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②クリティカルシンキングで意見を分析する

*今回の記事は1500字程度です。

こんにちは、にゃごんです。
今日はクリティカルシンキング(批判的思考)について、「クリティカル進化論」をもとに解説を行いたいと思います。

また、以前にもクリテクカルシンキングについてまとめた記事を書いているのでよろしければ確認をお願いします。

クリティカルシンキングとは、
「何事も無批判に信じてしまうのではなく、問題点を探し出して批評し、判断する」ことであると、本書で書かれています。

今回はクリティカルシンキングを使って、自分や人の意見を分析する方法について書きたいと思います。

意見の構造

まずは意見について考えたいと思います。
意見には2種類あり、

  1. 単なる自分の好みによる意見

  2. 論理的な理由をもとにした意見

があります。
前者は自分自身の好みについて話しているわけで、そこに議論の余地はありません。後者はある理由をもって主張されている意見であり、本当にその意見が正しいのかどうか分析することが可能です。
今回は、後者の意見についての考えます。


意見とは図のように、何らかの事実に基づく「根拠」、それを論理的に考察した「推論」、推論から得られた「結論」という流れがあります。

クリティカルシンキングでこの意見を分析しようとすると、


①推論の仕方は妥当かどうか
②根拠としての事実は正しいのかどうか

という点について考えることが出来ます。

①推論の仕方は妥当かどうか

理由→結論の間における「推論」が正しいかどうかを分析します。つまり、本当に理由が結論の支えになっているかどうかを考えます。

この点ついては理屈の勝負であるため、正しい方法を身につけることが出来ると、容易に行うことが出来ます。

また、単純な理屈の部分であるため、自分が知らない領域の議論にも参加することができます。ひろゆきは多くの議論においてコメンテーターをしていますが、ほとんどが彼の専門分野ではないはずです。しかし、専門家の意見に対して、反論したり意見したりできているのは、この専門家の意見の推論部分を突っついているからだと考えています。

②根拠としての「事実」は正しいかどうか

いくら推論が正しかったとしても、理由そのものが間違っていればその議論は正しいとは言えません。

そのため、「事実」の真偽を確かめなければならないのです。とはいえ、専門的な知識がなければ正しいかどうか判断できない場面も多々あります。しかし、ある程度検討の仕方を知っておくことで、「正しいと考えても良さそうな事実」と「ちょっと疑わしいかもしれない事実」くらいには分けることが可能です。

またひろゆきを例に出しますが、「それってあなたの感想ですよね」という彼の言葉を知らない方はいないでしょう。これは、ネットの規制は必要かどうかという議論の中で、「ネットが普及したことによって攻撃的な人が増えてきている」という話をした規制賛成派のコメンテーターに向けて放った一言です。これは『そもそもあなたの「結論(規制が必要)」を構成している「理由」が事実ではないですよね』という意味合いだと考えています。たしかに、意見と事実は区別するべきです。この名言?はまさに「根拠としての事実が正しいかどうか」を突いた際の一言なのではないでしょうか。


今回はクリティカルシンキングを使用して意見を分析する方法の概要について書きました。

それぞれの詳しい方法については、また次回書きたいと思いますので、是非私の投稿のチェックをお願いします。

最後まで読んでくださりありがとうございました。

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それでは、ありがとうございました!

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