おうちで中華 - 酸豆角燉排骨(ササゲの漬物と豚スペアリブの煮込み)
皆さん、今年の夏は酸豆角(ササゲの漬物)を作りましたか?
酸豆角とは何かという前置きなしにそう聞けるくらいには、日本における酸豆角の認知度も上がってきたのではないか。いやもちろん、かなりの中華料理好きに限った話ではあるけれど。
今の僕の目標は、酸豆角を使った料理のバリエーションをご紹介すること。酸豆角炒肉末(ササゲの漬物と豚ひき肉の炒めもの)を絶対王者とするなら、その周りを固める円卓の騎士を揃えていきたいのだ。
ということで、今日の料理は酸豆角燉排骨(ササゲの漬物と豚スペアリブの煮込み)だ。
酸豆角燉排骨 酸豆角炖排骨
suāndòujiǎo dùn páigǔ
熟成した酸豆角の旨味に骨付き豚肉の旨味をぶつけるわけだから、旨いに決まっている。柔らかく煮込まれた排骨に、酸豆角の酸味と塩気がいい具合に染み込むのだ。
味付けはほぼ酸豆角にお任せなのに、香りも味わいもやたらと深みのあるものが完成してしまう。発酵は偉大だ。
「こんなに簡単でいいのって感じだな」
「これはおいしいね。炒めるだけが酸豆角じゃないんだね」
我が家の酸豆角はちょうどこれでラストだったのだが、もっと漬けておけば良かったと悔やんだ。酸豆角がまだ残ってる幸せな人は、是非お試しあれ。
尚、排骨の料理を載せるたびに書いている通り、排骨は通販で買える。
排骨を日常食材に組み込むと、おうちで中華の世界は大きく開けるのだ。
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