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女性として生きるための必修科目

不必要なものには手を出さないから、
女性ホルモンは個人輸入で済ませ、
医師による処方は受けていない。



『この人は性同一性障害です』
などという診断を得ても
なんの役にも立ちはしないから、
医師の診断書を持っていないし、
そもそもジェンダークリニックになど
一度も顔を出したことはない。




いかに後天的に得たものとはいえ、
『わたしは女性である』のなら、
男性名での診断書を
『わたしのもの』とするのは、
根本的にまちがっている。
そのやり方だと、女になりたがっている男、という立場に置かれることになってしまい、そもそも根本的に無意味だ。






わたしはそんな考え方なので、
最低限の女性ホルモン投与以外は
ほとんど何もしてこなかったのだが。






それにもかかわらず、
このたび(昨年秋より)会社に、
『女性名で』勤務することを
認められたその途端に、
仕事場では完全に女性として通用するようになった。





しかも会社寮に住んでいるので、
会社内で女性なら、
プライベートでも女性。




すでにじゅうぶんなパス度はあって、
胸は出てるし、身体の輪郭は美しいカーブを描いているし、書類が先行する場所でなければ、何の疑問も無く女性として遇される立場だったのだが。



会社での勤務こそ、
あからさまに
『書類が先行する場所』
であるので、
じつに、
勤務先こそが最後の関門だったのでした。





はたして、
全方位どこでも
女性として生きることが
可能になったあたし。





では、
次に取り組むべきテーマはなぁに??





過去を隠蔽すること??






だったら、
この裏アカは、
存在そのもの、
まちがってるよね??!?




だれしも、
複雑な過去を抱えて、
傷を隠しながら、
ギリギリ、一生懸命生きている。



あたし自身が当事者である以上は、
性転換組への差別の酷さは
あたしだって、知ってはいますが。



でもね、
生まれながらに女性だったら差別されないのかって、そんなことは絶対に無い!
むしろ、
過去にエンコーに手を染めていたとか
集団レイプされていたとかに比べたら、
かつて男の子だった、ということのほうがはるかに軽い。と思う。




なのでね、
過去をムリヤリ隠蔽しようとせず、
かといってひけらかすこともなく、
地味に地道に
生きてゆこうと思います。






♡♡






♡♡




さて。




わたしとしても、
『実際に体験してみたから』
言えることなんですが。




男女不明だったり、
不本意ながら男性として扱われることが
一切無くなったのなら。





次に取り組むべきことは、





それこそ、
文字どおりに、
『女性として生きる』
ことです。




え?
どんな意味??




それはね、
自分が女性であることを
はっきり実感できるシチュエーションをたくさん体験する、っていう意味。





女の子になりたい、のではなく
現に女である、のなら。





あたしのことを
『女になりたがってる男』ではなく
『生まれつきの女』だと
(疑う余地なくふつうに)
思っている人とつきあうことが
とても大切。




それも、
どうでもいい他人としてではなく、
できるかぎり親密な関係がいい。





自分の現実は自分で創っている、
というのなら。
きょう本アカに書いた出来事は、
まぎれもなくあたし自身が創り出した。




自分から口説いたわけでも、
アプリ等で探し回ったわけでも
ないのに。





あたしには
デートしてくれる男性がいるのよ💖




それはそれは、
ほんとうに有り難いこと。





どうにも歳の差がありすぎて、
恋人というよりは父娘という感じなのだが。





疑う余地なく
あたしを女性だと思っている人
(とくに男性)と
接する機会を多く持つことは
とても、とても、大切。





『女として』
きょうの出来事は
とても愉しい、嬉しい出来事でしたが。




『後天的に』女性になった身としては
このような体験は、
女性として生きてゆくための
ひとつの勉強であり、実習であり、
履修科目です。




かつて男だった頃に、
女の子とデートしていても
何の感慨も無く。
『世界はガラスの壁のむこうにある』感じが、とても苦しかった。




ひきかえ、
『女であること』の、
この自然さ!




あたしにとって、
『女性であること』は
とても自然なことだが。






それだって、
実地で体験を重ねることで、
『女性であることの自然さ』が
板についてくるのです。





本アカに本日投稿した原稿は、
『女性として』あたしが思ったこと、感じたことを素直に記したものです。とくに引き寄せの法則との関連では大きな気づきも生まれて、とても有り難かったのですが。






他方、このように女性としての自分自身を衒いなく体験できる(&表現できる)ようになったのは、じつに、ごく最近になってのこと。




以前は、
どうしても、
『もしかして男バレ(orカマバレ)してないか』
がものすごく気になってしまい、
目の前の出来事に没頭できなかった。




じっさい、
1個前の会社では、
あからさまなアウティングが横行しており、
あたしの戸籍上の本名を隠す方法も無く、
誰と接していても、
それは
『女として遇されて』いるのか、
『オカマとして遇されて』いるのか、
まったく判別できない状況だったのですよ??






いまの会社に入って、
いま親しくしているこの男性は、
まちがいなく
あたしを女性だと思っていて、
だからこそあたしと親しくしてくれている。






それは、
ほんとうに特別な、
ほんとうに大切なこと。








彼はあたしを
(トランスジェンダーではなく生まれつきの)
女性だと“思い込んで”いて、







そうしてあたしは、
相手の“思い込み”(=想念)を吸い込んで、
あたし自身の現実にしてしまうのが大得意ですから!






なので、
彼があたしの人生に現れてくれたことに、
あたしはとてもとても感謝しています。







この“幸運”を活かして、
女性である自分をうまく軌道に乗せるのだ💥💥💥





♡♡







♡♡





思えば、
まさか性転換など想像さえもしていなかった頃、
せめて『ネット上でだけは』
女性として振る舞えたのも、
あたしを生まれつきの女性だと
『ほんとうに思い込んでる』
ひとがいてくれたからで。







彼女のことは
このアカウントでもたびたび話題にしてきましたが。
彼女の思い描いた人物像(=想像=想念)を
あたし自身のものにしてしまうことで
ここまで性転換を
進めて来れました。







♡♡






さらに付け加えるのなら、
かつてあたしが男性でいたのも、
あたしのことを
『男だと強く思い込んでいる』
連中が
身近にいたからで。
(※両親および宗教団体)








あたしの
『男たる理由は』
じつはたったのそれだけです。









彼らと縁を切って、
彼らの想念を吸い込むことが無くなってきて、
(※彼らにとってのあたしは、男性というより『いなくなった人』になって)
あたし自身も
『自分を男だと思う』根拠が
どこにも無くなり、
性転換に踏み切ることができました。





人間としての自我/自意識が薄すぎるあたしには、こんなふうに人生を展開してゆくのが似合っていますよね💕💕💕





【おしまい】




🐤🐥🐤🐥🐤🐥🐤🐥🐤
#女性として生きる
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#性別移行
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#わたしはわたしを生きる

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