わくわく野鳥博レポート5(閲覧注意、丸鶏解体の写真有り)
バード先生のおもしろミニ講座の続きです。
お披露目した丸鶏解体写真を一番最後に載せますので、苦手な方はスクロールしないようにしてください。
「胸骨を離して行きたいと思いますけど」
「烏口(うこう)骨という骨がついています」
「肩甲骨が続いています、鳥にもついています」
「肩甲骨が出てきます」
「肩甲骨の下を切ってあげる」
「胸骨を剥がすと、胸骨、烏口骨、後ろの肩甲骨が支える」
「体全体が籠状になっていて、内臓が入っている」
「ここの部分は胸骨の先端になっている」
「若いときは軟骨でできている」
バード先生は骨の見本から胸骨を持ってきました。
確かに、やげんなんこつという名前で見たことがある骨でした。
「やげんなんこつを食べられるのは若鳥だけ」
「白っぽくなっているのは軟骨」
「売っているのは全部若鳥の肉、みんな若鳥」
バード先生が丸鶏を持ち上げると、首がだらんと垂れ下がりました。
「首のところの筋肉」
「長いのは引っ張ったからでは無く、羽毛で見えないだけ」
「哺乳類の頚骨は7個」
「鳥は多い、15個くらい」
「スズメが12個、ハクチョウは25個くらいある」
「後ろ向いたり、首を背中に入れたりできるのは関節がたくさんあるからだと思ってください」
「首は重要」
「よくしまって美味しい筋肉になっている」
「とさかが白い、普通は赤いけどあれは血液の色」
「血液が抜けて真っ白になります」
「こうやってむくと、耳の穴がわかります」
鳥の目のとなりに耳の穴が空いていました。
「頭、高温で揚げて食べると美味しいのでおすすめです」
「最後はガラ」
「こういう形をしています」
バード先生は体操するみたいに背中を後ろに曲げて
「人間は柔軟に動かせますけど、鳥の背骨はほとんど動かない」
「こうして1つの骨に固まっちゃっている」
「なんでか」
「空を飛ぶのに関節がすくなくなっている」
「関節が少ないと筋肉が少なくなっている」
「翼は肩に付いている」
「羽根は、体を硬くすることによって水平に保ちやすくなっている」
「体が硬くてかわいそうと思うかもしれないけど、飛ぶために必要な硬さと思ってください」
「鳥の体をバラバラにしたものも鳥の形になりますのでチャンスがあったら丸鶏を買っていただいて、さらに料理して、鳥の進化を分かっていただければと思います」
「どうもありがとうございました」
スタッフから
「みなさん、おなかがすいてきましたね~」
「レストラン街が上にあります」
この会場を片付けて、サイン会にするそうです。
スタッフの案内で会場を出ました。
この下、閲覧注意
最後に丸鶏解体写真を載せますので、苦手な方は戻るボタンでお戻りください。