見出し画像

歩き旅|和歌山紀北を縦断、海を目指す

1月25日は和歌山県紀の川市から
海を目指して歩いてみました🙌

今回このルートを歩く経緯は
毎度おなじみの軌跡繋ぎたい欲

近畿一周ハイク


数年前に歩いた大阪府境一周の外側
東海自然歩道(緑線)を絡めつつ
兵庫~和歌山まで近畿2府4県を繋ぐ
近畿一周(橙線)を歩きたい野望😁

2024年1月の軌跡と予定線

大阪府境は主に山脈の稜線を歩き
東海自然歩道は決まった道があったが
近畿一周は個人的な目標なので
決まった道はなく自由度が高いが
ルート選定に時間かかり進捗遅め💨

近畿圏でアクセス良い割には
2024年は9回歩いて2回は迷走😨

以前、和歌山県内を歩いたのは
2024年2月10日の龍門山脈を縦走した時
この時はまだ近畿一周目標無かったけど
歩いた後、軌跡が離れ小島なのが気になり
繋げたくなったきっかけだったりする😆

緑〇:龍門山脈縦走の軌跡

龍門山脈や周辺の軌跡を繋ぐため
近畿一周という野望を思い付いた🙌
てことで今回はその一区間として
龍門山脈から海を目指してみました😙

まず最初ヶ峰に登る

大阪市内から起点打田うちた駅まで
電車を乗継ぎ約2時間半の長旅💦

ほぼ始発で飛び出し8時前着
朝日の方向に見えるのが龍門山脈

早朝到着を目指したのは
歩き始めを早くするためと
モーニングタイムも見越して…

昨年も利用した喫茶に来てみたが
なんと臨時休業か扉が開かず😨

仕方ないのでコンビニへ寄り道し
腹ごしらえをしてから歩き始め💨

正面が最初ヶ峰

何にもない直線道路を歩くの
昔は辛かったけど今は慣れたのか…
何も考えずただ歩くということが
楽しいとも思えてしまう😆

紀の川を渡りながら西を望む
海の方角やけどもちろん見えず…

藪にまみれた階段

最初ヶ峰は昨年登った道とは
別ルートで登ってみました🍃

龍門山⇦庄前峠⇨最初ヶ峰

昨年は龍門山方面に歩いた峠
今回は最初ヶ峰方面に登ります🙌

果樹園の中を抜ける道の先
小高い場所が最初ヶ峰の山頂🏔

最初ヶ峰(標高285m)

山名の由来は不明ですが
別名百合山とも呼ばれていて
南北朝時代の古戦場跡でもあるそう

最初ヶ峰から西を望む

山頂からは紀の川平野を一望で
遠くに青い海と淡路島も薄らと…

見たいと思って探してみたが
見えたら見えたで遠さ実感し萎える💨

果樹園と住宅地

最初ヶ峰までは昨年も歩いたので
軌跡繋ぎとしては序章にすぎず💦
ここからが未踏エリアになる

可能な限り西側に下山したいが
一般的な地図だと北か南しか道なく
仕方ないかと半ば諦めてたエリア

矢印方向に足跡がある

色々探ってて見つけたのが
ヤマレコみんなの足跡&地形図
歩いた人数は少なそうやけど
このルートを辿ってみました🙌

絶景を横目に下る

一般ルートは手前右やけど
今回は道無さそうな奥の茂みへ

茂みの奥は明るい♪

直進も行けそうやったけど
冒険はせず人の足跡を辿る👣

似たような風景で方向感覚無いが
順調に標高は下がってきた感じ

和歌山ですね

無人販売所とかあれば…
と思ったけど見つからず🍊

無事に人里まで下山できたので
お地蔵様に感謝を伝える🙏

次は住宅地の迷路

山道よりはなんとかなるが
あまりにも路地ウロウロすると
怪しすぎるので道選び慎重に😅

麓から見る、最初ヶ峰と龍門山

下山道、住宅地を抜けて
次に障壁になったのは川渡り💦
車やと気にしない距離やろうけど
歩きやと橋の間隔が広すぎる…
今も昔も橋は要所ってことやな😂

貴志川を渡り住宅地に入ると
神社あったので安全祈願🙏

参拝後に神社名を見て驚き
大多羅乳女おおたらちめ神社…凄い名前

伊弉冉尊いざなみのみこと:天照大御神その他諸々神の生みの神
市寸島比売命いちきしまひめのみこと:航海安全、運輸交通の神

大多羅乳女神社の御祭神

路地から交通量多い道に出て
しばらく路肩をひたすら歩く

ランチとニタマ

右側に歩道があるのに左側歩くのは
信号無く渡れなかったのもあるが
左側に寄りたい場所あったから…

コスモ石油に隣接する喫茶こすも

歩くルート検索してる時に
偶然とは思えない立地が気になり
時間があえばランチ狙った店😙

レトロな店内

時刻は11時過ぎで昼には早いが
モーニング行けなかったのもあり
この後のエネルギー補給に入店🙌

かつ丼|800円

喫茶店らしくはないが
がっつり食べたくて注文
体に染みわたる美味しさ😋
その点では寄ってよかったが
和みすぎて出たくなくなる💨

気合入れなおし農道歩きながら
海目指してる感がなくて萎える💨

東海自然でも同じ状況に陥るが
決まった道やから仕方ないと割り切る
対して今回は自分で決めた道のりで
なぜこのルートだと自問自答になる🙄

道中何度かこのゾーン入るが
気を紛らわすもの見つけて振り切った

和歌山電鐵貴志駅

2010年に完成した駅舎は観光拠点として相応しいよう、エコでネコロジーをテーマに猫の顔をモチーフとしたデザインで、三戸岡鋭治とそのデザイン事務所が担当。和歌山県産の木材を多く用いた木造平屋建の建物に茅葺屋根を載せている(設計施工は南海辰村建設)

昼寝中のたま2世(ニタマ)

2007年、駅の売店の飼い猫(たま)が
和歌山電鐵より正式に駅長に任命
2012年、ニタマが代理駅長に就任
2015年、初代たまが心不全で亡くなり
 ニタマが駅長就任、たま2世を襲名

駅舎内にミュージアムあったり
電車も気になるけど長居してしまうと
ここがゴールになるので今回はパス🙌

大旗山を越え熊野古道へ

市街地を抜けて再びのどかな風景

何気なく経路を確認すると
まだ半分以下だと知り焦りだす💦

ここまでは舗装路ばかりで
ペースを維持できてきたけど
この先は未踏の山道で時間読めず…

不安しかないが明確な道では
できる限りハイペースで歩く💨

登山口(↖に登る)

直進は遠回りやけど明確な道
山道は近道やけど曖昧な道

悩んだけどここまで舗装路で
曖昧でも山道歩きたくて突入🤩

迷走を欲する危険な感情😑

谷道で一瞬迷走したけど
尾根に出てなんとか道になる♪

送電線の下は木々がなく絶景
東側なので最初ヶ峰も見えてた🏔

大旗山(標高245m)

眺望は無いが平坦な山頂と
周囲は台形と思える地形の山

大旗山は最初ヶ峰と同じく
南北朝時代の砦である篠ヶ城跡が
あったと伝えられる山だそうで
石垣跡も残ってるんだとか…

西側の下山ルートは明確で
サクサク下れる予定やったけど
印を見誤ってまた一時迷走💨

下山中に石垣を見つけたけど
南北朝時代だと700年前なので
当時のものかは微妙な感じ…

倒木で道が消える😨

倒木を跨いで潜ると道が続き
再び倒木で遮られ…の繰り返し💦
道はあるが整備されてないので
僕含め物好きしか歩かんのやろな😂

蝋梅の甘い香りに誘われて
人里に下山してきました😙

入山前は迷走を欲してたけど
迷走した後はひたすら歩きたい😑
無いものねだりってやつです🙌

山越えする予定やったけど
この後の山登りに備えた温存のため
まわり道して川沿いを歩いた…

阪和道の下を潜る

まだ内陸ではあるけど
高速道路があるってことは
海沿い市街地の郊外まで来た
そんな嬉しさで撮った写真😁

海南市街地方面への道は
熊野古道の紀伊路だったようで
石畳と石碑でテンション上がる🙌

城ヶ峰で悪戦苦闘し日没…

熊野古道と別れ再び山へ…

高低差はなく市街地近いので
縦走しやすい山やと思ってました

不安の無い道

日は傾いてきたけど
草刈りされてて快適な山道

城ヶ峰(標高175m)

見晴らしは良くないけど
太陽に輝く海が初めて見えた🤩

山頂から西へ向かうと
行く手を阻むような標識💦

不安しかないが引き返すと
大幅タイムロスなので突入する

印あるから大丈夫やろうと
焦りもあって冷静な判断が
できてなかったのかもしれん💨

藪で見えず急斜面で滑り…
掴んだ木の枝に凹凸があって
手のひらを擦り剝け流血⚡

なんとか車道に抜け出し
持参してたテープで応急処置🩹

思わぬ事態で結局タイムロスし
日没までに目的地到着は絶望に…

けど2.5kmほどを残すのみ
あとで歩きに来たくもない…

山の中で日没確実やけど
ライトあったので続行を決意

登り始めの谷道はだいぶ暗く
稜線に出ても東側は既に薄暗い…

17:25

和歌山側の市街地と夕焼け空
この景色を砂浜で見れたらな…

鉄塔下は木々が無く明るいが
その後の道はトンネルの様…

ライトを灯して登る

日没後もマジックアワーで
しばらく明るいと思ってたけど
密集して生い茂るエリアは漆黒💦

17:45

たった20分で暗さが増して
街の灯りが目立つようになる

写真撮ってる場合でもないが
幸い終始歩きやすい道やったので
ラストは小走りで下山しました🙌

17:58

思ってた景色ではないが
いちおう海まで到達して終了😆🙌

歩き終わりは海南市内の宿へ💨
近くで宿予約してて良かったと
この日は特に、心から思えました👍

今回のルート

2024年から歩き始めた近畿一周
これまでに橙線を歩いてきて
今回のルートはピンク線でした

ルート詳細(YAMAP軌跡)

希望としては龍門山脈の様に
縦走するルートが良かったけど
都合よく海まで続く稜線はなく…
可能な限り市街地を避けて
農道と山を経由したルートを設定

舗装路はいいペースで歩けたけど
未踏の山道は予想以上に荒れてて
一時的ながら迷走しタイムロス💨
最終盤にしわ寄せする結果に😨

高低差(YAMAP)

・時間:約9時間30分、・距離:33.8km
・登り:1096m、・下り:1135m
打田駅→最初ヶ峰→大多羅乳女神社→こすも→貴志駅→大旗山→城ヶ峰→船尾山→宮の浜ビーチ


■関連記事
なぜ軌跡繋ぎにこだわるのか…

今回の起点となった最初ヶ峰から
龍門山脈を縦走した時

その他、歩き旅はこちらのマガジン


いいなと思ったら応援しよう!

かぼちゃかべ
最後まで読んでいただきありがとうございます。 旅先で見たもの、感じたこと、ふとした思いつき、気になることを投稿し毎日更新3年目。よければスキ、フォローしていただけたら嬉しいです♪