ひとしずく(涙が朝露のように煌めく)
誰であれ近しい人が
旅立とうとする時
どんなに側に居て欲しくても
その旅立ちを
迷いなく見送ってあげたい
それは自分が年を重ねるにつれて
ますます強く思うようになった
時のかけらが舞い降りてくる
どんなに楽しい思い出も
“あなたと居られることが一番の幸せでした”
身を切るほど辛い試練も
“あなたが居たから耐えられた”
そのかけらの一粒一粒を
手のひらにのせて眺めてみる
指の間から溢れ落ちていく
たくさんの想い出のかけら
朝露のように煌めき
日の出と共に
思い思いの方向へと翔び立って行く
そして残された者にも
“そのあと”がある
<詩人谷川俊太郎と心理学者(ユング研究家)河合隼雄のインタビュー記事>
詩『来てくれる』
河合隼雄さんへ
谷川俊太郎作
*谷川俊太郎が思う詩のかたち
<おまけ>
*ユング心理学による性格診断
(もしよろしければ、やってみてください)
私は、『外交的思考型』でした。
ほぼ当たっています♐️🆔🔯