美術と美食と、神と仏をめぐる京都旅
「奥の枝道」シリーズの第5弾が、やっとまとまりました!
のんびり楽しみながら書いていたら、すでに11月に入ってしまいました。
今年の目標である5冊の出版など、まったく無理な話でした。
たった2冊しか出せませんでした。
のんびりするのにも程度があります。
いくら何でも来年こそは、もう少しピッチを上げて書き進めて参りたいと思います。
いつもお読みいただいている方々、
誠にありがとうございます!
早速ですが、今回は感謝を込めて、
初の無料キャンペーンを実施いたします!
期間:本日11月11日(金)17:00~14日(月)16:59
この機会にぜひご利用下さい。
難しい歴史書ではありません
前回の「幕末編」に続いての京都編の第2弾です。
今回は、京都における神社仏閣の特集編となり、どうしても宗教のお話が多くなりました。
私自身は決して信心深くはないのですが、日本史をたどる上ではどうしても避けては通れない宗教というものを掘り下げるものとなりました。
ことに京都という地は、千年の都として機能してきたため、様々な歴史の渦に巻き込まれながらも、同時に全国から優秀な僧侶が集まって修行を重ねた土地でもあります。
何気なく訪れた寺や神社に、その所以や僧侶たちの足跡を知る旅となりました。
そう。何気なく訪れたらこうだった!
というパターンが非常に多く、しかも素人のおばちゃんたちによる珍道中です。
ですから、よくご存じの方にはもの足りない内容かも知れません。
歴史にとても詳しい方は、もっと高度な本をお買い求め下さい。
いつものnote記事を、さらに詳しくした内容だというイメージで手に取り、街歩きや旅行のガイドブックにちょっと歴史要素が多いという程度で読み進めていただけます。
すでに訪れたという方にも、「ああ!あそこはそういう事だったのか??」
と、新たな発見があればいいなと願っております。
「街道をゆく」と「奥の細道」
最初に言っておきますが、大変おこがましいのは重々承知しておりますが、本書を書くにあたり全巻を通してお手本としているものがあります。
それは司馬遼太郎の「街道をゆく」と、
松尾芭蕉の「奥の細道」です。
初巻に記載させていただきましたが、タイトル中の「奥の枝道」は「奥の細道」をモジったもです。
毎巻、掲載させていただいている芭蕉の俳句は「奥の細道」だけに限らず、その内容に沿ったものを全句集の中から選ばせていただいています。
この2作品のように訪ねた土地での空気に触れ、当地での歴史に自分なりの感慨を記し、それに加えて同行者たちの個性にも触れることで、読み手の方々にもリアルな旅を体感していただきたいのです。
現代を生きる私が、その時々に感じたものをお裾分けする感覚です。
「街道をゆく」を読まれて、松尾芭蕉の俳句を御存知の方々には、反感を買うかもしれません。
もちろん、とてもじゃないですが偉人であるお二方の足元にも及びません。しかし、私なりの思いを馳せたものなので、現代版の紀行話として寛容な気持ちで捉えていただけたら幸いです。
また織田信長を語ってしまった!
いつもお読みいただいている方は御存知でしょうが、また今回も織田信長を語ってしまいました。
結局、毎回登場しているかもしれません。
でも今回は仕方がありません。
だって比叡山延暦寺を訪れていますので、どうしても信長はセットで語らないといけません。
気付けば、今回の紀行話は、前編通して延暦寺と関係がある内容となっていました。
グルメと絵画鑑賞と寺社巡り
いつもの事ながら個性豊かなメンバーたちをイジッたり、
また歴史上の人物に対しても思うところを書いてしまったり、
時々は毒舌が散りばめられている事を、ご容赦下さい。
前もって謝罪させていただきます。
今回は、思わぬ形で「絵画鑑賞」となったり、メインが「グルメ」だったり、いつもとちょっと趣向は違うかもしれません。
しかし、歴史も語り過ぎるぐらい語り倒しています。
書きたい事があり過ぎて、思いつくままに書き過ぎたほどでした。
気付いてみると、文字数がとんでもないものになっていたので、書き過ぎたところは急遽次回に回す事にしたぐらいです。
全巻通して(初巻は除く)、だいたい同じ文字数で揃えたいためなのです。
ですから京都編の第3弾は「紅葉編」とするつもりでしたが、とても間に合わないどころか、内容的に他のものとの内容ボリュームにも差が出るため、「京都・寺社仏閣編(下)」とさせていただくつもりです。
この京都寺社仏閣編(上)の目次だけ以下に添付いたしますので、ご興味のある方は是非ともDLよろしくお願いします。
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※トップ画像は「建仁寺」内にあるデジタル複製画(撮影OK)を自身で撮影したものです。
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