💁📚45【ずるい攻撃をする人たち】ってコワ……911
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「ずるい攻撃」をする人たち
周りが気づかないやり方で、苦しめられていませんか?
経験豊かな心理セラピストが教える「受動攻撃」をする人の心理と対処法
大鶴和江(心理セラピスト、心理分析•心理セラピー講師、リトリーブサイコセラピー協会代表理事)
青春出版社 202頁
2024/4/25
朝日新聞広告
広告•表紙を一見しただけで、「既読スルー」「被害者ポジション」「罪悪感で支配」など目が離せなくなるワードが満載。
タイトルだけでも、母•元夫H•(サイコパスかもしれない)部下さんなどが思い浮かぶ。
「相手だけが悪い」「私は悪くないのに」と思っているわけじゃあない。
でもね、どうしてターゲットはいつも私なの?
どうして言い分をコロコロと変えるの?
どうして私に直接言ってくれないの?
どうして私のことを決めつけるの?
どうして私の言い分をきいてくれないの?
私が落ち込むのを観るのは楽しい?
7月に初読。
水島広子先生提唱の「対人関係療法」に通じること多々。
今回2回目読了。
自分用にメモを残しておくことにした。
ずるい攻撃=受動攻撃
不満•怒り•否定といった感情を直接相手にぶつけず、遠回し•受け身•消極的•否定的な態度や行動を示すこと(嫌味な態度や本人の知らないところで周囲に話す等)。
モラハラ•パワハラ•マウント•親による子どもへの巧みな支配等々。
受動攻撃をする人への対処法
相手の悪意を受け取らない(へらへらした態度や笑顔で対応は✖️)。
淡々と冷静に接する。
ノーと断る。
より強い立場の人の力を借りる。
公に訴える。
受動攻撃をする人の心理
潜在的に自己否定の感覚を持っている。
自尊心が強い。
承認欲求が強い。
勝負にこだわる。
謝れない。
被害者意識が強い。
自己愛が強い。
かまってちゃん。
支配欲が強い。
相手に対して感じている恐怖を、相手への怒りの感情にすり替える。
他人の中に自分の弱点を見つけ、他人を批判•非難•否定することで乗り越えようとする。
受動攻撃に遭いやすい人へ
いい顔をする人には注意する。
弱さを武器にする人ほど攻撃性が強いと認識しておく。
親の顔色を伺って育った「よくできる我慢強い子」は「都合良く利用される生き方」に繋がりやすいと自認する。
見下される•侮られることがないよう、攻撃する人より下の立場に自ら身を置かない。
攻撃の連鎖
先に攻撃をしているのに、反撃されると大袈裟に被害を訴える。
攻撃を受けたときに、より弱い立場の人に怒りをぶちまける。
内面にある憎しみや怒りを、無抵抗な他人に吐き出す「カスタマーハラスメント」など。
親の劣等感を子どもを使って克服しようとする「教育虐待」など。
攻撃を受けやすい人の幼少期
家族の誰かのケアをしていた。
親の役に立たないと居場所がなかった(親に否定されて育つ)。
見捨てられる恐怖や孤独の恐怖を感じていた(それ故に世話焼き•お節介焼き)。
家族の誰かの問題を背負っていた。
家族の誰かの犠牲になっていた。
親子共依存。
ずるい攻撃を受け取らない方法
他人の問題と自分の問題を区別する(良かれと思っても踏み込まない)。
自分の人生に意識を向ける。
怯えて弱い姿勢を見せると相手の攻撃性を引き出してしまう。
最初の時点で曖昧な態度を取らない。
なあなあで済ませてしまわない。
「嫌われるよりはマシ」は、相手の支配を受け入れることになる。
攻撃者が変わってくれることを期待しない(絶対に変わらない‼︎)。
自分の感情を言語化し、モヤモヤの正体に気づく。
余談だけど……
最近、由美(仮名、長女、母とは接点ゼロ希望)から受けた攻撃をご紹介。
どうぞ笑ってやって。
新品の骨伝導イヤホン×3個とBluetoothヘッドホンがひとつ。
黙って目の前にドサッと置かれた。
イヤホンなら有線もBluetooth(一人暮らし次男進がくれた)も持ってる。
ご存知かどうかは知らないが、私には耳はふたつしかない。
新品とはいえ要らないし、物は増やしたくない。
欲しい物以外は欲しくない。
私がHのサプライズ攻撃に散々振り回されたのを由美は知っている。
私が嫌がることも拒否しないことも想定して買ってきた。
悔しいけれどその通り。
嫌がらせは大成功。
凄く嫌な気分になったのに「由美の機嫌を損ねるかも」と思うと、突き返せなかった。
前日、気分転換にとジャイアンメドレーをスピーカーで流したのが気に入らなかったらしい。
「私は聞きたくない」「私が居るときは遠慮してほしい」って言えばいいのにね。
因みに、生音•生声は平気みたいなのよ。
おわりに
母は、お味噌汁をこぼす程度の不注意でも私を外に締め出した。
「あなたのためを思って」と、子どもにとっては嬉しくも面白くもないことを押し付けた。
欲しくない物(母が私に買い与えたい物)は買ってくれるのに、本当に欲しい物は何年ねだっても買ってもらえなかった。
「私の子育ては失敗だった」「お腹に戻してやり直したい」と、面と向かって言われた(私、失敗作です)。
試験前であろうと試験中であろうと勉強をしなくても、母のお手伝いは当たり前だった。
残業してフラフラで帰宅すると「こんな時間まで何をしていたの‼︎」と叱られた。
もちろん漏れなく台所の後片付けが待っていた。
つい弟•妹と比べるから僻みっぽくもなるというもの。
Hはしょっちゅう「オマエが俺を怒らせる」と言った。
大抵はHの怒りの沸点が低すぎる所為か、Hの勘違いなんだけど。
ため息、舌打ち、独り言に見せかけた嫌味は日常、そのうち完無視に移行。
生活費を入れなくなると「ないものは仕方ないやろ‼︎」
子どものお金を使い込んでは「返さないとは言ってないやろ‼︎」
1円も返してもらっていないし、一切の連絡を拒否されていて何処に居るかも判らない。
知りたくもないけれど。
パワハラ上長やサイコパスかもしれない部下Sさんのことは、書ききれない。
他者と争いたくない私は、NOと言えていなかった。
私がカバーできることなら私が片を付けてしまおうだなんて、思い上がりもいいところ。
結局、攻撃するのに都合のいいターゲットであり続けてしまった。
過去の生育歴は今更変えられないし、いい年こいていつまで幼少期に拘ってるの‼︎と思わなくもない。
ただ「そういう傾向がある」と知っておくことは損じゃない。
本当の本当に自分用の簡単なメモ。
それでも、もしかしたら思い当たることがある人がいらっしゃるかもしれない。
身近などなたかに当てはまるかもしれない。
ご参考になれば幸いです。
(10/20)
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