生活を乱すものは手放す

ゲームを消した。

気付けばなんの躊躇いもなく、
すっと削除ボタンを押してた。

今まで費やした時間は何だったんだろう
って虚しくなるくらい一瞬にして消えてしまった。

疲れが溜まると
ボーッとゲームしたくなる時期がくる。

『花束みたいな恋をした』って映画の麦くんが
パズドラをやっていたように。


空き時間に息抜き程度にできたら、
そしてそのちょうど良さが続けば問題はない。

だけどだんだんエスカレートするように、
夢中になってしまう。のめり込む。
暇さえあればゲームをしている、
というループが1ヶ月弱で出来上がってしまう。

そして、爆発。
意味のないことに時間を割いてる自分が
急に嫌になって消してしまおうと思い至る。

生活を乱すものは排除したくなるクセがある。
そして頭の中を支配するものも。

たとえば目を閉じた時、
あのゲームの光景が色濃く浮かんでしまった時。
こりゃよろしくないなって思う。
あるとやってしまうので消してしまえばこっちのもん。


何かに囚われるのが嫌い。手放したくなる。


恋愛も仕事もきっとそう。
好きすぎる、私ばっかり、
時間を取られすぎる、生活が乱れる、
そうなると見直さないとってなる。

なんでも、程よく好きが1番健康的でいられる。

◎手放すコツ
気が済むまで一気にのめり込むと、
割と短期で手放しフェーズに移る。