【節約生#670】お酒に依存しない生き方、お金に依存しない生き方
趣味で節約生活をはじめてみた。
健康で文化的な生活をしながら節約をするというルールで挑戦中。
減酒生活の継続
節約のテーマや対象は状況によって変化する。
簡単に節約できるものもあれば、そうでないものもある。
節約生活は2年と半年試しているけれども、ほとんど2年続けているテーマがお酒を減らすことである。もともと多量に飲んでいたので、ちょっと減らすだけでも節約の効果があった。何しろ、食費の4割くらいがアルコールであったくらいである。ざっくりとした記憶では、昨年はその前より10万円くらいは酒代が浮いた。その前の年だって減酒をしはじめているので、数年前よりもとんでもなく節約できている。
健康のことを考えたら、飲まない方がよい。健康や節約のことを考えたらお酒を飲まないことをテーマに選ぶのは必然かもしれない。世の中にはほとんどお酒を口にしない人たちもいるので、できうる限りそちら側を目指そうとしている。
ところがそれが難しい。
今年は、年間80日だけを飲んでよい日とした。
今月は7日に1回飲酒日という方法を試している。一週間禁じたら、美味しく飲めるというごく自然な法則に従って、楽しく飲もうという算段をしていた。よくよく考えたら、毎晩深酒を繰り返していたときは、美味しさもわかっていなかった。
ところが1週間が難しい。
5月に入って、まず1日をお酒の日とした。ところが、ストレス等に負けてしまって5日にお酒を飲んで帰宅をした。もくろみからはずれてしまった。
かつては1回の失敗ですべてを諦めていたけれども、節約生活は失敗への耐性をつけたかもしれない。難しいことを意識しながら今週をおそるおそる禁酒してすごした。
そうして、なんとかお酒を飲まずに1週間を過ごして、今日がお酒を飲む日になった。
朝から仕事があり、明日の仕事の用意も残っている。とにかくそのあたりを終わらせてしまって、早い時間からぱーっとやろうと構えている。
お酒に依存しない生き方、お金に依存しない生き方
お酒を減らすことは結構苦労をしている。
何年も飲み続けていたので依存症ではないかと恐れていたけれども、思ったような禁断症状は出なかった。それでも、折々に触れてお酒を飲みたいと考えることがある。
依存症というほどではないけれども、依存している部分があるのかもしれない。
節約がスタートであったけれども、お酒に依存しない生き方を模索している。おそらくは自らすること、したいことがなかったことがひとつの原因だったのかもしれない。
多量に飲んで時間を潰していただけだった。
きっと思考も停止していたのだろう。
依存しない生き方を模索するという意味では、節約もお金に依存しない生き方ということができる。
何もかもをお金ですませてきた。
もちろん、社会の仕組みがお金で回るようにできているので、当然のことではある。
しかしながら、お金でないことだってたくさんある。むしろ、お金より大事なことの方が多いかもしれない。
お金は大事である、だけれども健康の方が大事であるし、自分の時間の方が大事である。お金のために健康を害したり、1日の大半を無駄に過ごすことは本末転倒である。
節約はお金のことを考えることがスタートではあるけれども、お金に依存しない生き方を目指すものである。正確にはお金にだけ依存しない生き方かもしれない。
そろそろ出かける用意をして、今日を存分に楽しみたい。