ダイエット効果激増?!”お酢”効果の真実
こんにちは!
トレーナーの沢田です!
今回は一時期噂になったお酢とダイエットの関係性についてお話ししていこうと思います!
もしあなたが今ダイエットを考えていたり、あるいはトレーナーとしてサポートしているのであれば是非今回お話しする知識を取り入れていただければ幸いです。
それでは早速いきましょー!!!
内臓脂肪への効果
お酢にはクエン酸や酢酸が多く含まれます。
特にこの酢酸は短鎖脂肪酸にも含まれるためエネルギー変換効率が高いです。
酢酸が肝臓で代謝されるときにAMPKというものが出ます。
これは空腹時や運動時、ATPが枯渇したときに積極的に活性化されるものとされています。
これが活性化されるとインスリンの感受性が高まったり、筋へのグリコーゲン貯蔵効果が伸びたり、ガンに対する治療効果も認められていたりします。
そして酢酸が肝臓で代謝されるタイミングでAMPKが分泌されることで
①脂肪燃焼の促進
②糖が脂肪に変わるのを防ぐ
という役割を果たしてくれます。
睡眠への影響
これは多くのエビデンスがあるわけではありませんが、寝る前にりんご酢を飲んで寝ることで睡眠の質が向上したという研究なんかもあります。
睡眠障害に関しては、ストレスやブルーライト、蛍光灯など様々な要因がありますが、その中でもお酢が効くとされているのは、血糖値の低血糖化や上下動が激しい方など、血糖値の動きによって睡眠障害になっているパターンです。
そのような方に関しては、リンゴ酢を飲むことで血糖値が安定し睡眠の質が向上するということも考えられます。
お酢には血糖値の上がり方を緩やかにする働きがあるためです。
グリコーゲンの貯蔵効果
お酢にはグリコーゲンの貯蔵効果もあります。
これはクエン酸による効果です。
解糖系におけるエネルギーシステムではホスモフルクトキナーゼという酵素がエネルギー生成に働いてくれるのですが、この酵素を阻害してくれるのがクエン酸です。
一見ダメなように見えますが、ホスモフルクトキナーゼの働きが弱まる代わりに、グリコーゲンが貯蔵されやすくなると言われています。
そのためカーボローディングでクエン酸を積極的に摂るのは有効的だと言えます。
更年期による効果
これはまだラットでの実験にはなりますが、更年期を迎えたラットにアルコールを摂取させると、アルコールを分解する段階で発生した酢酸により、代謝低下が防げたという研究結果があります。
これが人間にも同じことが言えるのであれば、外部から酢酸を摂取することで同じく代謝低下を防げる可能性があるのではないかと考えられます。
しかし、ラット同様にアルコールを摂取しても、体に対する悪影響の方が大きいので、アルコールではなく酢酸を摂取することが重要になってきます。
つまり、お酢を飲みましょう。笑
カルシウムの摂取効率
骨つきのお肉や魚を煮込むときに、お酢を入れるとカルシウムの濃度が増したという研究があります。
これは詳しいエビデンスはあまり出ていませんが、お酢の何らかの酵素が骨からカルシウムを引き出していると考えられます。
ですので骨つき肉や魚を煮込むときは、お酢を入れて煮込むようにしてみてはいかがでしょうか。^^
血圧への影響
お酢に含まれる酢酸の効果の一つに、No系(血管を拡張させパンプアップに働く)の効果を出すために必要な酵素を促進する効果が含まれていることがわかっています。
血流量に対して血管が広がるということは、血圧は下がります。
常駐的にお酢を摂取している人であれば、飲むのをやめたとしても4〜6週間その効果が続くとも言われています。
ですので毎日少しずつ摂取していくことが重要だと言えます。
以上、お酢のダイエット効果についてでした!
是非皆さんも積極的にお酢を摂取してみてはいかがでしょうか!
それでは次回の記事でお会いしましょう、さよなら!!!