「イタリア全20州、マンマを訪ねて3000里」マンスリーレポートVol.7(2022年7月): ギリシャ、バーリ、ジノーザ、レッチェ
皆さま、チャオです!
いよいよ夏も真っ盛り。バカンスが始まりました。
バックパック1つでボローニャを発ち、ギリシャ、南イタリアを回っています。
今月のレポートでは、1週間滞在したギリシャの小さな村の友人宅にて、お母さんや94歳のおばあちゃんに教えてもらった料理をお届けします。
ギリシャへ
ボローニャから飛行機で1時間、西側ギリシャの島に浮かぶコルフ島に降り立ちました。
そこからフェリーで2時間で本島へ。
港でお迎えを受けると、さらに車で海沿いを2時間走り、
友人の生まれ故郷の小さな村へ。
山肌の見える丘が続き、所々オリーブの木々。
かと思うと、ハッと目の前に宝石のように輝く海が現れる。
車窓に流れる風景に、見たままのギリシャが印象に残ります。
友人の通訳を挟みながら、この辺りの歴史について話を聞き、色々と考えを巡らせていると、小さな村の平屋のおうちに着きました。
ギリシャのマンマ直伝☆伝統料理
毎日、海から帰ると、ギリシャ・マンマが待ち構えてくれて、早速に代々受け継がれてきた家庭料理を教えてくれました。
ギリシャ料理は、地形的にはイタリアと比べて土地が痩せている上に、被支配の歴史が長く、その中で手に入る食材を生かした家庭料理(クッチーナ・ポーヴェラ)の宝庫でした。
ギリシャ料理について、より詳しい考察はこちら。
今回は、実際にそんなギリシャのマンマに教えてもらったギリシャの伝統料理をご紹介します!
ムサカ
ギリシャの代表料理、ムサカ。
魚のスープ
ギリシャの青菜の伝統パイ
94歳のおばあちゃんを訪ねて
イェミスタ
ギリシャ式BBQ
というわけで、イタリアに帰ってきました。
バーリ
バーリに着き、初めてプーリアに来た時からお世話になっているおばあちゃんの家庭に滞在。
次の日に、マンマを訪ねて初めての州のモリーゼ州に行く予定が、滞在予定先のご家族がコロナになってしまい、急遽キャンセル。電車に乗ったところで、次の駅で降りて引き返しました。
無念の思いでおばあちゃん家に帰ると、おじいちゃんがお手製のパニーニを作ってくれたり(おばあちゃんに「チーズの切り方が厚すぎる」と突っ込まれていました笑)、おばあちゃんが海の町バーリらしい海の幸をたっぷり使ったお料理を作ってくれたり、プーリアの人の心の優しさに涙。
愛情のこもった料理に、心を癒されました。
Riso con frutti di mare(海の幸のリゾット)
ジノーザ
予定を前倒して、マンマの海の家へ。
ここでも温かい家族の出迎えを受けて、リラックス。
海の潮騒、マンマの料理、海の友達との談笑。プーリアの音です。
Fusilli ai tre pomodori con burrata(3種トマトとブッラータのパスタ)
日本の皆様にお届けするレッスンにも熱が入ります。
上級講座:オンライン料理留学Serie A:7月「冷前菜」
ベネチア風クレープ&トマトとクミンの冷製スープ
ギリシャの伝統パイ&ハルヴァ
レッチェ
イタリア半島のかかと、レッチェの友達を訪ねました。
疲れ知らずの叔母さんと、クールな叔父さん。
南イタリアのみなぎるパワー、最高です。
サレントの伝統パスタ「Sagne ncannulate」
ということで、バカンスは続きます。
8月は、ヴァッレダオスタ州、カンパーニャ州、カラブリア州、シチリア、ローマと9月の日本の帰国まで、「マンマを訪ねて3000里」に奔走します!
9月一時帰国のお知らせ
9月8日から23日、一時帰国します!🇯🇵
短い期間ですが、9ヶ月ぶりの帰国。
9月18日&19日で食事会、9月18日で料理教室を開催します。
お席の数に限りがあり、残席も僅かになってきてしまいましたが、ご予約受け付けております!
9月18&19日帰国時お食事会
詳細はこちら:
こちら募集開始から好評をいただき、18、19日とも残席2です。
9月18日18時 実地料理教室「イタリアのマンマ直伝パスタクラス」
詳細こちら:
「イタリア20州、マンマを訪ねて3000里」、マンスリーサポーター募集中!
「イタリア全20州、マンマを訪ねて3000里」は、マンスリーサポーターを募集しています!
サポーターはオンラインコミュニティ「マンマの台所」にご招待。
非公開グループにて、リアルタイムで旅を楽しみながら、教えてもらった料理やコツを仲間と一緒に学べます。
毎月1日は「マンマ直伝レシピ」配信。シンプルで本当に美味しいイタリア家庭料理をお作り頂けます。
是非こちらのリンクより応援頂けたら嬉しいです。宜しくお願い致します🙏💓
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