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はしゃぐ年子の心
2024年10月16日 06:02
看護師1年目の僕は、常に不安と焦りでいっぱいだった。覚えなくてはいけないことが山のようにある。物の配置や使い方、よく知らない病気、初めて聞く薬。 忘れまいと大量にメモをとるが、次々と押し寄せる業務にメモさえも追い付かない。仕事終わりに、そのメモを見直すが、ミミズの通ったような字で自分でも読めず「あーもう!」と独り言がでる日々。仕事を覚えるのが同期より遅く、「それ前に説明したよね。」の先輩の言
2024年7月29日 05:33
フットサルが趣味の私は、試合中に怪我をして動けなくなった人に何度か遭遇したことがあります。一番ひどかったのは、救急車で運ばれた友人でした。その友人は、試合開始直後、一人でボールの上に滑ってしまい倒れました。すぐに立ち上がると思っていましたが、全然立ち上がろうとしません。右の足首が腫れ上がり、ひどく痛そうな表情で全く動けません。これはダメなやつだとなり、すぐに試合は中止になり、救急車
2024年7月16日 06:13
夏になると、よく熱中症の患者さんが外来に運ばれてきます。症状をきくと、頭痛やめまい、体が動かしにくい、手足がしびれると話される方が多い印象です。梅雨なのに今年も暑過ぎですよね。こんだけ日々暑いと、熱中症のついての知識はみなさんあると思いますが、これからますます暑くなるため復習もかねて書いてみます。つらつらと書いていますが、太字がポイントなのでそこだけでも覚えておくといいと思います😊
2024年5月22日 06:15
医療関係者でなければ、採血の成功率は100%と思っている方もいると思います。実際には全然100%なんかじゃありません。結論は人によります。ベテランと新人では技術によって成功率は違うのは何となくイメージできると思います。ただ、同じ人でも、メンタルや体調によって成功率が変わります。30人連続で成功することもあれば、1人目で失敗することもあります。1人目で失敗すると、失敗がチラついてそ
2024年4月16日 05:40
私は看護師として地元の病院に就職しました。よく理解していない病気に、知らない薬、知らない器具に、慣れない環境。学生時代の本の知識とは違い、現場で必要な知識を覚える必要がありました。 私は、就職して3ヶ月目辺りが一番精神的に落ちていました。食事が喉に通らず、ため息ばかり。どうしてもっとできないんだ。もっとできないと。もっとできるはずなのにと。理想の自分と現状の自分の差に焦っていました。そして全