💁おくるということ〜5.待ったなしの選択 791
はじめに
今回は、主に死後の選択について述べたい。
その前に、前回言葉の意味について触れた #尊厳死 • #安楽死 について、当事者の想いも記しておく。
#難病患者 の思い
治癒が見込めない難病患者の間でも、尊厳死•安楽死に対する想いは異なる。
「良き死」とは何か
「選択肢があるのはよいこと、望まない人は選ばなければいい」という考え方にはリスクが伴う。
「本人の意思に沿う」ことが原則だが、実際には難しい。
老年期や病気患者には自己決定が難しい時期や家族への忖度が本人への圧力になる心配がつきまとう可能性がある。
待ったなしの選択
最期を迎えた後には「待ったなし」の様々な選択が、遺族を待ち受けている。
※当作では臓器移植は取り上げません。
※エンバーミングも取り上げませんが、後日グリーフケアと同時に取り上げる予定です。
#yahoi 様、遺体処理について⤵️
#献体
亡父の場合
生前、ある程度の意思確認はしていた。
具体的に葬儀会社を決めるのは、父が退院してからと考えていたが(資料は集めていた)病院で急死(土曜日午後)した為、叶わなかった。
➡医師による死亡確認後、暫く父と家族(母•妹•娘•私)だけの時間を持つ️
➡遠方の弟に連絡
➡看護師による清拭
➡息子に連絡
➡再び父と家族の時間
➡「葬儀会社がお決まりでしたら直ぐに寝台車の手配をお願いします。お決まりでなければご参考にどうぞ」と、看護師より葬儀会社何社かの連絡先を渡される
➡葬儀会社の資料は自宅に置いている為、父のいる病室で検索しながら問い合わせる
24時間対応でも、電話に出ない会社や寝台車のドライバーの手配がつかない会社がある
➡寝台車の手配がつかない為、明朝まで待ってもらうよう看護師に申し入れる
遅くなっても構わないのでと、当日中のお迎えを要請される
➡ドライバー•遺体安置の会館の手配完了
自宅は認知症母独居の為、遺体は自宅ではなく会館に安置希望
21〜22時頃、寝台車がお迎え予定
葬儀打ち合わせの時間•場所•参加者を決める
現時点での決定事項を弟に連絡
➡霊安室より遺体安置の会館へ出発
夜勤の時間帯だが、帰宅していた主治医も自宅から駆けつけ見送ってくれた
➡翌日、葬儀打ち合わせ
私は、自分が企画した顧客招待イベントの司会•進行をするため仕事を休めず、事前に希望を伝えて妹と娘に一任
父が着る服装一式を実家から持参してもらう
母には父のそばにいてもらう
打ち合わせ内容は
⚫︎喪主
⚫︎司会•葬儀委員長
⚫︎火葬式か一日式か二日式か
⚫︎祭壇•棺桶のランク
⚫︎宗教者の要否と人数
⚫︎遺影
⚫︎位牌
⚫︎参列者数
⚫︎生花のランクと数
⚫︎火葬希望時間(予約の空き具合により変更あり)
⚫︎会葬御礼
⚫︎金額•支払い方法の確認
⚫︎弟に現金持参と母の送迎依頼…………
終わりに
でき得る限り簡素に……と思ってはいても、次から次へと決めなくてはいけないことが湧いてくる。
葬儀会社の担当者がどんな人かで、話しやすさ•訊きやすさは随分変わると思う。
ところで父は8人きょうだいの末子。
郷里の親族はとっくに代替わりしている。
田舎のこと、冠婚葬祭を伝えると大ごとになるので、四十九日が終わってから書面で伝えることに決めた。
認知症母には、先方も高齢だからと、何度も言い含めておいた。
が、ダメだった。
短期記憶が低下している母は、父の親族に電話してしまい、「亡くなって直ぐに連絡をくれないなんて水臭い」と私達きょうだいが責められることになってしまった。
#トランスミッション3
#とらねこ 様⤵️
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