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若林 薫/絵画講師
2024年1月24日 07:15
2023年11月14日 06:37
第1回 Amasアート展開催のおしらせ芸術の秋となりました。国立新美術館では11月26日まで「日展」が開催されています。ここ神奈川県平塚市では 新しいギャラリーで新たな公募展が開催される運びとなりました。美容と芸術を融合させた湘南のアートシーンが活気づく場所でありたいと願うGallery Amasと美術活動を通じ地域の文化振興と発展向上を願い広く交流と親睦を深めたいと願う画材&ギ
2023年9月15日 05:50
こんこんと絶える事なく湧き続ける泉があります。静かに静かにゆっくりと揺れながら長い年月を掛けて地中から湧き出てきます。清く澄んだ水は見る人の心をひきつけます。泉の回りの草木を映すばかりか はるか彼方の宇宙をも映し取り悠久の時を刻んでいます。きれいなこの泉には小魚も住みついていて雄大な空に遊ぶ未来の子供達の様です。作者も何人かのお孫さんが居ます。その子達への思いも重ねてこの絵を
2023年9月3日 06:26
大画面に挑戦する時は 誰もがワクワクドキドキすると思います。この高揚感が創作の原動力になっているのかも知れません。作者は マリンスポーツが好きで自宅からすぐの湘南の海へ出かけてサーフィンをしたり仕事柄 水難救助で出動したりと 海との関りを日常的に持っています。作者が 海へ行くたびに強く思う事は 最近 特に海水の汚れや砂浜の浸蝕それに漂着物など海洋汚染が進んでいると言う現実。自
2023年7月20日 06:11
NHK朝の連続ドラマ「らんまん」が放送される様になって作者は是非本物を見たいと 高知県の植物園に足を運びました。植物園から帰って来たら その様子を絵にするつもりで出掛けられました。 植物と対面した作者は 植物が持つ強いエネルギーをあらためて認識することになりました。何億年も生き続けるシダの生命力に圧倒されたようです。岩場に生えたシダの長く伸びた根はどこまでも長く力強く大地の養分を
2023年7月3日 11:02
水彩画やアクリル画で使用されるスポンジは地中海産の天然海綿が使われています。細目・中目・荒目の三種類があります。筆では表現しにくいグラデーションなどには最適な画材です。生徒作品1 掴み取ろうとして掴めない物 あるいは不確かな物を朦朧と した形で表現しています。生徒作品2 月に掛かる群雲を曖昧な形で表しています。生徒作品3・4 遠景の白雲や作品4の夕焼け雲も同様で輪郭
2023年6月29日 10:03
その昔太陽が西の空に沈んでもこの街は眠らずにいました家々には暖かな明りが灯り新しい家電製品に囲まれて便利さを謳歌し人々の暮らしは潤っていきました。 街は次第に大きくなりそれを維持する為に工場は更に巨大化する事になりました。遠浅の海を埋め立てて工場地帯を造りました。遠方から人々がたくさん集まって大きな町がいくつも出来ました。いろんな国の言葉が飛びかい異邦人達のコミュニテ
2023年5月19日 10:39
スタンピング技法とは日本語では型押しと言われる技法です。身近には様々な形をした物が有ります。金属で出来た物、木材で出来た物、樹脂類で出来たり、紙で出来ている物等たくさんの形が存在します。それらの中には植物や動物又は人物の形の一部に見える物もあります。その形を見つけ出す事で無機的な物から有機的な物が生まれて来るかも知れません。それを探し出す作業が、この技法の面白い所です。かと言っ
2023年5月11日 06:48
大きな交差点の歩道に描かれた地上絵です。 実は水道工事の為に埋設する配管やバルブの位置を示す図面が描かれています。ナスカの地上絵を思わせる形をしていて黒い部分は人物か動物の姿にも見えます。その体の中の白線が体を支える骨の様に思えてとても不思議なアートになっています。 「路面アート」と題したこの作品はドライブラシの技法を使って小石まじりの砂利道感を演出しています。 まず 乾
2023年5月7日 06:21
2023年5月3日 07:16
S15号のパネルを4枚組み合わせS60号の大画面に仕上げています。 最初に4枚のパネル毎にブルー系3色を使い「にじみ」の作業をしています。乾燥後にグラフィックペンと定規で各パネルに5㎜方眼を描いています。その小さな5㎜桝の中を更に分解し三角形や四角形を連続させ図柄を構成して自分の思いを表現しています。 気の遠くなる様な作業ですが作者本人は作品に没頭して心地良さそうです。
2023年4月25日 06:30
今回は、モザイクタイル画技法のご紹介です。この技法は元来建物の壁や床に陶板やその破片を貼り付けたりあるいは貴石をはめ込んだりして室内外を飾る事に用いられました。遠くはイタリアのポンペイで盛んに行われ約2000年の歴史が有ります。このモザイクタイルを模して絵画で表現しています。大・中・小の平筆とアクリル絵の具を用いて行います。ワトソンボードに地塗りし平筆の大きい順にタイルを
2023年4月21日 07:18
岬のはずれのその又むこうに白い燈台が建っています。景色は最高だけど 風当たりは最悪です。厳しい環境の中にひとり立ち塩害で肌はザラザラその上日焼けもきついけどそれでも沖を航行する船の安全を守る為に日夜立ち続けています・・・ たまに休んで海水浴をしたり岬に寝ころんで海鳥とたわむれたり夜には電気を消して満天の星との語らいも想像したりしていますが叶わぬ夢だと思っています・・
2023年4月17日 06:35
公園の中央に立つイチョウの大木その根元に敷き詰められたイチョウの葉愛犬と一緒に散策した折に出合った風景だと思います。 20センチ四方の小さな画面いっぱいに黄緑色の葉が積み重なり やがて訪れる中秋や晩秋更に その先に来る木枯らしの冬を連想させてくれます。 作者はいつも対象物をじっくりと観察しそれを自己の内面にしっかりと取り込み抽象化された型と自分自身の持つ色味を画面に表出