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ハイキング|絶景の雨乞岳と滋賀へ県境越え歩き旅

東海自然歩道を歩くために
三重県を訪れた6月中旬
工事で途中離脱を余儀なくされ
歩き足りずモヤモヤした翌日…

歩き旅のモヤモヤを食の方にぶつけ
ご当地グルメのトンテキを楽しむも
食べたら動きたくなり…

幸い天気が良くなったので
宿泊した四日市からほど近い
山に登ってみることにしました🙌

雨乞岳に登る


狙ったのは四日市から電車とバスで
アクセス可能な鈴鹿山脈の山々
中でも以前から制覇を目指し登ってた
鈴鹿セブンマウンテンが気になる✨

鈴鹿セブンマウンテンとは、近鉄、名古屋テレビ、朝日新聞が中心となり1964年から34年間続いた登山大会で選ばれた7つの山のこと。大会が終了した現在でもその呼び名が用いられている。

山と渓谷オンライン

10年以上前に麓の菰野町住んでた頃
山好きの方から教えてもらって
滞在中の制覇を狙ってみたが
1年で引越すことになり制覇できず…
その後は行く機会を逃し続けてた💦

登頂済:御在所岳、鎌ヶ岳、竜ヶ岳、釈迦ヶ岳
未登頂:藤原岳、入道ヶ岳、雨乞岳

2024年6月上旬時点

そんな時に東海自然歩道歩きで
訪問する機会が訪れたので
この機を逃したくない思いもあり
未登頂山に登りたくなった😆

未登頂3山の藤原岳はいなべ市で
四日市からだとアクセスが悪い…
残りの入道ヶ岳と雨乞岳とで悩み
最終的に気になるルートがある
雨乞岳を目指すことにしました🙌

登ることは前日に決めましたが
ルート検討は以前からしてて
実行できる時を狙ってました😎

歩いてみたいルート

鈴鹿セブンマウンテンの山は
多くが三重と滋賀の県境にあるが
雨乞岳だけは完全に滋賀県内の山

雨乞岳ルートマップ(YAMAPより)

雨乞岳への一般的な登山ルートは
県境付近の駐車場からのピストン💨

ただ今回は電車バス利用のため
起点は御在所ロープウェイの
湯の山温泉駅(青●)としました🍃

悩んだのは下山ルート…

歩き旅が癖になってるので
同じルートを戻るピストンは嫌😑
ならば御在所山頂(緑●)経由で
湯の山温泉に下山するか…

無難とは思うけどありきたり…
せっかく滋賀県に入るなら
滋賀県に下山できんのかなと😆

桃⇨の2ルートで検討して
バス本数が多く最終も遅い
候補②のルートに決定🙌

距離的には心配はなかったけど
三重から滋賀へ山越えるのが
現実味なく不安でした😅

武平峠越え滋賀県へ

起点は御在所ロープウェイの
湯の山温泉駅こもしか前🙌

周囲には登山客が多かったけど
多くは御在所岳か鎌ヶ岳に登る人

ここから雨乞岳目指す人は
ほとんどいないんやろな…
ましてや滋賀へ抜ける人なんて😆

鈴鹿山脈はヤマビルが多いエリア
mont-bellが営業してたのでGET🙌

駅からしばらく車道を歩いた後
標識が多く掲げられた登山道へ…

御在所岳への登山道と分岐

途中で御在所岳や鎌ヶ岳への
登山道と分岐しながら峠を目指す
分岐の度に人の気配が少なくなる…

鈴鹿スカイライン

峠への登山道と並行して
つづら折りの国道が通ってて
バイクがブイブイ走ってました🏍

車道はぐにゃぐにゃですが
登山道は比較的直線的で
たまに急登があるくらい😙

メモにあった危うい橋…

強度保持してるのは中2本で
結構深い溝を跨いでたので
車道へ迂回することにしました💦

車道は武平トンネルで滋賀県へ

車道の脇から再び山道に入り
峠までのラストスパート🙌

武平峠|標高877m

高低差500m近く登ってきて
武平峠で三重県から滋賀県へ
やっと雨乞岳の標識見つけるも
登山口は一旦下山してから💦

滋賀県側の景色

峠から下り車道に合流
滋賀県の標識も見つけて
既にやり切った感あるけど
メインはこれから(-_-;)

ここから山登り

今回のハイキングを分類すると
ここまでは峠越え、ここから山登り
その後はひたすら歩き旅なのかも😆

やっと登山口

山道としては同じやけど
山への登りだと思うと
さらに気持ちが高まる🙌

踏み跡しっかりで迷わんけど
道細めなので慎重に抜ける

斜面に沿った道から稜線道へ…

木々に覆われ景色は見えんけど
木漏れ日と風が心地よかった

左折が正解、直進してしまう…

分かりやすい道が続き
油断してたとこで道を間違う💦

その後も不明瞭な道が続く

逆にいつも通りな感じか😑
むしろまだ分かりやすい方か😆

稜線らしき場所を歩く
ピンクテープのある左斜面へ

そういう道だと分かれば
印探して歩くモードになり
分かりにくさも楽しめました🍃

三人山|標高1014m

森の中にある山名札で
1000mに達してたことに気付く
一人で来てしまった三人山🙄

先が見えない登り

三人山までは稜線道やったけど
その先でピークへの急登に入る

登りは続くが植生が変化…

木々が途切れて青空が…
雨乞岳はこういう山なのかと
この時初めて知りました😅

見晴らし最高な雨乞岳

真夏に登らなくてよかった💨
山頂付近はクマザサに覆われ
遮るものがない山でした🏔

同じ鈴鹿セブンマウンテンの
竜ヶ岳の山頂付近と似てる🍃
少し登り振り返ると絶景!!

釈迦ヶ岳(左)と御在所岳(右)
御在所岳(左)と鎌ヶ岳(中央尖った山)

両岳間の鞍部、武平峠付近から
稜線伝いにここまで来たんやと
目で辿ると感慨深くなるが…
まだ山頂にも辿り着けてない😆

まずは手前の東雨乞岳へ🙌

急に西側の雲行き怪しくなるが
この日は天気が下り坂予報なので
青空の方が奇跡的でした✨


雨乞岳より御在所岳の方にあり
連なる鈴鹿の山々が望めたので
スイング撮影してみました
以下、後日調べた山名書込み

北から南東
南東から西

赤茶色字がセブンマウンテンで
東雨乞岳からは6山が確認できて
残り入道ヶ岳は標高905mで低いため
宮越山の陰に隠れてるみたい…惜しい💨


正面が雨乞岳

再び日が照ってきた中
稜線を辿り雨乞岳を目指す🏔
近そうで遠いやつ…

景色を楽しみながら♪
最後の登り

曇っててくれてよかったのに
最後の登りで太陽が出てくる🙌

雨乞岳|1238m

歩き始めから約4時間で到達
セブンマウンテン5座目😁
雨乞岳の山名はその名の通り
古くからの雨乞信仰が由来らしい

この日明け方まで雨が降ってて
正直眺望は二の次やったけど
予想以上に晴れて最高でした👍

左から、東雨乞岳、御在所岳、鎌ヶ岳
山頂から北への稜線
稜線から西側の景色

中央の谷沿いをひたすら下り
奥の平野を目指すのが今回のルート
改めて長い道のりを実感した😨

連なる鈴鹿山脈を望む稜線道

谷に下山するまでの稜線で
眺望は見納めになるので
目に焼き付けました👀✨

木々が増えてきて
杉峠

この峠からも御在所岳などの
三重県側の山へ道が繋がってるので
ラスト離脱ポイント的な場所💨
ただここまで来たら迷いは無い👍

ひたすらな下山歩き旅

山登りパートは杉峠までで
ここからは一心不乱に歩くだけ

下りはじめ

距離はここまでの2倍近くあるが
見所が少なく感覚的には半分以下…

谷道は苔むす岩が多い

歩く距離が長いので足は疲れるが
頭は何も考えてない無の状態で
無駄な消費を抑えた省エネモード😆

大きな木

そんな省エネモード状態な中
良いなと思ったとこで写真撮る🍃

崖沿いの道
怖すぎる橋

いくつか通行止めな橋ある中
吊橋っぽい橋は通行可?💦
そ~っと早足で渡りました💨

林道っぽい道になり
滋賀県側の登山口

杉峠から約6km下り車道と合流
いちおう登山口らしいけど
駐車場はなくもちろん車も…
道のり考えたら登らんやろな😅

ひたすら下山歩き旅は継続
この先は舗装路でバス停まで🙌

登山口から最短のバス停は約3km
コミュニティバスがあったけど
鉄道駅までは乗換えが必要なため
乗換え不要なバス停を目指しました

これ見たら滋賀やなと感じる✨
平野部の道は見通し良すぎ😢
飴持ってる😙

何もない道の途中では
飛び出してくれて助かる🙏
ちょっとした癒しな存在でした

見通し良すぎな道part2

ここまで来て今さらながら
何やってるんやろと思い始める…
既に雨乞岳の記憶は薄らいでた😑

差し込む光
バス停のある集落はもう少し
山上バス停🙌

最終は19時台まであるが
17:27発の15分前に着けました
逃すと50分待ちなのでセーフ😅

初めて利用する地方のバスは
毎回来てくれるか心配になるけど
もちろん来てくれて何とか生還😁
バスで八日市駅へ向かいました🚌

旅の続きはこちらの記事の
目次の初めての街の銭湯と喫茶から🙌
八日市駅周辺、帰りも色々ありました♪

今回のルート

経路マップ(YAMAP)

興味本位で歩いてみたかった
県境跨ぎ、山脈横断やったけど
歩き通せた時の達成感は最高でした🙌

身近なとこやと京都から滋賀への
比叡山越えも府県境跨ぎではあるけど
それ以上に長く現実味無いとこを
越えれたのがこの上ない嬉しさ😎

軌跡を繋ぐ喜びとは違う
越えて歩き通す魅力を感じ
また味を占めてしまったかも😀

高低差(YAMAP)

・時間:約8時間、・距離:23.2km
・登り:1299m、・下り:1493m
御在所ロープウェイ湯の山温泉駅→武平峠→登山口→三人山→東雨乞岳→雨乞岳→杉峠→登山口→上山BS

関連記事_県境越えハイク

大阪府境が発端の軌跡繋ぎでは
境や稜線に沿って歩くことが多く
峠越えて県境を跨いで歩くのは
あまりやってない気がする…と思い
見返したら意外あったので添付🙌

起点と終点が異なるワンウェイは
好みの歩き方でよくしてるけど
県境を跨ぐと起終点のアクセスが
より面倒になるので本当は避けたい…

けどそれ以上に興味が勝ると
歩きたくなってしまってる傾向😆

■滋賀県⇨京都府

■大阪府⇨兵庫県

■京都府⇨兵庫県

■京都府⇨大阪府

■兵庫県⇨大阪府⇨京都府

■静岡県⇨神奈川県


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かぼちゃかべ
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