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保護者の皆さんへ 親が謝罪してるところを見て子どもは気づく
学校でトラブルがあった時
基本的に被害側も加害側にも
家庭連絡をすることになっています
子ども同士での解決はもちろんだが
保護者同士での解決もしないといけません
保護者が怒りになった時の解決が
学校側としても
かなり大変になってくる
間違えた対応をすれば
怒りのターゲットが学校に向くことに
なるからです
もちろん丁寧に対応しても
学校側にも怒りがある人もいます
被害者の家庭の多くは
子どもたち同士が解決しているのであればと
そこで話が終わります
しかし、被害の大きさなどによっては
そんな簡単に許せないこともあります
その時に、加害側の家庭に
謝罪の言葉などを求めてくることがあります
加害の保護者が
謝罪をしにいきますとなれば
解決に近づいていますが
なかなかそうならないことも多いです
加害の子どもや家庭にも言い分があったり
子どものそんな小さなことでと思っていたり
なぜ謝罪しないといけないのかとなります
そうなってくると学校は板ばさみにあい
どちらからも怒りを買ってしまうことに
なってしまいます😓
こちらの電話対応によって
ことが大きくも小さくもなります
その努力はこちらは必死にしています
今回の記事は
学校側ではなく
保護者への記事として書きます
子どもがしたことを
学校や被害の家庭に謝罪をしにいくのさ
親としてかなり辛いと思います
自分の子育てが失敗しているように感じる人も
いることでしょう
自分の子どもも何か言い分があることも
あるでしょう
しかし、やってしまったことが
事実であるならば
謝罪は必要になってきます
そして、その謝罪の姿が
子どもを育てるために必要だと
ぼくは思っています
子どもは自分がしたことによって
親が謝罪している姿を見て
ダメだったんだと感じることが多いです
クラスの気になる子に
問題行動が減った理由を聞くと
お母さんに謝らせたり、悲しませたり
したくないから我慢をがんばってると
言っていました
その子は家ではすごい反抗をしていましたが
そんなふうに感じていました
家庭でダメだと怒られたり、
話をされたりすることで
心から改心することも多いです
学校でどれだけ怒られても
家庭で親が
別に間違っていないと
その子をかばってしまうと
子どもは反省しません
謝る姿を見せることが
子どもの成長にもつながると
思っています
子どもがダメなことをした時に
真剣に怒って
一緒に謝ることで
子どもは親の姿を見て
成長していきます
ぼくの考えは
学校側の先生の立場からなので
保護者の方にとっては
考えが違う人もいるかも知れませんが
一つの考えとして
読んでほしいです
子育ては大変だと思います
悩むことも多いと思います
ぼくら学校側の人間も
いつも悩みながら対応しています
困ったときは
学校を頼ってもいいと思います
頑張っていきましょう