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家族

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大切な家族や、友達について書くと思います。
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記事一覧

かけがえのないプレゼント

夫と付き合い始めた頃、彼がプレゼントをくれた。
何だろう?と開けてみたらモバイルバッテリーだった。うん…?と思って聞くと、私がしょっちゅうスマホの充電を切らしているので、という事だった。

仕事などで外に出ている時、充電が切れればそのままにしていた。ちょっと不便だけど、帰宅すれば使えるようになる。誰かから連絡が来ていても、その時確認すればいい。その程度の認識だった。
バッテリーを貰った私はありがた

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頭の中がお花畑になりがちな自分。

小学生の頃、プロフィール帳というものが流行っていた。親しい人に自己紹介カードを渡し、記入してもらい、綴じていくのだ。私は、友達から貰った自己紹介カードを書くのがとても好きだった。

その中にはいろいろな質問があった。
『血液型は?』『好きな食べ物は?』『好きなテレビ番組は?』
普段考えないような事も訊いてくれるので、あれこれ思いを巡らせるのが楽しかった。

『何歳で結婚したい?』という質問には、な

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夫の実家

夫の実家に行くと、たくさんのお土産をもらう。
義父が畑で育てた野菜、ぽんかんやユズなどの柑橘類、ジップロックに入れ冷凍した食材、おでんや炊き込みご飯、梅酒などお手製の物。
食べ物のほかにも、義母のハンカチやかばん・衣服から台所スポンジや食器などの生活用品まで、とにかく多種多様のものを持たせてくれる。
家から車へ何往復かして積み込むくらい大量の場合もある。

最初は「こんなに頂けるんですか!?ありが

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父と墓参り。

数日前のある日、父から連絡があった。
「今日は仕事?」
最近の私は例によって仕事に嫌気がさし、自由出勤なのをいいことに、また休んでいる。
人生の宿題だ、などと分かったような記事を書いておいてすみません。

「休んでます」とLINEを返したら、すぐに電話がかかってきた。
彼岸に墓参りができなかったので、今から一緒に行かないかとのお誘いだった。
もちろん二つ返事で行くと伝え、急いで準備をしていたら、電

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おやつの時間

昨日、久しぶりに姉が遊びに来ることになった。
姉といっても双子なので同い年。
結婚してからそれぞれの旦那と一緒に、ご飯を食べたり旅行したりするのが楽しい。

お互いの住処に遊びに行くのも、かなり面白いことに気付いた。
それぞれ集合住宅なのだが、部屋番号が偶然同じだったのでいつも迷わずたどり着ける。記憶力の弱い私にはありがたい。

姉の部屋は、いつもきれいな花が生けてあって、日当たりが良く明るい。

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読んでくれる人へ。

noteを始めた時、自分の内面的な変化について書きました。人前で緊張しやすく周囲の状況に翻弄されていた自分が、かなり楽に生きられるようになってきたと。
自分と同じような人の役に立てばいいなと思い、体験を綴ろうとしたのです。
いつのまにか読書感想文や生活の話が多くなり、当初の目的からは逸れています。

このnoteは、上記のように
私的で独りよがりな文章が多いです。
これからもっと問わず語りになるか

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父とサシ飲み。

父とサシ飲みする。
やりたい事を考えていて、ふと思い付いた。今までやりたいと思ったことはなかった。
まず私はお酒を飲まない。体質的に受けつけないからだ。呑む行為に憧れて缶ビールを買ってみるものの、半分も飲めずに気持ち悪くなってしまう。
姉の結婚式にて、ごく少量の食前酒で顔が真っ赤になり心配された。
それに加えてお酒って苦いし、飲み込みづらい感じがする。これ飲んでいいやつか?って身体が未だに聞いてく

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近況報告。

最近の自分は、家に籠もり気味。
というのも妊娠が分かったので、家で安静にしてつわりに耐えている所です。
船酔いのような気持ち悪さと吐き気が続いているので、今はきついけど、子どもの成長を信じて乗り越えようと思っています。

パートナーが、二日酔いの時に食べられたという永谷園の梅茶漬けを買ってきてくれた。そこに、義実家からもらった自家製の梅干しをのせていただく。これがめちゃくちゃ旨かった。
義父の作る

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電話越しの声は最高(好きな声についての考察)

手前味噌で申し訳ないのだが、私はパートナーの声がとても好きだ。
以前、通っていた鍼灸マッサージの施術中に彼から電話がかかってきたので、断りを入れて短いやり取りをしていた。
電話を切った後、鍼灸の先生が
「旦那さん、めちゃくちゃええ声やなあ。今度カラオケ行く時、連れてきてほしいわ」
としきりに感心していた。どうやら微かに声が聞こえていたらしい。
私は「そうですかね〜」などと言いつつ、心ではウンウン激

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