勝つことはえらいことだ
これは
将棋界の実力制第二代名人・塚田正夫の名言。
この言葉、
大学時代に初めて見たときは
単なるしゃれだと思っておりました。
塚田正夫って面白い人だったんだなぁと。
ところが
社会に出て、営業になり、幾十年・・・
今、改めて見ると
もしかしたら
とてつもなく深く、重い言葉なんじゃないか
と思うようになりました。
どんなことでも、
「結果を出す」というのは、
大変なことです。
特にそれが
「0から1」を生み出したケースの場合は猶更です。
余人に知る由のない、
とてつもない思いとエネルギーが込められた結果だ
と思ってよいと思います。
周囲は結果だけを見て
「こう進めたら、もっと良かったのに」とか
「もう少しこうなっていたら、更に良かったのにね」なんて
平気で言いますよね。
でも、
当の本人は、
そういう外野の声にいちいち反応したくない。
その裏にある苦労も語りたくない。
自分の価値が落ちるだけだから。
・
・
・
勝つことはえらいことだ。
これは、
結果を出した者が
思いの全てを
一つに集約して発した言葉なのだと思います。
いわば、
気持ちの波動砲みたいな強烈な言葉。
そして
結果を出した者だけが言える美しい言葉。
こういう言葉を言えるようになりたい。
そう思う今日この頃です。
※よろしければ、こちらもご覧ください。
広告代理店はイヌと同じだ
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?