⑦論理パターンを使いこなす
*今回の記事は1500字程度です。
こんにちは、にゃごんです。
今回は、照屋華子さんと岡田恵子さんが書かれた「ロジカル・シンキング 論理的な思考と構成スキル」の7章の解説について書きたいとおもいます。
1~6章までも解説しているので、是非読んでください!
それでは、いきましょう!
論理パターンの使い方
前回の記事で、論理パターンには
「並列型」と「解説型」
があることについて説明しました。
まだごらんになっていない方は、リンクを貼っておきますので、是非ご確認お願いします。
また、一つのテーマに答える際に、
「並列型」と「解説型」のどちらを使えば良いのかについて、使用すべきケースを前回書きました。
今回は、
「テーマが2個ある場合」に
どのように対応すれば良いのかについてお話しします。
テーマが2個ある場合というのは、
何をするべきか
そのためには具体的にどう進めるか
といったようなことが要求されているケースを指します。
これを前提にして、
並列型と解説型をどのように組み合わせれば、
どのような効果が得られるのかについて解説します!
並列+並列
2つの課題に対して基本構造を使用するため、
非常に単純明快な論理構造になります。
しかし、伝え手の客観的な判断が客観的な事実と区別されていないため、
伝え手がなぜ至ったのかという思考のながれを相手に訴えたいとき
考え方について相手と議論する必要があるとき
には、向きません。
そのため、「並列+並列」型は、
相手と結論の是非を議論する必要が無い
相手に結論を正しく理解して正しくアクションをとってもらいたい
というようなケースで有効な手法と言えます。
たとえば、
社内の通達や事務連絡などが該当します。
解説+並列
客観的な事実を最初に確認するため、
相手をこちらの議論の土俵に乗せることができれば結論を納得させやすい手法です。
また、事実と主観的な考えを区別して提示するので、仮に相手が異なる考え方を持ち、議論が必要な場合には、双方の論点の違いを整理しやすいというメリットもあります。
どのような際に使うべきかというと、
全体の芳香性について自分の答えの妥当性を説得することに主眼を置き、方法については全体像を端的に伝える
といった状況です。
「新戦略が机上の空論ではなく、実現可能性があることを示す意味で、具体的な施策を端的に示しておきたい」といったケースに適用できます。
並列+解説
「なにをするべきか」という課題には並列型で論理構成をし、「そのtめには具体的にどう進めるか」という課題には解説型を用いた組み合わせである。
このような「並列+解説」型を使うときには、
て全体的な方向性については既に相手と合意形成できている
是非を議論する余地はないので確認だけすればよい
ということが前提となる。
そのため、
現時点では、どの方法を選ぶかが最重要課題であり、方法に関しては伝え手の考え方をしっかり明示して当該方法の妥当性を説得したい
という状況で有効です。
解説+解説
「何をするべきか」という課題についても、「そのために具体的にどう進めるか」という課題についても、解説型の構成を行うものです。
解説型を2つ組み合わせる構成は、
伝え手の考え方をじっくり聞きたいという相手にはふさわしいのですが、
2回つづけて解説型で説明すると、相手にとっては質・量とともにかなりの重量のあるコミュニケーションになってしまいます。
その際には、2個のテーマに一度に答えるべきなのかについて考え、分けてもよいならば分けた方がよいでしょう。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
「ロジカル・シンキング」の解説は今回で最後になります。
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それでは、ありがとうございました!
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