⭐️困ったねぇ……👓 966
メガネの掛け心地が緩いなぁ。
工具類は元夫Hがゴッソリと持って行っちゃったから、近々メガネ屋さんに行って締めてもらわなくっちゃ。
なのになのに、ああそれなのに、出先で掛け直したときには既にネジはなくなっていた。
困ったねぇ……
初メガネは中学生。
実家の最寄駅にあるメガネ屋さんで購入。
薄いピンク色のセルフレーム。
バドミントン部に入っていて、審判をするときにかける為。
時々は授業でもかけた。
時々って……？
次はホワイトゴールド色のメタルフレーム。
「○○○百貨店」のメガネ売り場の責任者と懇意だったから、そこで。
たまにしか使わないからか、随分と長持ちした。
その割りには、最後はどこに行っちゃったのかまるで判らない。
処分した覚えもない。
コンタクトレンズを買ったのは、ロードバイクに乗るとき用。
黒耳号に乗るときも含め、相変わらず普段は裸眼のまま。
スピードが違うし、チューブラータイヤをパンクさせないように道路の小石やガラス片に目を凝らさなきゃならない。
今ほどスポーツグラスが充実していなかったしね。
未だにディスポーザブルでは「ない」ソフトコンタクトレンズを愛用。
その次のメガネは、ツーポイント。
KENZO TAKADAらしく、テンプルの花柄が可愛らしかった。
その時々の流行りに合わせて、レンズを好みのシェイプにカットしてもらっていた。
そしてチタンフレームのPaul Smith。
ピンクブラウン？
グレープ？
ワイン系？
フォックス気味のオーバル。
鯖江で生まれた子。
この子のネジが何処かにお出掛けしてしまった。
「困ったねぇ」と思ったのは「家に帰るまで保つかな？」ということ。
黒耳号（人力ママちゃり）で30分くらいかかる所に居たから。
ネジなしでフレームにテンプルを差し込んで、結果的には保った。ﾊﾟﾁﾊﾟﾁﾊﾟﾁﾊﾟﾁ
裸眼視力は左右とも0.1未満。
矯正視力は両眼で0.7あるかないか。
次の運転免許更新時にはレンズを変えなきゃ。
自宅内では裸眼で過ごしている。
困ることはほぼない。
飛蚊症はあるけれど老眼はない。
新聞も文庫本も、近づけなくても遠ざけなくても読める。
元々TVは滅多に観ない。
おまけに故障してしまった。
うっかりと裸眼のまま出かけてしまうことがある。
黒耳号に乗っちゃうこともしょっちゅう。
以前は車を運転しながら「今日は標識が見えにくいなぁ」だなんて、呑気だよね。
今は運転していないので、ご心配なく。
出先からなら、帰宅するよりメガネ屋さんの方が近いわと思ったのに、よりによって本日定休日。
困ったねぇ……
このメガネ屋さんとのお付き合いは、長くて短い。
隣県から当地へ転居してきたときには既に、メガネと言えば「○○○（屋号）」と言われる有名店。
「いかにも技術屋です」という感じの年配のベテラン男性とご夫妻と3人でやっていらした。
眼科並みとは言えないまでも、検査は正確で丁寧、研磨や微調整にも納得のいくまで応じてくださる。
フレーム+レンズセット価格には、無期限のアフターサービスが含まれている。
修理•洗浄は勿論のこと、新品のメガネケースも度々くださった。
何故だか新参者だった私達家族によくしてくださり、ことのほか幼い進（仮名、一人暮らし次男）を「ススムちゃん」と可愛がってくださった。
何年も間が空いても覚えていらして、「先日はススムちゃんが高校のお友達を連れてきてくださったんですよ」「ススムちゃんって本当に可愛いですね」などと声をかけてくださった。
確かに進は可愛いけれど、背が伸びて、声変わりもしてるのに進が判るの？
しかも私の息子だと、親子関係も覚えていらっしゃるの？
友達を連れて行ったことを進から聞いていなかった私は驚くばかり。
何年前だったんだろう？
「メガネの○○○」から挨拶状が届いた。
3人は「○○○」を譲渡し経営から離れる。
屋号はそのまま、アフターサービスは後継者に引き継ぐとのことだった。
「メガネの○○○」は残るけれど、○○○さん達はいなくなってしまった。
サービスが引き継がれても、もう「ススムちゃん」と呼んでくださる奥様はいらっしゃらないし、くたびれたメガネケースを見ても「お好きなのを選んでね」と新しいのを見せてはくださらない。
「メガネの○○○」を引き継いだ方は、ご親族ではないみたい。
お名前は○○○さんではないし、○○○さん達とは似ても似つかないし、親しみが感じられない。
「ネジがなくなってしまった」とメガネを持って行ったら、新しいネジを締めてはくださるでしょう。
きれいに洗浄はしてくださるかしら？
かけ心地まで微調整してくださるかしら？
長く使ってもらって嬉しいと言ってくださるかしら？
いつでも遠慮なく来てと言ってくださるかしら？
近々「メガネの○○○」方面に出かける「ついで」がない。
一体いつになったらネジを締めてもらえるんだろう。
大して使いもしていないくせに、いざ使えないとなると、「何だかいろいろと不便‼︎」という気分になるのが、困ったねぇ……
それはそうと、「メガネの○○○」まで掛けて行くメガネがないじゃないの。
本当に困ったねぇ…… （11/19）
マンションの狭間に手作り感満載の
立て看板が目についた
転居した70代後半ご夫妻が
個人的に時間貸し
わははははは、ご愛嬌ってことで
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