便秘に悩むあなたへ。今すぐ見直してほしい生活習慣
こんにちは!腸の学校®代表/管理栄養士の加勢田千尋です。
みなさんは腸活が成功しない理由について考えたことはあるでしょうか?
実は、日常で起こりやすい便秘には大きく3つのタイプがあります。
腸活で結果がでないのは、自分の便秘タイプに合わない腸活をしているのが原因かもしれません。
今日は、日常で起こりやすい便秘のタイプとタイプ別一言アドバイス、そして便秘解消したい!という人に見直してほしい生活習慣についてお話していきます。
1.日常で起こりやすい3つの便秘タイプ
では早速、日常で起こりやすい3つの便秘タイプについて説明します。
①腸の動きが悪いタイプ
これらに当てはまる方は「腸の動きが悪い便秘」の可能性があります。
便秘解消のためにと、ゴボウやレンコンなど食物繊維の多い食べ物をたくさん摂ってしまうと、腸が詰まりやすくなってしまうので注意が必要です。
②我慢することが多いタイプ
そんな方は「我慢タイプの便秘」といえるでしょう。
便意を保てるのは10分程度と言われます。
それ以上の時間を我慢していないか確認してみてください。
③ストレスを感じやすいタイプ
この場合は「ストレスタイプの便秘」と考えられます。
お腹が不調になったときの共通点(どんな食べ物や飲み物をとったのか)を見つけることが大切です。
ここで重要なのは、多くの方がこの3つのタイプの「混合型」ということです。
「どのタイプの特性が強いのか」「自分にあう腸活は何か」などを総合的に判断して腸活を進めていくことが重要です。
2.便秘解消できない人が見直すべき生活習慣5つ
なかなか便秘解消できない!という人に、見直してほしい生活習慣を5つお伝えします。
①睡眠時間が6時間以下
便は寝ている間に作られます。
睡眠時間が短いと、その分便を作る時間が減ることにもなり、結果的に便秘に繋がってしまいます。
7時間程度の睡眠をとれるように調整してみてください。
②座りっぱなしでの仕事や作業
座りっぱなしの姿勢は腸を圧迫している状態です。
1時間に1回程度は立ち上がり、体のこわばりをほぐしましょう。
③午前中、家から出ない
朝、日光を浴びたり、散歩をすることで体内時計が整い、腸も正常に動くようになります。
午前中を室内ばかりで過ごすのはもったいない!
午前中に10~20分程度、外で歩く習慣がつけられるとよいですね。
④休日は午後まで寝ている
腸が便を外に送り出す動き(ぜん動)は、朝の時間帯に活発になりやすいことがわかっています。
とりわけ、朝食を食べることは、腸を刺激し、大ぜん動を起こしやすくします。
休日だからといって朝食を抜いたり、お昼まで寝ることはおすすめできません。
⑤ストレスが多い
ストレスを感じることにより、自律神経が乱れ、腸の動きは不規則になってしまいます。
アルコールやコーヒー(カフェイン)などを避けたり、マッサージや瞑想などリラックスできる時間をつくることがおすすめです。
3.まとめ
便秘解消のためには、自分の腸の状態をきちんと把握し、ちょっとだけ生活習慣を見直してみて
「なかなか便秘解消できない」という方は、自分の腸の状態をきちんと把握できていない方が多いです。
そして食事だけで解決しようとして行き詰ってしまう方も。
食事だけでなく生活習慣を少しずつ見直していくことが、結果として便秘解消の近道になりますよ。
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