「世界は美しいはずなんだ」「未来は明るいはずなんだ」と伝えたいし、そうなるように頑張りたい。
世界は美しいはずなんだって
未来は明るいはずなんだって
誰かが歌っていた
そんな言葉を信じたいんだ
この歌詞には、決して美しいばかりではない現実を知りながらも、勇気を持って未来へ進んでいく、そんな前向きさが感じられます。そして、その一歩が実際に世界を変えていくと思うのです。
こんな時代です。絶望したり、諦めたりしてしまうことも多いかもしれません。思わず頭の中に「この世界は醜い」「この世界に未来はない」というネガティブな思いが湧いてくることもあるでしょう。
そんなときこそ、yamaさんのこの曲を聴いたり、「世界は美しいはずなんだ」「未来は明るいはずなんだ」と口に出してみませんか。
考え方一つで、世界は変わって見えるようになるはずです。
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