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兄弟げんかは悪いのか?すぐに仲直りさせるべきなのか?自分の中の思い込みを疑う!

突然ですが、

あなたは、兄弟げんかについてどう思いますか?

 

今日は、自分のもっている思い込みについて考えたことをまとめます。

 

 

思い込み。

観念。

価値観。

 

自分の中には色んな考え方があります。

 

そして、

それらに共通していることは、

「みんなそれぞれ違う」

という事ですよね(^-^)

 

 

育った環境や、経験によって、

自分のなかの当たり前がさだまってきます。

 

だからみんな違うのは当たり前。

 

ある人から見れば、

「いいこと」でも、

ある人から見れば、

「わるいこと」

という事はよくあります。

 

出来事に対してどう解釈するのかは、

本当に人それぞれです。

 

 

だから、

学んだり、経験を増やしたりして、

自分の中の思い込みの枠を広げていくんですよね(^-^)

 

そうすると、

許容範囲が広がっていくので、

とっても生きやすくなります。

 

 

ということは、

生きづらい

というのは、

自分の中で、たくさんの制限や思い込みがあるからという事も言えますよね(^^;) 

(私も以前はそうでした(^^;)今もややそういう所はあります(笑))

 

 

こうあるべき

この方がよい

 

そんな思いこみがたくさんあればあるほど、

少しでも、そこから外れると、

「そうじゃない!」

という気持ちが出てきて、

不幸な気持ちになったりするんですよね(;´・ω・)

 

知らぬ間に自分の中でたくさんの基準を作ってしまっていて、

それらを出来事に当てはめてしまってるんです。

 

 

物事は表と裏。

振り子のように、0ポイントを起点にして、

右にゆれたり、左にゆれたり、

偏りが出るわけです。

 

全ては真ん中にあるのか、

どちらかに偏っているのか。

 

意見も、

中立もあれば、

真ん中から少しでもどっちかに偏ると、

「こっち派」や「あっち派」になるわけです。

 

 

いつも、どんな時でも、

偏っている自分に気づき、

「その正反対」を見る事ができる自分でいたいなと思います(^^;)

 

 

強い意見というのは、

偏りでいうと、

物凄く偏っていることになります。

 

そうじゃなければ、

強い意見にはなりません。

 

 

でも、

振り子で考えると、

一番端っこまでふってしまえば、

実は、後はもう振り子は反対側に向かって、

揺れ始めているという事なんですよね。

 

 

これって、

面白いですよね~。

  

まぁ実際はそんな簡単に言い切れないこともありますが、

物事は本当に、

どっちにも見ることができる

という事です。

 

 

だから、

どっちが正しい

という前に、

「なぜ自分はそう思うのか?」

「そう思うまでに自分にはどんな経験があったのか?そこから何を学習し、そういう価値観を築き上げたのか?」

と思う事が大切なんですよね。

 

 

だって、

普段「人を殺める事は犯罪だ」といっているのに、

戦地にいる人からすると、

その人は英雄になれたりするわけです。

 

 

これって、

すんごく変ですよね。

 

同じことなのに。

 

出来事は同じ。

でも、解釈が違うだけ。

 

 

で、

こんなタイミングで、

冒頭の質問に戻ります(笑)

 

 

「兄弟げんかについてどうおもうのか?」

 

兄弟げんかは悪いことですか?

 

 

これは、

ある人からしたら、

「兄弟げんかは悪いこと、すぐ仲直りするべき」

だったり、

 

またある人からしたら、

「兄弟げんかは世間に出る前の理不尽を経験できる貴重な体験」

だったりします。

 

ちなみに私は、

息子たちの兄弟げんかが起こると、

ほっとく時もありますが、

心のどこかでは、

乱暴な言葉や時には手を出し合う子供たちに、

嫌な気持ちになっています。

 

 

ほっとく時もあるといいましたが、

これは、

「ほっとくことも大切だ」と考えて、

ほっとくように努力しているニュアンスに近いです。

 

つまり。

 

私は、

心の奥では、

「ほっとく」ではない価値観、当たり前の思い込みを持っているという事になります。

 

だって、

心の奥が反応するという事は、

確実に自分の「価値観」に何かが触れているからです。

 

「当たりまえ」のことが目の前で起こっていたら、

心は反応しません。

 

だって、

当たり前だから。

 

 

当たり前のことは自分と同化しているので、

気がつきません。 

 

何にも気になりません。

 

 

でも、

良くも悪くも反応しているしているという事は、

そんな時はチャーンスです!(笑)

 

自分の「当たり前」「価値観」に気づけるんですから(^O^)

 

 

私の場合、

「兄弟は仲良くしたほうがいい」

「言葉は丁寧なほうがいい」

「相手を傷つける事をいってはいけない」

「暴力はだめ」

といった価値観があるんです。

(まぁ少なからず、程度の違いはあれ、他の人もこういった価値観を持っている方はおおいですよね)

 

特に言葉に関しては、

強く思っているところがあります。

 

だからこそ、

子供たちの言葉遣いにも、

結構な頻度で反応してしまっているんですよね(^^;)

 

一方で、

本を読んだり、学んだりして、

自分の思いこみの枠は少しづつ広がってきてはいます。 

 

だから、

ほっとくようにしたり、

自分の関わり方を考えてみたり、

そういう事を実践しています。

 

でも、

心の奥ではまだ、

腑に落ちていない自分がいるから、

毎回心が反応してしまっているんです(^^;)

 

 

つまり、

「兄弟げんか」には何も問題はなくて、

改善すべきは私の「価値観」の書き換えです(^^;)

 

 

もちろん、

ぼこぼこに殴り合って、

病院にいかなあかんくらいの喧嘩は考え物ですよ(笑)

 

程度の差はありますが、

基本的には、

よくある日常的な兄弟げんかは、

悪いことではありません。

 

 

後は、

自分の思いこみの中に、

「自分が何とかしなきゃ」

「私が頑張らなきゃ」

「何かあったらすぐに解決しないといけない」

というのもあります。

 

これも、

実は結構、いらぬ思いこみやったりします(^^;)

(わかっていてもなかなかやめられないw) 

 

これは、

自分の思考グセです。 

 

そして、

相手の問題を横取りして勝手に自分事のように悩んでしまっている

ということも見えてきます(^^;)

(課題の分離ができていません(^^;))

 

これは、

問題が起きると、すべて自分のせいだと思ってしまいがちな自分考え方も隠れています。

(なんでもかんでも自分のせいだと思ってしまう人、私以外にもいるはず(^^;))

 

心が反応している時は、

こういった思考グセにも気づけるチャンスです。

 

なので、

こういう時、

なぜ、こういう風に思うようになったのだろう?と、

自分を掘り下げていくのが根本的治療につながります。

(お医者さんみたい(笑)) 

 

 

いや、でも、

本当に、

自分の感じ方の部分が全ての感情を作っているので、

そこで問題が発生しているのであれば、

そこを見ていかないと、

一生苦しむ事になります(^^;)

 

 

子育てで悩む自分も、

結構、この自分の思いこみが関係しています(^^;)

(ほとんどそうかも)

 

だからこそ、

一見、自分が問題だ!と思って、

心がざわついているときに、

その出来事を何とかしないと!と思うのではなくて、

自分の心の中を掘り下げていくようにしてみて下さい(^-^)

 

 

そこが変わると、

問題が問題じゃなくなる事は大いにあります。

 

 

 

「チョキママさんよ、そうは言うけど、理屈はわかるがそれが難しいから悩んでるんじゃい」

と思っているそこのあなた!(笑)

 

 

そうですよね(笑)

そんな簡単にいく時もあればいかない時だってあります(^^;)

 

だって、

「心」が関係していますから。

 

心は玉ねぎの皮のように何層にも重なっていて、

本質的なところにたどり着くまでに時間がかかる場合もあります。

 

一枚めくって、

解決した気持ちになっていても、

しばらくしたら、

また心がざわつく時だってあります。

 

それは、

本当は、心の皮を100枚くらいめくって、

向き合わなければいけない問題があるから、かもしれません。

 

 

本当に心は、そんな簡単に、

すぐに皮をめくっていけるものではありません。

 

優しく、丁寧に、

時には一人ではなくて、

信頼できる人に手伝ってもらって、

やっと一枚めくれる人だっています。

 

本当に、心は複雑です。

 

自分で何層にも、

皮を作って、

心の奥を見えないように、

わからないようにしてしまっている場合もありますからね。

 

だから、

解決したと思っていても、

また同じ問題で悩むことだってあるんです。

 

そして、

それが当たり前なんです。 

 

だから焦らなくて大丈夫です(^-^)

 

 

とにかく自分の思い込み、思考グセに気が付いたら、

やることの一つとして、

「本当にそうなのか?」

と自分に問うてみる事です。

 

他にも、

「真反対から考えてみたらどうなる?」

と、角度を変えて考えてみてもいいと思います。

 

思いついたことを紙に書き出し、

客観的に見る。

 

そうしていると、

冷静に考える事が出来て、

凝り固まった見方を変える事ができます。

 

「言葉遣いに敏感になるのは、昔から自分が言葉によって傷つきやすいからだ。私は感受性が強いんだった。でも子供たちが同じように感受性が強くて、傷ついているかはわからないじゃないか。本当に傷ついて悲しんでいる様子があれば、その時にじっくり話を聞いてあげればいいんだ」

 

そういう風に考えることができます。 

 

 

ほかにも、

色んな方向で考える事が出来ます。

 

 

自分と向き合って、

自分の心を掘り下げていけば、

根本的な所での価値観の上書きができます。

 

そうすると、

「こうあるべきだ」

とおもっていたことが、

そうじゃなくなり、

結果、

問題だと思っていた兄弟げんかが気にならなくなったりするんですよね。

  

 

根本的な所を見つめる。

 

そして、そこの部分が本当にそうなのか?

その思い込みも違う考え方ができないのか?と自問自答を繰り返し、検証してみる。

 

一見時間がかかりそうでも、

これが結局は一番の近道です。

 

本当に、

自分の中の当たり前って、

なかなか気づけないからこそ大変です(^^;)

 

自分の心が反応した時。

 

とにかく、

そんな時はすべてチャンスです(^-^)

 

 

私も、心が動いた時、反応した時、

「今なぜ私はそう感じている?」

と自分に問うことが多くなりました(^-^)

 

 

心が動く=チャンス

 

 

これからも、

チャンスを大切にしていこうとおもいます(^-^)

 

 

最後までお付き合いいただき本当にありがとうございました(^-^)

 

あなたの『今日』という日が最幸な1日になりますように!(^O^)

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