おやすみ前の3分間☆彡一緒に旅をしませんか。200年越しの待望の新作は、幻?
こんばんは!モモです。
ソーシャルワークに恋をしてともに旅する世界ー序章ー
初めての方はようこそ!
リピータの方、心からありがとうございます。
旅のあれこれ&これまでのざっくりあらすじ
今夜も一緒にゆったりゆったり旅をしていきましょう。
理想は「アナザースカイ」のような感じで。
(いまのところそうはなっていませんが…)
そして、始める前に、旅のアテンション♪
・連載ですが、初めてでも大丈夫。この旅だけ参加でも大丈夫。
眠いから途中で寝ますも大丈夫。むしろ先にお伝えしておきます。」
「おやすみなさい^^」
・ゆーっくり、眠たくなりそうでオッケーです^^」
それではよろしくお願いします!旅のスタート!
旅の舞台は、19世紀、1800年代超最高級の格差社会イギリス。
(先週の旅のおみやげ)
近代化するイギリスで格差と貧困の時代に生まれた政策は、根本解決につながらなかった…。
エリザベス女王の死後、紆余曲折ありながらも、ようやく画期的と思われる法律ができました。今夜は、その法律を観光地に、そして切っても切り離せないゆかりの人、重要人物マルサス氏に会いに行きたいと思います。
本日の観光地 1834年新救貧法=エリザベス救貧法の改正Ver.
この法律、1601年成立の救貧法の約200年ぶりの法改正。今の時代で考えるとすごいですよね。江戸時代の法律をやっと最近改正するような感じになります。法律が続いていたということ自体も驚きですが・・・。
では、早速中身の紹介。ずばり、こんなことになりました。
1:救済水準を全国均一とする
2:有能貧民の居宅保護を廃止、救済をワークハウス(労役場)収容に限定
3:劣等処遇の原則の明示による
みなさん、言葉だけでなんとなくイメージわきますか?
(ちなみに、今はソーシャルワークの旅の途中、まだソーシャルワークには出会っていませんが、とりあえず、福祉に関わる制度、困っている人を助けるための法律についての話をしています。)
1つ目の救済水準を全国で統一するというのは、なんとなくよさそうですよね。感覚で大丈夫。そのとおり。地域でばらばらだった法律の適応範囲を1つにしたのですからひとまずオッケー。
では、2つ目の労役場に収容。分かりやすく言い換えるとこうなります。
「働ける生活困窮者は、最低限の衣食住の支援をする代わりに強制的に施設に収容して働いてもらいます。」
私は、初めて聞いた時「刑務所・・・」と思ってしまいました。マグナ・カルタや権利章典などで人権とういう言葉の概念は登場していましたが、人権・・・まだまだ確立されていなかったんですね。ということで、あまりいい取り組みではなかったことは一目瞭然です。
最後3つ目の劣等処遇の原則、こちらは言い換えるとこうなります。
「救済のレベルは、何とか自力で最低限の生活をできている人々の生活レベルよりも低いレベルにします。」
これも、確かにそうするべきという意見の人もいると思いますが、なかなかシビアなものですよね。
3つの取組を簡単にお伝えしましたが、特に2つ目3つ目は、労働者からの批判と抵抗がすさまじいものでした。ただ、びっくりなことに、この法律なんと、ざっくり約100年後の第一次世界大戦時まで、そのベースは続いていたとのことです。
では、そして100年後のイギリスで今度こそ画期的な法律ができるのですが、ソーシャルワークの旅では他に回るところがたくさんあるので、新救貧法のその後は少し横に置いておくことにして先に進んでいきたいと思います。
マルサス氏の家に寄り道
予告通りマルサスさんの家に寄り道をしたいと思います。しかし、びっくり、今現在、結構、分量が多くなっています。皆さん、寝落ち寸前なのではないでしょうか。ということで、寄り道は・・・・また来週!にしたいと思います。
だいぶゆっくりですね。ただ、皆さんとひとつひとつの時代をなるべく楽しみながら旅をしていきたいと思いますので、このくらいのペースでお付き合いいただけますととっても嬉しいです。
知識を詰め込む時間ではなくおやすみ前のやさしい時間になりますように。覚えようと思わず、へーそうなんだーくらいの感覚で。そして、ゆーったりでも止まらずに次の場所まで歩いていきます。
最後に、今夜の旅のおみやげを♪
(今夜の旅のおみやげ)
期待の法改正!新救貧法(エリザベス貧窮法改正)は、期待外れだった・・・。
それでは、今夜はここまで。旅の続きは、次の週末。それまで皆さん、各自フリースタイルで、各自いろいろ進めていきましょう。今夜も、読みにくい文章にも関わらず、最後までお付き合いいただきありがとうございます。次の旅でお会いできるのを楽しみにしています!
それではみなさんおやすみなさい☆彡
また、この旅って何一体?と思った方は、こちらをご参照いただけますととっても嬉しいです。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?