愛しのパンチェッタで深い味の煮物できました
夫は料理上手で、イタリアンを作るのも食べるのも、大好き。
私の家に初めて来たときもアメリケーヌソース(エビの殻を炒めるオレンジ色の濃厚なソース)のパスタを作ってくれて、それで私の胃袋を釣ったと思っているんです。
まあ、否定はしませんが。
だから普段もよく作ってくれるのですが、時どき
「パンチェッタあるといいよな~」とつぶやくことがあり、
「カルボナーラもこれで作ると本場の味になるらしい」とのこと。
パンチェッタとは塩漬けの豚肉のことで「生ベーコン」ともいわれます。
でも調べてみたらお高くて、断念したことがあります。
パンチェッタの作り方
そうしたら料理家のいこまゆきこさんが、すてきな記事を書いてくれました!
え~~~!
仕込み5分で作れるの?
次の日に固まり肉を見つけた私は、早速購入。
もう作るしか、ないでしょ! わくわく。
500gの豚バラ肉に、重さの5%の塩と、スパイスをすり込みます。
基本の正しい作り方は、いこまさんのレシピをご覧くださいね。
私はコショウ以外に山椒、ナツメグ、オールスパイス(という名のシングルスパイスがあります。便利)を使いました。
これだけスパイスを使っても、和風のお惣菜にも合いましたよ。ちょっと奥の深い複雑な風味になって、しかも長く持ちそうな感じで。
私はずぼらに、バットに置いたまま冷蔵庫の一番上の段に置きました(本当は網の上に置いてくださいとのこと)。
でも一番に上だったせいでしょうか、一滴の血も肉汁も出なかったんです。
じゃがいも🥔とニンニクとソテーしたら
1週間後、いい感じの乾燥具合です。少し大きめにカットして
生にんにくとジャガイモ(きたあかり)とソテーすることにしました。
まずパンチェッタを焼いてその脂でにんにくを、次にジャガイモをソテー。
バルコニーのローズマリーを入れます。少しワインを入れたらいいのですが、料理用ワインを切らしていたので、日本酒と少しの水。水は入れなくてもよかったです。
ふたを閉めて、じっくり焼いたらできあがり。
ほっくりしたジャガイモに、パンチェッタの奥の深いうまみがしみていて、おいしい! ベーコンとは味の厚みが違います。
夫にも息子にも大好評。
「しっかりしていて、噛むほどうまみが出てくる」
焼き大根と煮ものに🥘
その二日後、今度は和風に大根と煮てみました。もったいなくなって、気持ち薄く切っています。
同じようにパンチェッタを油を敷かずに焼いて、輪切りの大根を入れました。1.5㎝厚さくらい。パンチェッタの脂で焼き色を付けます。
日本酒を入れて、そのあと水を入れ、じっくり煮ていきます。
味付けは最後に薄口しょうゆを少しで充分でした。
これも大根にパンチェッタのうまみがしみこんでいます。
どれくらい柔らかくするかは、お好みで。
汁気たっぷりにしても、おいしそうです。
パンチェッタは煮てもしっかりした歯ごたえがあり、ギュッとかむとジュワッと豚肉の味が染み出てきます。
スパイスは凝縮した味わいを深めてくれていました。大根やおしょうゆとケンカしません。
焼き色を付けた大根から、パンチェッタの味がじわ~っと出てきます。
おいし~いです。
「うん、これもいいねえ」と夫も息子もグーサイン👍
大根の皮は、細く切って葉っぱと炒めてきんぴらにしました。
この日は、いわしの梅煮も作りました。ヘルシーです。プラス糠漬け。
なす🍆とトマト🍅のパスタにも
最後にちょびっと残ったパンチェッタは、今日のランチのパスタに。
こんなちょっとだったので、ベーコンを足しました。
ナスや生のトマトなどをたっぷり加えて。残り物のパプリカをトッピング。
いただくと、ベーコンとは全然違います。少しなのにどっしりした重量感があって、味を主張します。2~3倍くらいの量のベーコンに対して、存在感で勝っていました。
パスタには確かにぴったりです!
あっという間に使い切ってしまいましたが、どの料理も大好評でした。
あ、パスタはほとんど夫が作ってくれました。
すばらしいです、パンチェッタ✨✨
かんたんで、奥の深い味。応用自在。
しかも保存がききます。
うちはあっという間に食べきっちゃいましたが、2週間くらいもちそうです。冷凍も効くそうです。
パンチェッタ💗(人の名前みたいですよね。ジュリエッタ、とか)
もう君を離さないよ、という気分です。
絶対にまた作ります。
次は俺が作る、と夫が作る気満々。ふふふ
いこまさん、本当にありがとうございました✨✨
楽しくておいしい味、いただきました。
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