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【書評】人生で大切なことは、すべて「書店」で買える。20代で身につけたい本の読み方88

私は、都市伝説系の番組やYouTubeをよく見ます。
エンタメとして楽しんで見ているので、信じてるわけではありません。
しかし、都市伝説や陰謀論を完全に信じている人たちもいます。
あまりにもぶっ飛んだ思考をしている人も目にします。
現実を疑って都市伝説や陰謀論にのめり込んだと思いますが、それ以上に都市伝説や陰謀論を疑ってみるのも面白そうではないですか?
最近、そういうYouTubeがあるのでは?と思ってます。

こんにちは。やすとです。
今回は、千田 琢哉さんの「人生で大切なことは、すべて「書店」で買える。20代で身につけたい本の読み方88」をご紹介させていただきます。

著者の方には大変申し訳ないですが、非常に懐疑的な書評になります。
しかし、読書するきっかけ読書のモチベーションを上げるのには良い本です。

こんな人におすすめ

  • 今まで読書をしてこなかった人

  • これから読書をしたい人

本書の内容や文体、ページ数など初めて読書をする方に読みやすくなっております。
おそらく、著者も初心者向けに書いたのではないかと思います。
そうだとしても、本の読み方88個は多いです。
88個もあったら読書から離れていきそうです。

88個の中から私が、気になったところをいくつかピックアップします。
それでは、いきましょう。


懐疑的な部分

本書での「本当にそうなのか?」と思った懐疑的な部分からご紹介させていただきます。

大学4年間にアルバイトなどで稼いだ1000万円を1万冊の読破に注ぎ込みました。

この部分、盛ってない?
って突っ込みは置いておきます。

本を読むから時間に余裕ができる

ゆったり読書できるような時間のある人に良い 知恵が授かり、ドッとお金も流れ込んでくる。 お金持ちより、時間持ちを目指す。結果としてお金も知恵も授かる。

私の頭が悪いのか、「時間持ち」と「読書」が関係するとは到底思えません。
そもそも時間に余裕が欲しいなら、優先順位のつけ方とか、やらない選択をすべきであって読書が時間管理の鍵にならないはずです。
読書はストレスを軽減させる効果があり、精神的な余裕は生まれると思います。
しかし、読書だけで「時間、お金、知恵を授かる」とするのは無理があるのではないでしょうか。

本を借りて読む人は、自分も一生使われて終わる

お金を払わない人は傲慢になって学ぶことができない。一方、お金を払うことによって知恵に対する敬意が芽生えてくる。

本を買え!

強調して書いてますが、そう伝わってきます。
本を買ってほしい気持ちはわからないでもないですが、極端な意見かと思います。
もちろん、お金を払った学びのほうが知恵になる可能性は高くなりますが、学びや知識はお金を払ったことだけに依存はしないでしょう。
むしろ、図書館やYouTubeといった無料で学んでいる人は多いはずです。

本を読むと付き合う人が一変する

読書し続けると、最初に変わるのは普段付き合う人です。読書する人としない人とではそもそも話が噛み合わなくなる。単純に生きる世界が違うのです。

読書本必須事項か!ってくらいよく目にしますよね。
確かに、人間関係が変わることはあるとは思いますが、少しオーバーな表現です。
私の実体験になりますが、学生時代からの友達や昔からの知人など今でもつき合いは続いております。
読書で人間関係が変わるというより人間関係の幅が広がるといった感じです。
読書をすることで、価値観や知識が広がるので、嚙み合わないというのが少ないです。
むしろ、様々な人と会話できるようになります。

ゆっくり読むと速く読める

数をこなしていきながら様々なジャンルの知識が身についてくると、否が応でも読むスピードは速くなる。むしろゆっくり読むことによって内容が入ってくる。

矛盾。
何度も言いますが、私の頭が弱いのか理解できないです。
数をこなしていけば、多少は読むスピードは速くなります。
これは間違いないです。
しかし、「ゆっくり読む=速く読める」にはならないです。
何かの比喩なのか?
読み解けないです…
読むスピードが遅い人は、気にせず堂々とゆっくり読めばいいのです。

肯定、共感する部分

さて、ここからは肯定、共感する部分をご紹介させていただきます。
どの本にも学びはあります。

最も効果的な読書力のつけ方/インプットの質は必ず量の上に成り立つ

選んだ本が良書なのかどうかわからない。そもそも人によって良書がかわります。また良書かどうか読むまではわからないのです。自分にとって良書を見極めるには、圧倒的多数の本を読む以外に方法はありません。自分が気になった本を片っ端から読み続けていると、良書を選別する目利きが発達する。

最も効果的な読書力のつけ方

本があまり好きじゃない人の口癖に「読書というのは量ではなく質でしょう」というもの があります。確かに読書は質が大切。ところが質の高い読書をしている人は、必ず圧倒的な量の読書をしています。量と質は比例します。

インプットの質は必ず量の上に成り立つ

似たような内容でしたので、まとめました。

これには共感しかないです。
しかし、比例はしません。
良書の見極めや読書の質は、ある程度の読書量が必要です。
自分にとっての良書なんて1冊や2冊では、判断できないからです。

ひとつだけ注意点があります。
ただ量をこなすだけの読書。
これだけは、気をつけてください。
単に大量に読めば良いというわけではなく、批判的な思考やその情報をどう活用するかが大事です。

1年に1冊ありえない本を買う

人生がどこかマンネリ化してきたと感じたら、自分の枠を広げること。人は行き詰まると必ず閉じ籠ってしまいます。行き詰まりを打破するには、閉じ籠るのではなく枠を広げる。自分の枠を広げるのは、現状維持を拒否することなのでちょっと痛いかもしれません。1年にたった1日でいいので す。自分では「ありえない」本を買ってみる。

ありえない本、異なるジャンルの本を読むのは大事です。
著者の言うように、枠を広げるのは大変です。
また、ありえない本を買っても読まない可能性のほうが高いです。
それでも、ほんの少しでいいので挑戦してみてください。
多様な分野の知識や経験が、創造性や問題解決力の向上につながります。

まとめ

本書は懐疑的な部分がいくつかありますが、読書のきっかけや読書のモチベーションを上げるには良い本です。
私が取り上げたように、学べる部分もあります。
内容や文体、ページ数など初めて読書をする方に読みやすい本です。

おわりに

最後までご覧いただき、ありがとうございます。
本書は、今まで読書をしてこなかった人やこれから読書をしたい人へおすすめします。
読み方88個のうちの一部分しか紹介しきれていません。
気になった方は是非、手に取ってみてください。

少しでもいいなと思っていただけたなら、スキやフォローをよろしくお願いします。
それではまた。


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