見出し画像

"今"の"あなた"にしか

今のあなたにしか、
できないこと
が確かにある。
一年後でも一年前でも、明日でも昨日でもなく。

同じような毎日が来て、同じような日々を繰り返しているように思えるかもしれないけれど。
同じ一瞬はひとつとしてない。

きっと世界も、自分も、目に見えない中で変わっている。
それは僅かにかもしれないし、大きくかもしれない。

"今"そこで"あなた"から見える、聴こえる、感じるもの、全ての景色は世界に一つしかないもの。

そんなものすごく価値のある一つ一つ。
あなたからしか得られないかけがえのない宝もの。

時代が進み、発展していく社会。
歳を重ねて経験を積めば、成長していく自分。
仮に発展、成長しなかったとしても、何かしらの変化はあるだろう。

自分と同じ境遇で同じ人は他にどこにも存在しない。今までもこれからも。
自分でも当たり前のことを言っているなと思いながら、今これを書き進めている。
同じ道を通っても、未来の自分が見つけるものと過去の自分が見つけるものはきっと違うと思う。
例えば私は病を経た後、その前、治療中、全て違う感受性の中にある。
またもう少し歳の若い5年前と、またもっと遡って新卒の頃と、今では仕事に対する価値観も違う。

だから、全部が大切なんじゃないかと思う。

若くて未熟なときの感受性でキャッチすること、歳を重ねてから熟成されていく感受性でキャッチすること、そのどちらも得難いもの。
(念の為誤解のないように言っておく。経験は尊い。でもその浅さ深さに優劣はなく、どちらも等しく良さがあると思っている。)

若いうちは早く大人(一人前)になりたいと願ったり、歳が進めば、若さを羨やんだり。

でも。
やっぱり全ては今の自分にしかできないことと軽やかに信じ、毎日を過ごしたい。
それは何も大きなことじゃなくて、起床とか洗濯等といったレベルの日常的なささやかなことを、そう勝手に思いながら、生きていきたい。

そしたら、その一つ一つは何気ないことではなく、より意味のある愛すべき物事になる、気がしている。

生きる意味、人生の意味。
それはきっと答えを与えてもらえるものじゃなく、私が積極的に意味あるものに変えていくこと。
どうせなら、その方が楽しい一つ一つになると思うから。


なんか、いつにもまして抽象的なポエムになってしまいました。
お付き合いありがとうございます。

いいなと思ったら応援しよう!