「イタリア全20州、マンマを訪ねて3000里」マンスリーレポートVol.24(2023年12月)
皆様、新年明けましておめでとうございます。
2023年は大きなライフイベントが重なり、人生が大きく動いていく1年でしたが、皆様の応援のおかげで今の私があります。
2024年も更なる飛躍の年にします。どうか宜しくお願い致します!
さて、2023年12月のレポートをお送りします。
目玉はなんといってもクリスマス。
プーリア州の家族の元で過ごさせて頂きました。
1年の一大イベント、マンマの豪華な晴れの日のクリスマス料理が圧巻!
それでは、お送りします。
プーリア州の家庭でのクリスマス
プーリア州のホストファミリーの元で、マンマの気合いの入った晴れの日のイタリア家庭料理を楽しみました。
いざ、プーリア州マンマの家へ!
ボローニャから700km、車でマンマの長男と南下したところからスタート!
プーリア州、アルタムーラ、マンマの家につきました。
クリスマス始まり!
家族、親戚が集まり、それぞれ久しぶりの再会、マンマはそわそわと料理、聖なる日を迎えるこの雰囲気が大好きです。
24日クリスマスイブ
イブのディナーは、体を清めてキリストの誕生を待つので魚料理。
イカ詰めのトマトソース煮込み、パスタはイカ墨を練り込んだ手打ちパスタ。
セコンドは、トラウトサーモンがぎっしり詰まったパイ。
ドルチェは、クリスマス菓子パネットーネと、私の作ったシエナのクリスマス郷土菓子パンフォルテ。
25日クリスマス当日
マンマの気合いがすごい!
1年で一番豪華な、花形の家庭料理が並びます。
プリモは、タリアテッレにポルペットーネのラグーを絡ませ、燻製ハムで包んだパスタのオーブン焼き。感動の美味しさ。。!
セコンドは、ビーフ・ウェーリントン。
完璧なミディアムレア、周りのキノコとマスタードの相性も抜群。美味。
ドルチェも無限に続きます。
26日サント・ステファノ
クリスマス三が日、3日目はサント・ステファノの日。
この日は私の和風タコの甘辛煮がメインに!親戚中に大好評でした。
ボローニャから持っていったシュトーレンも開封。
というわけで、今年も幸せなクリスマスを、マンマ家族、どうもありがとうございました。
毎年恒例、私がバルコニーで今年1番の流行歌を踊るダンスも、
私がボローニャに帰る日に、パパVitoが(とてもとても寂しがって)パルティザンの解放歌「Bella Ciao」を替え歌して私を送り出したことも、
笑ってばっかりの、プーリアの家族での賑やかで温かいクリスマスでした。
一足早いボローニャでのクリスマスの様子
プーリアに帰省する前、ボローニャでの最後の晩餐。
ボローニャ随一の魚屋さんで買い出しをして、
1kgのシャコの長い長い下処理、のんびりとプロセッコを飲みながら、
お互いのパスタをリクエストして丁寧に作って。
あぁ、料理の豊かさってこういうことだなぁ、と思った瞬間。
プロセスを楽しむものであり、相手を想う心の表出であり、自分たちで作ったものに感動する自己肯定。
料理家として、こういう豊かさを広げたいなぁと純粋に思います。
プーリア・ガストロノミーツアーのお知らせ(4月28日ー5月1日)
私が南イタリアの食の宝庫、プーリア州をご案内します!
アグリツーリズモに泊まり、地元のワイナリーやチーズ工房を巡って食事をしたり、小さな村を訪ねたり、マンマに直接郷土料理を習う料理教室ランチをしたり。
最高の内容を詰め込んでいます。残席限られていますが、ご興味ございましたらご連絡ください。
謹賀新年
あらためまして、新年明けましておめでとうございます。
2023年は個人的にも大きなライフイベントが重なり、人生が大きく動いていく1年でした。
2024年も更なる飛躍の年に。
ボローニャ大学での博士過程が始まり、さらにイタリア料理を掘り下げ、皆様に、ディープですが本質的にシンプルで美味しいイタリアの食をお伝えできたらと思います。
自分で決めた道、やり抜いて、皆様にユニークな価値をお届けしたいです。
1番伝えたいことは、皆様への感謝です。
皆様の応援があり、ここまで来ることができました。
2024年も、どうぞ宜しくお願い致します!
Aoi
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