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2021年5月の記事一覧
喪失を受け入れること、あるいは時間=空間 『大豆田とわ子と三人の元夫』(第7話)
(Tverより)
かごめ(市川実日子)の一件から1年、とわ子(松たか子)は一人暮らしを始めていた。生活を楽しもうと試行錯誤するとわ子は、公園で“謎の男”(オダギリジョー)と出会う。そんな中、とわ子はしろくまハウジングのオーナーが外資系ファンドに会社の株を売却しようとしていることを聞かされる。悩むとわ子を心配し、慎森(岡田将生)、鹿太郎(角田晃広)がとわ子のマンションを訪れる。一方、八作(松田龍平
姉妹愛憎ホラー? 『春の呪い』(第1話視聴後)
原作:『春の呪い』 小西明日翔(ZERO-SUMコミックス/一迅社刊)
出演:髙橋ひかる、工藤阿須加、桜田ひより、飯田基祐、河井青葉、薬丸翔、結城モエ、白鳥玉季、田中乃愛、高島礼子
監督・脚本:落合正幸
音楽:沢田完
大好きな妹が亡くなったあと、その婚約者を好きになる姉。しかし妹は決してそれを許さない…
というのが大筋で、初回は妹が亡くなるまでの状況設定回でした。
こちらの漫画が原作だそうで
先の読めない法曹ミステリー『ロースクール』
韓国・2021年
演出:キム・ソギュン、コ・ヘジン
脚本:ソ・イン
出演:キム・ミョンミン、キム・ボム、リュ・ヘヨン、イ・ジョンウン、イ・デビッド、イ・スギョン、ヒョヌ
(Netflixより)
国内屈指の名門ロースクールで発生した、不可解な事件。
法とは何か、正義とは何か。真実を追い求める法学部教授と野心あふれる学生たちが大きな問いに挑む。
元は検事でエリートコースを歩んでいたヤン・ジョンフ
ありえない、だけど違和感ゼロ『あのときキスしておけば』(第4話視聴後)
すごいドラマになってきましたね。
初回からおもしろかった本作ですが、どんどんおもしろさが増してます。
今週もおもしろい上にまたほろっと来てしまいました。
足を怪我したオジ巴(井浦新)を桃地(松坂桃李)が背負ったところを、マサオの妻・田中帆奈美(MEGUMI)が発見。オジ巴はマサオとしてマサオの家に帰ることになる。桃地はマサオ宅にいる巴の身を案じつつ、巴の不在に寂しさを感じる。
そんな中、桃地の元
韓国ドラマ『彼女はキレイだった』のリメイクが7月に放映。 あるいは『恋はDeepに』はこっちにすればよかった?
韓国ドラマ『彼女はキレイだった』(2016)の日本版リメイクが7月から放映されるとのこと。
中島健人はパク・ソジュンとは全く雰囲気が違いますが、小芝風花は、このビジュアルを見る限りファン・ジョンウムに近いですね。(ドラマ視聴歴浅いので小芝風花を知りませんでした)
リメイクだからといって俳優が似てなきゃならないわけでもなく、おもしろくなるかどうかは見てみないとわからないですよね。
オリジナル版
女たちは前へ進む 『大豆田とわ子と三人の元夫』(第6話視聴後)
第6話、中間地点ということで、大きな転換回でした。
しろくまハウジングの大きな契約が決裂し、苦境に立たされたとわ子は、取引先の社長の元へ説得に向かう。とわ子の誕生日を祝うため、三人の元夫はオペレッタに集合し、なかなか現れないとわ子の身を案じていた。そこへ早良(石橋静河)、美怜(瀧内公美)、翼(石橋菜津美)が偶然来店し、合コン状態となる。
元義父の旺介(岩松了)に呼び出された元夫たちは女性三人を
今期最高のキス?! 『着飾る恋には理由があって』(第5話視聴後)
お互いの思いを確認し合ったものの、行動様式が違う真柴(川口春奈)と駿(横浜流星)。もっと恋人っぽくしたいのに、デートは犬の散歩… これでいいんだろうかとモヤモヤする真柴。
しかし色々あった一日の終わりに、心を決めます。
考え方も習慣も価値観も正反対だけど、私にないものたくさん持ってる。
藤野さんのこと、もっと知りたい。そう思えるうちは、一緒にいるって決めた。
流れのまま、水の如く。
駿が続け
愛をこじらせて 『珈琲いかがでしょう』(第7話視聴後)
珈琲の師匠たこ(光石研)が亡くなって荼毘に付された。どうしても奥さんと同じ墓に入れてあげたい青山(中村倫也)は、それ以来、たこに関係する人の家を探し続けていた。ぺい(磯村勇斗)からもらった情報でようやく親戚の家にたどり着くが、呼び鈴を押す前にぼっちゃん(宮世琉弥)に拉致されてしまう…
10歳の頃、孤独だったぼっちゃんは、世話係となった青山を強くてかっこいいヒーローのように感じて慕い、ずっと側にい
フラだけは行かせて 『あのときキスしておけば』(第3話視聴後)
マサオ(井浦新)の身体に入ってしまった巴=オジ巴は、とりあえず桃地(松坂桃李)のアパートに居候することになりました。オジ巴が『SEIKAの空』最新原稿をストレージにアップしたことから、週刊少年マキシマムの編集部がざわつきます。
一方、桃地は巴の母(岸本加世子)に“イタコ詐欺”と一蹴されたオジ巴をもう一度会わせ、中身が巴であることをわかってもらえます。
巴が、オジ巴の姿なのに一切の偽装なく巴のまま
『ムーブ・トゥ・ヘブン:私は遺品整理士です』(2021)
脚本:ユン・ジュリン
演出: キム・ソンホ
出演: イ・ジェフン、タン・ジュンサン、ホン・スンヒ、チ・ジニ、イム・ウォニ、チェ・スヨン
(Netflixニュースより)
本作は、アスペルガー症候群の青年グルと、図らずもグルの後見人になるサングの物語。2人は"遺品整理士"として、故人が最後に所有していた物を整理する作業を通して、そこに残された物語をひも解いていくことに。グルとサングは互いに協力して
化け物か悪魔か 『桜の塔』(第5話視聴後)
今回は千堂大善(椎名桔平)の“演説”回でした。本作における彼のセリフ回しは、なんか癖になります。前回の記事でも書いたように、“芝居をしている芝居”のような感じなんです。
上條漣(玉木宏)が大善に、父親の自殺の現場にいたのはあなたでしょう、と詰め寄るシーンで、大善は「そうだ俺だ」と事件当日の様子を告白をしますが、やがて高笑いして
冗談だよ。どうだった? 俺の迫真の演技は。
と言います。つまりこ
ゆっくり進む恋 『着飾る恋には理由があって』(第4話視聴後)
うん、可愛い。
真柴くるみ(川口春奈)と藤野駿(横浜流星)のカップル(未満だけど)はやはり可愛い。
お互い十分「好き」の方に傾いているけれど、明確な一歩はまだ踏み出せない。
第3話視聴後にも書きましたが、あくまでも“うるさくない”んですよね。
今回は羽瀬彩夏(中村アン)のエピソードがメインでした。
しかし、羽瀬さん、微妙にキャラ変していませんでしたか?
以下、少し内容に触れます。
羽瀬さんっ
テレビドラマは視聴率では評価できない
Yahooニュースに上がっていた、ドラマに関する記事をいくつか読みました。
それで思ったのですが、ドラマ作品の良し悪しと視聴率って、もはやほとんど関係ないですね。
そもそも視聴率の仕組みをよくわかっていませんが、かつて松本清張の小説にありましたよね。視聴率にまつわる闇、みたいなやつです。
闇があるかどうかは別として、今はテレビを見ない人って多いです。私もその一人。でもテレビを持ってはいるので
失敗した人生なんてない 『大豆田とわ子と三人の元夫』(第5話視聴後)
坂元裕二脚本は会話劇、というイメージがありますが、松たか子の顔の演技は素晴らしいですね。脚本にそうあるのか、ないけれどそういう演技になるのかわかりませんが…
今回とわ子(松たか子)は取引先の社長・門谷(谷中敦)からセクハラ&パワハラを受けます。彼も三度の離婚経験があり、十和子に結婚を前提に交際してほしいと迫ります。
「僕にとって離婚は勲章のようなものですけど、あなたにとっては傷でしょ? 人生に