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今期最高のキス?! 『着飾る恋には理由があって』(第5話視聴後)

お互いの思いを確認し合ったものの、行動様式が違う真柴(川口春奈)と駿(横浜流星)。もっと恋人っぽくしたいのに、デートは犬の散歩… これでいいんだろうかとモヤモヤする真柴。

しかし色々あった一日の終わりに、心を決めます。

考え方も習慣も価値観も正反対だけど、私にないものたくさん持ってる。
藤野さんのこと、もっと知りたい。そう思えるうちは、一緒にいるって決めた。
流れのまま、水の如く。

駿が続けます。

自分が、思うままにね。

そして

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はい。

このキスは、今期ドラマの中で最高のキスかと思います。
正確には、キスそのものというよりそこに至るまでの駿の表情が最高でした。
横浜流星の魅力全開でしたね。彼はキス職人かもしれない。真柴を引き寄せる右手は指の先まで心配りされていました。
そして星野源のBGMはこのシーンにぴったりです。

改めて思ったのですが、真柴の憧れの社長が姿を消したり、羽瀬さんの妊娠騒ぎがあったり、はるちゃん(丸山隆平)のクライアントが駿のキッチンカーに立て篭ったり、香子さん(夏川結衣)の元夫(生瀬勝久)が訪ねてきたり、あれこれ騒動があるのは、真柴と駿のゆっくりと進む恋の間を埋めるためなんですよね。

今回立て篭もった舟木さん(黒川智花)の「人の役に立ちたい」気持ちに、真柴は共感しました。それに対して駿は

誰かに必要だって言われて、役に立ってるって言われて、そういうのが幸せ?
俺は自分で決めたい。
自分の価値は、自分で決める。誰にも左右されない。そうなりたい。

と言います。

これが決め手となって、真柴は駿のことをもっと知りたいと思いました。
今回の立て篭もりエピソードは駿にこの言葉を言わせるため、つまり駿の価値観を真柴に知らせるためのものだったのでしょう。

キスの後、週末の釣りに真柴を誘う駿が、「つまらないならいや」と言われて食べ物で釣ろうとするのも、真柴がそれに釣られたふりをするのも可愛いですね。やっぱり二人は可愛い。

最後に社長が戻ってきました。次回また一波乱ありそうです。

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