見出し画像

ハイキング|初登りは六甲山系で攻める

2025年初登りは1月5日💨
年末年始休み最終日であり
仕事初め前日でもあったので
気兼ねなく行ける山を目指し
馴染みの六甲山系歩いてみました🍃

六甲山系は昨年だけで4回
過去歩いた回数は数えきれないけど
網の目の様に道がある山なので
何度行っても初めての景色に出会う😙

今回六甲山系を選んだ目的は
アクセスの良さもあるけど
一番は蛇がつく山に登ること🐍

目的の山は馴染のルート上にあるため
最短で登るなら定番ルート歩きになる…
ソロ登りの時はいつも未踏ルート歩くが
初登りやし大人しくするか…🙄

この時、自分の中に2つの感情があり
休み前攻めの自分未踏ルートを推し
休み後守りの自分定番ルートを推す

初登りで守りに入ってしまうと
その後も攻めにくくなりそうで…
初くらいのんびり行こうぜ😏と言う
休みボケな自分の囁きを振り払って
初登りも未踏ルートで攻めました😆


蛇のつく山を目指す2025年初登り

東西に長い六甲山系の中でも
今回は最高峰付近を南北に横断🍃
並行する定番ルートもかすめつつ
未踏ルートで有馬目指してみました🙌

六甲山は兵庫県南東部、神戸市街地の西から北にかけて位置する山塊。一般に六甲山というと大小の山を含む六甲山系全域を指し、最高峰は特に六甲最高峰と称される。

起点は神戸市東灘区の深江駅🚃
早めに歩き始めて早めに下山
明日に備えたい気持ちから
朝焼け拝める早朝に降り立った♪

駅から登山口までの途中にある
喫茶で初モーニングも企んだけど
狙った喫茶は年末年始休暇中💨
仕方ないのでコンビニ飯で出発🙌

魚屋道で風吹岩へ

登山口までの道は決めてなかったので
現地で気になった道を歩いてみた

稲荷之社 従是これより三町(約327m)

この先に稲荷神社があるらしく
せっかくなので行ってみる♪

立派な鳥居の森稲荷神社
道中の安全祈願と新年挨拶🙏

電動自転車必須やな…

神社の裏手に回ると
絵に描いたような坂道💦

何度も歩いてきた六甲山系ですが
今回は初めての登山口から入山して
途中まで未踏の魚屋道ととやみちを歩く😆

江戸時代に灘地域から有馬へ行く幕府公認ルートは芦屋、西宮、宝塚経由だった。この道は灘と有馬の人々には遠回りであるため、六甲越えをする抜け道を開くようになった。江戸時代には湯山間道、乃津甲越えとよばていたが、深江の浜でとれた魚を有馬まで運んでいたことから明治になって魚屋道と呼ぶようになった。

現地の説明より

現地の説明にあった地図によると
朱色の鳥居から魚屋道だったようで
登山口までも歩けてました♪

魚屋道は一部では定番ルートですが
風吹岩から南で普通ルートになり
さらに蛙岩から南は難路になってる💦

魚屋道(難路)

けど蛙岩まで歩くことができれば
山道ルートを制覇できるので突入🙌

魚屋道(難路)

他の山域に比べ整備されてる
六甲山系にしては荒れた道やけど
印あるし道見失うことはなかった♪

魚屋道(難路)

ササが生い茂る場所も
通れる隙間があり一安心…

蛙岩

斜め後ろからが一番🐸
ここで以前歩いたルートと合流

魚屋道

かなり歩きやすい道になったが
定番ルート外なので人に会わず…
静かに歩くには最適な道✨

芦屋川~ロックガーデン経由の
定番ルートと風吹岩で合流すると
一気に登山者が多くなる💨

風吹岩からの眺望

目的の蛇がつく山までは
風吹岩から魚屋道経由が最短やけど
普段、人の少ない山域を歩くので
人が多い登山道はなんか疲れる🙄

凍った横池

今日は早めに下山しよう🙌
出発前はそう思ってたけど
歩き始め調子が上がってくると
長い距離歩きたくなってしまい
盛大に寄り道をする

定番ルートを200mほど歩き
横池方面へ寄り道する🍃

横池(雄池)

何度か訪れたことあるけど
凍った池見るんは初めてかも🥶

水量の少ない横池沿いを歩き脇道へ
横池(雌池)

隣の雌池も凍ってて
池沿いの道から見る景色が
六甲山っぽくなくて見惚れる🤩

左:地図に無い道|直進:地図にある道

雌池から魚屋道へ戻る道もあるが
以前歩いたことがあったので
人の軌跡を利用し地図に無い道へ

分岐は分かりにくかったけど
道としては意外と歩きやすい♪
1kmほど歩くと魚屋道にぶつかり
その直後、荒地山方面へ再び分岐😙

荒地山

荒地山への登山道に入った途端
山名の由来になった岩肌を露出した
粗粒花崗岩が続くようになる
急登やけど変化に富んで楽しい道😆

岩の隙間を抜ける♪
なかみ山に登頂🙌

初登りは蛇のつく山の予定が
よく分からん山になってしまう💨
現地でハッとしたけど仕方ない😂

すぐに荒地山にも登頂🍃

登山道の面白さが人気で
日によっては混雑する山やけど
この日は広い山頂が貸切🙌

荒地山からは再び未踏ルート
奥池町(芦屋ゲート方面)に下山する

こちらにも奇岩

下が見えない急斜面を
九十九折の道で慎重に下る…

ゴルフ場に至る車道に合流
ここから再び登り始め🙌

東お多福山

自動車専用道に並走する山道
…と思ったけど昔は車道だったのか
錆びたガードレールが残る😏

草の生い茂る道を抜けると
急に閑静な住宅街、奥池町に出る

六甲山の中腹(標高約500m)
芦屋市内の高級住宅街だとか✨

左:東お多福山方面|直進:土樋割峠

豪邸、高級車を横目に住宅街を抜け
東お多福山の登山道に入る🍃

その後、土樋割峠にも行くので
道のり的には遠回りなってしまうが
未踏で昨年時間的に諦めた道でもあるので
この機会に通ってみることにしました😆

高低差は200mほど距離も短め
整備された道で歩きやすい🍃

山頂が近くなってくると
穏やかなササの草原になる

草原からの景色

先に登った荒地山越しに
大阪湾と市街地を一望できる

六甲山系の多くは花崗岩が露出しているが、大月断層と五助橋断層に挟まれた東お多福山付近は砂岩、粘板岩、チャートなどが露出している。

Wikipediaより

荒地山は隣り合う山やのに
全く雰囲気が違うのが面白い🍃
連続で登るとさらに実感できる

草原から少し登ると山頂やけど
三角点は設置されてないらしい…

蛇谷北山

東お多福山の北斜面から
見えてきたのが目的の山😙

土樋割どびわり

余談ですが…
芥川賞受賞作の『バリ山行』は
六甲山が舞台だそうです
(興味あるがまだ読めてない💨)

作品の中で描写されてるのは
芦屋川から風吹岩を通る定番ルートで
東お多福山での昼休憩も描かれてて

その後の描写はないが作中の計画は
ドビワリ峠⇨七曲⇨最高峰⇨有馬温泉
というルートを辿るようです


最高峰を目指すなら七曲りルートやけど
今回目指すのは蛇谷北山なので別ルート

七曲りは定番ルートで混雑するが
蛇谷北山ルートは比較的空いてる♪
所々登りにくい岩場もあるけど
ひたすら登る七曲りルートに比べて
楽しいので個人的に好きな道🍃

芦屋市最高峰でもある蛇谷北山じゃたにきたやま

これまで何度か登って
山頂で人にあったことなかったのに
この日は狭い山頂を埋めるように人…
みんな考えること同じなんやな🐍

予想外に混雑してて長居できず
稜線を登り六甲山上縦走路に合流🙌

少し車道を歩いた先が最高峰で
有馬を目指すなら魚屋道が最短やけど
ここまで寄り道したなら…とことん😂

白水峡に下山

山上道路のガードレール隙間
標識は無いがここがルート入口💨

この日は色んな道歩いたけど
最後が一番ヒヤヒヤしました💦

笹の隙間に踏み跡があり
印もあるので迷いはしないが…

急な斜面でも階段などはなく
さらに落葉で滑りやすいので
そろり…そろり…😥

下山途中なので登った感無し…
景色は裏六甲、三田方面

白水山までもまぁまぁな道やけど
アプリ上の地図だと実線ルート✨
ここから先は点線ルートになる💦

ちょっと笹の隙間が曖昧になり
落葉の厚みが増した気がした…

笹の無い場所は踏み跡も曖昧で
印とGPSを頼りに歩き進める🙄

立ちはだかる難所

ここまでも細い稜線やったけど
岩山の左右共に切り立つ斜面で
ここを登らないと先に進めない💨

ロープあるので登れはするが…
左右が無いのでかなり怖かった😨

標高が下がってくると
六甲縦走路にありそうなザレ場

景色は良いが足元注意
気を抜くと滑る💨

稜線が終わると歩きやすくなり
緊張感も緩み始めたところで
このルート一番の危険個所へ⚡

白水峡

登山道から遮る物なく
目が眩むほど切り立つ崖😱

際は崩れやすいザレ場なので
覗き込む勇気はなかった

少し下山してきて見上げる崖
さっきは中央上の崖上と思われる

景色は良いが居心地悪いので
足元の安定した場所へ急ぐ💦

やっと車道に下山したけど
よく分からない場所に出る…

約2km車道歩き有馬へ

有馬下山で毎回利用する
メープル有馬の日帰り温泉♨

緊張しながらの下山後の温泉…
解放感から天昇しそうな心地良さ🤩

今回のルート

YAMAP軌跡

今回の主目的は蛇谷北山で
サクッと登って早めに下山予定が
歩いてるうちに寄り道欲が湧き
いつもより抑えはしたけど寄り道💨

下山は点線ルートを辿ってみて
ヒヤヒヤはあったけど結果楽しくて
改めて整備されてない道好きやなと実感

余談でも触れた『バリ山行』の
バリはバリエーションの略で
整備されてない道を歩くことらしい…
本は読んでないので詳細不明やけど
知らぬ間にバリ山行は実践してたかも😙

YAMAP高低差

・時間:約8時間10分、・距離:17.7km
・登り:1415m、・下り:1060m
深江駅→森稲荷神社→蛙岩→風吹岩→横池(雄池・雌池)→荒地山→ゴルフ橋→東お多福山→土樋割峠→蛇谷北山→白水山→白水峡→メープル有馬

関連記事_六甲山系ハイキング

過去に書いた六甲山系ハイク記事を
歩くルートのタイプ別で分類
■定番ルートを歩く
人と歩く時はあまり冒険せず…

■六甲縦走路を歩く
全縦しなくても満喫できる♪

■未踏ルートを歩く
ワクワクを求めて彷徨う


いいなと思ったら応援しよう!

かぼちゃかべ
最後まで読んでいただきありがとうございます。 旅先で見たもの、感じたこと、ふとした思いつき、気になることを投稿し毎日更新3年目。よければスキ、フォローしていただけたら嬉しいです♪