世界はモノクロでなくカラフルであって欲しい
最近変わってきたこと。
光と闇が気になり始めたこと。
これはTwitterとnoteで偶然知り合った写真好きなフォロワーさんとnoterとセミナーでの講師の方の影響かもしれない。
そして現実の社会も光と闇が存在する。
カラフル
昔、『カラフル』というアニメ映画があったが、
彩が鮮やかなものが好きだったり、実際の社会も実は彩鮮やかだ。
昨日ヨーロッパの街の景色がふと映ってそれを見ても、
「ああ、実は意図しなくても鮮やかなのだな」
と思った。
しかし、テレビに映った「マリオポリ」の景色は違った。
爆撃を受けたビル、街、その色合いは「モノクロ」であり、ラジオで話を聞いた現地住民の方の話は、淡々と語ってらっしゃったが、それでも、いやだからこそ、胸に響いた。泣きそうになった。
本来であれば街の景色は「カラフル」だ。コロナ禍であるが、人の姿は様々だ。
しかし、戦闘が行われているマリオポリの街は、「モノクロ」。それはあたかも映画やドラマのセットのようだ。しかしフィクションの世界で無く、間違いなく現実。悪夢。
言葉はカラフル
それぞれの日常は彩にあふれている。
それを綴ろうと思った途端(実際これを書こう!と決めてたけど)自分の心が「モノクロ」になり、どうしようもなく今は「無」の心境で、貝のように口を閉じるしかない。
偶に母に会うと、久々でつい私もどっかではしゃいでいるのか、
「あんたは脂取り紙に火がついたみたいに話すけど、最近どうしたの。ちょっとうるさいわよ。悪いけど私に感動を強要しないで。あんた少しは黙りなさいよ」って言われることが多い。私としたら、実は母を喜ばせようと亡き父の会社が発行しているカレンダーをメルカリで落札したものが届いたので、母にプレゼントした、その感想を聞きたかったし、そのカレンダーの写真は流石素晴らしかったけど、「今月はチューリップだったわね」の一言で終わって心からプレゼントした私が馬鹿みたいだ。折角素晴らしい写真への感動を聞けると思ったら、誰しもその感動を共有できない。あまつさえ煩いと言われ(旦那が医院に送ってくれたその車内での会話)
黙れ
そして意気消沈して黙ったら、
今度は母は姉が新型コロナワクチン3回目の副反応で大変だと語り始め、相槌を打たなかったら(だって直前に黙れって言ったので黙った)
「お姉ちゃんの大変な話してるのに、あんたは何も返答なくて何故だ」とさっき口にした「黙れ」と矛盾する事を口にして、私に同意の言葉を強要したのだ。
本当にあの時も涙が出そうだったし、反論しかけたし、副反応は私も微熱でも出たし、息子も大変だったよ、って何度も言っていたのに、耳に残ってない、記憶に残ってない。
今自分の目の前で起こった目の前の光景のみで語る。
私は一体どうしたらいいのだろうか。
母が車から降りた時も旦那から「最近いつもあなたとお母さんそうだね」と言われるが
それは私の性なのか?私が悪いのか?
私は確かに興奮するとその傾向があるし、人に感動の言葉を期待するのはお門違い。
そんなつもりは更々ないし、ただ純粋に「カレンダー観たけど、○○で××だ」それだけが聞きたいから、プレゼントしたのに。。。。。
「伝え方」が悪いから、「伝わらない」のか。
はたまた想像力のお互いの欠如か。
いろいろ相まって私の心はモノクロな気分だ。
本来人は孤独で誰かに頼って生きていても、一人だ。
ウクライナ市民は決して自分たちから抵抗の旗を下げることはない。
マリウポリからの現地の人の声は淡々としていて、モノクロ写真のようだった。でも今の現状はそう真実を語るしかないのだ。
だからこそ、私たちはウクライナに住まう方々の悲痛な声にならない声を感じ取り、その光景を見ればわかるはずだ。逃げ惑う人々の悲鳴が聞こえるはずだ。そんなの状況を語らなくても、心で感じるだけでいい。
時に語らなくても伝わる思いがある。
写真も、映像もその点本当に素晴らしい。
淡々と真実を映すドキュメンタリーは素晴らしい。映像の力は偉大だ。またそこから大衆が受ける影響は測りしれない。
だからこそ、ウクライナ戦争は一刻も早く止めなければならないし、声なき声をただ感じるだけでいい。それ以上の現状の分析はいらない。
悪いのは初めから一貫して、プーチンであり、それを支持という形で後押ししているロシア国民だ。それがプロパガンダだとしても、真実を見抜いていて抵抗した市民を捕まえて投獄?してるのはロシアだ。恐ろしい。
日本はでもどうだろうか?それだけ平和な国なのだろうか?言論統制なんて太平洋戦争の戦前戦中みたいなことは起こってないのだろうか?
よく胸に聴いてみて欲しいのだ。
平和が一番。ウクライナ侵略反対。一刻も早い停戦を。
外交努力を。ロシアも内部からの革命を。
そして私たちは自国の政治に関心をもって、政治もメディアが本当に真実を伝えているのかを監視して、信頼できる関係を築いて欲しい。
そう願ってやまないのである。
声なき声を拾う。声を上げる。
本当の多様性が進んだ世界でみんなが前向きな情報共有をしたい。
そう願ってやまないのである。
人は感情の持った生き物。
でもそれを乗り越えて、恥も外聞もなく、自分の信念を貫きたい。
これも冒頭の年下で、名前も知らないで立場を越えて出逢った彼が教えてくれた学び。(著作もあるけど、ここでは割愛しますね)
だから、今こそ「国語」を大切にしたいのである。
言葉を大切に。
唇に歌を忘れずにね。
(野田秀樹の言葉遊びみたいな芝居も大好きだ!!!)
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※2022/9/5 大幅に削除しました。
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