見出し画像

おうちで中華 - 茼蒿豆腐炖鲅鱼(春菊と豆腐とサワラの煮付け)

今日は久々の魚料理。魚屋で立派なサワラを見つけたので、茼蒿豆腐燉鮁魚(春菊と豆腐とサワラのスープ煮)を作った。かつて山東省の港町の食堂で知った味だ。


茼蒿豆腐燉鮁魚 茼蒿豆腐炖鲅鱼
tónghāo dòufu dùn bàyú

茼蒿豆腐炖鲅鱼(春菊と豆腐とサワラの煮付け)

魚偏に春と書いて鰆(サワラ)。その字を見れば、誰もが旬は春だと思うことだろう。実際、関西ではその通りらしいけど、関東では冬が旬とされているようだ。この日のサワラも見事に太っていた。

和食の煮つけと違うところは、油で魚の両面を焼いてから煮るところ。この工程で、中華料理らしいコクのある味わいが生まれる。

ふっくらと柔らかいサワラ。その旨味を吸った豆腐や春菊。ひとつひとつは地味だが、絶妙の組み合わせだ。栄養バランスもいい。

ほっとする味

豆腐は、中国北方ではやや硬めの老豆腐(北豆腐とも)を用いるので、絹ではなく木綿を使いたい。沖縄の島豆腐なら、もっとそれっぽい。

尚、魚はサワラ以外でも大丈夫。現地ではタチウオ版もよく見かけた。切り身の魚が簡単に本格中華に化けるので、ぜひお試しあれ。

ここから先は

580字 / 1画像
この記事のみ ¥ 300
期間限定!Amazon Payで支払うと抽選で
Amazonギフトカード5,000円分が当たる

よろしければサポートをお願いします!頂いたサポートは食材と酒徒のやる気に姿を変え、新たなレシピとなって皆さまに還元される寸法です。