新・便秘改善法
健康に関心の高いシニア世代の健康情報源は
テレビの健康番組です。
調査でも、特にNHKの影響力は大きいです。
今回は、
医学が認めた!驚きのワザで30年来の便秘が改善!
2/22(木) 午後7:57-午後8:42 OA
から引用してご紹介します。
ダウンロードできるトリセツページをピックアップしました。
https://www.nhk.or.jp/program/torisetsu-show/2023_benpi.pdf
女性の便秘率は高いですが、シニア世代では男女ともに増えるので深刻なお悩みになっています。
便秘に効く食べもの
実はここ数年、便秘の研究がすすんだことで、さまざまな便秘対策がアップデートされています。
その象徴が「便通異常症診療ガイドライン※」の大改訂。
6年ぶりに行われた改訂の内容は、これまで知られていない便秘対策の情報を番組で紹介しています。
今回のガイドライン改訂によって、便秘に効果的だと新たに記されたのが「キウイフルーツ」。
2022年に発表された論文によれば、1日2個のグリーンキウイを食べると便秘や腹部の不快感が改善したとの報告が出されています。
キウイの食物繊維にあると考えられています。
キウイの食物繊維は、保水性と膨張性に優れていることが最新の研究から明らかになっているのです。
ここで特出すべきが、グアーガム分解物がお墨付きになっています。
Amazonを検索しても30件くらい出てきます。
機能性表示を申請している商品は、40件あり、販売中は16件でした。
新たに申請しているところもあり、「便通異常症診療ガイドライン」の影響はありそうですね。
食事や運動では治らない!? 新・便秘タイプ
そもそも便秘とは、直腸より前の部分に問題があることが一般的です。
しかし、近年「運動や食事」など、従来の対策では効果がでにくい新たな便秘のタイプが注目されています。
それが「便意の消失」による便秘です。
2020年に行われた大規模インターネット調査によると、便秘患者の57.4%が便意を消失していることが判明しました。
普段から「トイレに行きたい」という感覚が少ない方は要注意です。
人間の体は、便が肛門付近まで運ばれてくると直腸のセンサーによって便意を感じることができます。
しかし、便意を我慢をしていると、せっかく出口付近まで運ばれた便の水分が吸収され、カチカチの便になってしまいます。
さらにそのまま放置し続けてしまうと、便意を感じるセンサーが低下。
便意が消失してしまうと考えられています。
一度便意を失ってしまうと、出口付近まで便が来ていても、気がつかず便秘になってしまうのです。
腸の形が変形してしまうとか!!
お子さんはホント要注意です。
新対策はトイレへGO!!
決まった時間にトイレに行こう!
① 毎日、朝と夜の1日2回便意が無くてもトイレに行ってみましょう。3分が目安です。
② タイミングは、朝食後や夕食後など食事の30分後がねらい目です。
「胃-結腸反射」と呼ばれる反射によって、胃に物が入ることで腸が大きく動くとされています。
もし朝ごはんが 食べられない場合は、夜のリラックスタイムでもOKです。
③ 排便がなくても2週間は続けてみてください。