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没頭して作品を描く心地よさ

生徒さんが作品に取りかかる前に何を描くのかを
話し合う時間を設けています。
・こんなに素敵な風景を、こんなにかわいいペットを絵にしたい。
・こんなに哀しかった思いを、絵に残しておきたい。
・こんなに嬉しい事を、みんなに伝える為に絵にしたい。
それぞれの想いや感動や想像があって、モチーフは決まって来ます。
そんな想いのこもった生徒さんの作品を、
ご紹介していきたいと思います。           若林 薫


水中散歩  S60号(130.3×130.3)㎜  ミクストメディア  KOさん


S15号のパネルを4枚組み合わせ
S60号の大画面に仕上げています。
 
最初に4枚のパネル毎にブルー系3色を使い
「にじみ」の作業をしています。
乾燥後にグラフィックペンと定規で
各パネルに5㎜方眼を描いています。
その小さな5㎜桝の中を更に分解し
三角形や四角形を連続させ図柄を構成して
自分の思いを表現しています。
 
気の遠くなる様な作業ですが
作者本人は作品に没頭して心地良さそうです。

S60号  部分拡大

作者は普段からA4の5㎜方眼紙に
パターンのアイディアを何十ページもファイルしていて
作品に応じてそれらを引き出し利用しています。
今回の作品にもファイルが大活躍しています。
 
テーマは「水中散歩」とし海中をイメージするブルーで彩色し
その中に色とりどりの魚達を配しています。
作者本人もきっとその中で魚にまぎれ一緒に散歩しているのでしょう。
楽しい雰囲気が緻密な作業をやわらげてくれます。
                     絵画講師 若林 薫 評


 

第90回記念県展出品 (会員奨励賞受賞)   おめでとうございます。


     2023年 第90回記念県展
   会期 2023年5月3日(水)~5月8日(月)
      10:00am~6:00pm(1:00終了)
   会場 横浜市民ギャラリー(桜木町駅

      





たくさんのスキをありがとうございました。


きしゃこく先生ご紹介頂きありがとうございました。






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