vol.101モラハラ夫編【最後の手紙】我慢発うつ病行き〜回想録のような備忘録〜
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👓離婚届受理通知
書類上では無事に離婚が成立しました
市役所窓口には私が1人で出向いたので、元夫Hには「離婚届受理通知」が届く筈です
2人で提出した場合は、「合意」と窓口で見做されるため、通知は発行されません（離婚届に顔写真を貼付する訳でなく、窓口に来た2人を、何を根拠に「当事者達」と判定するのでしょうね？）
不服があればHが申し立てるでしょう
問題は「通知が何処に届くのか？」です
世帯主変更手続き時には、Hの住民登録は未だ私達の自宅でした
我が家に届いたとしても、長女由美（仮名）も長男修（仮名）もHの居所を知っている訳がありません
離婚手続き関係のサイトを眺めると、「4日後に届いた」「10日後だった」と通知が届くタイミングは様々
郵便局に転送依頼するという知恵をHが持っていれば、Hの手元には届くでしょうが、日数はもう少しかかるかも知れません
👓職場の手続き
職場に読書仲間が何人か居ました
貸し借りしたり感想を交換したりする中に、年齢は私より若干下ですが総務のベテラン社員が居りました
拙作「麻子、逃げるなら今だ‼︎」の中の「新井さん」のモデルです
新井さん（仮名）とは、大の仲良しではありません
不思議と業務や本以外の話…例えば夫婦や家族関係•親の認知症や介護•職場の愚痴を言い合える仲でした
離婚届を提出した翌日、新井さんの手が空いていそうなときにこっそりと席間にしゃがみ込み「世帯主を変更したんだけど、会社に届けが必要？」と訊いてみました
恐らく新井さんはこれだけで察してくれたのでしょう
理由は訊かずに「年末調整のときに、PCで自分で世帯主名を変更するだけよ」と教えてくれました
👓軽自動車税納税通知書
離婚してから約1ヶ月半後
自宅にH宛ての「軽自動車税納税通知書」が郵送で届きました（Hは自家用車を処分した後、バイクを購入しており、バイクは私が知らないうちに取りに来て乗って行ったのでしょう。この時点では家にはありませんでした）
離婚届受理通知が自宅に届かなかったことで「Hは転送依頼をしていたのだ」と思い込んでいたのに、H宛ての郵便物が届くとは不思議です
納税期限を過ぎて延滞金が発生しては困るだろうと、久しぶりにHの携帯に留守メッセージを入れました
折電もメールもありません
8日後にもう一度留守メッセージを入れるとその2日後、仕事から帰宅するとHから驚きのファックスが届いていました
「麻子（仮名）さんへ
荷物の引取り予定日
○月○日 ○月□日 ○月△日
※離婚届も併せて受取りさせて頂きます
今後電話での連絡はご遠慮させて願います。
連絡はメールにてお願いします。」
ご遠慮させて願います⁉︎
👓驚愕
どうやらHは、離婚届用紙を未だ私が持っていると思っているようです
提出すると何回も留守メッセージを入れたのに？
そもそも留守電を確認していないの？
受理通知も受け取っていないということ？
そして荷物引取り予定日として、私の都合も訊かずに一方的に3日間指定？
また修に不法侵入で通報されてしまうかも知れません（vol.99）
電話連絡は「ご遠慮させて願います（？）」と書いてありましたが
①日程の設定が一方的過ぎる
②意思確認（vol.99「膠着状態」参照）ができればメール連絡で構わない
ことを留守メッセージに入れました
「離婚届」については敢えて触れませんでした
私は意地悪でしょうか？
👓義母
Hが指定した3日間、結局どの日にもHは来なかったようです
電話もメールもなかったので、放置しました
軽自動車税納税通知書と由美から託されたH宛ての手紙は、致し方なく義母宅宛てに郵送しました
私から義母宛ての手紙も同封しましたが、義母からは受け取ったともHに渡したとも連絡はありませんでした
義母はHから一体何を吹き込まれているのでしょうか？
その後の1ヶ月強の間にHからはファックス3通と郵送でメモが1通届きました
内容は荷物引取り日と電話をするなということ
同じ内容を何度も寄越さずともたった一度の意思確認で済むのに…
メールを下さいと書いてあります
3日間の内どの日が良いか私から
連絡しないといけなかったようです
知らんがな…
コピー用紙に書かれたメモ
👓最後の手紙
今度は荷物を取りに来たようです
仕事から帰宅すると手書きメモが置いてありました
結果的にこの手紙がHからの最後の手紙となりました
スムーズに離婚しませんか」ですって
引き延ばす気はサラサラありません
既に3ヶ月以上前に離婚しましたから
荷物を引き取りに来た割りには、あれもこれも残っています
元々5人で住んでいた住まいに3人で住んでいるのですから、スペースには困りません
家族ではない人の私物が目の前にあることと、処分に手間や時間や費用をかけるのが嫌なだけです
翌日、私が在宅しているときにHから電話がありました
用件だけ留守メッセージに入れておくつもりだったのしょう
私が出たので、驚いて言葉を詰まらせていました
漸く直接言葉を交わせる機会が訪れましたが、どれだけ状況が変わっても、Hと話し合いができないことに変わりはありませんでした
vol.102に続く
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