マガジンのカバー画像

Clara's memo

91
日記やそれにちょっとした詩や短歌を組み合わせたもの、お知らせやメモなど
運営しているクリエイター

#詩

【140字/空想】堕天使の秘密+【ちょっぴり日記】

重い首飾りを窓から投げれば あなたがさっと左手を振る ママ虹よと女の子の声 帰った時どうす…

クララ
2週間前
18

【詩】巡礼の地にて+最後の【日本滞在日記】

空を覆い尽くす松の枝 平安のその昔から 誰かのために祈る人がいる 苔むした岩に腰掛け 見上…

クララ
2週間前
17

【詩】午後の散策と【日本滞在写真日記】いや、感想文?

午後の小径を一人行けば あなたと歩いた日を思い出す 夏は灼けた石畳 春は軽やかな木漏れ日 …

クララ
2週間前
19

【詩】謎だからいいんだよ+ちょっぴり日本滞在日記

小さい頃 考えても考えてもわからないことを 大人たちは教えてくれなかった はぐらかされたり…

クララ
3週間前
21

【短歌と詩、それから日本滞在写真日記】秋の日に物思う

あの秋も 青はこんなに 眩しくて きみいぬ丘で 頬撫でる風 兄のいない日々には もうすっか…

クララ
1か月前
44

【詩】あなたの涙が

降り出した雨の中。 泣いているあなたを抱きしめて思い出す。 あなたの涙が 僕の投げたカエル…

クララ
1か月前
36

【140字/空想】今、出発するよ & 【日記】この青は特別な青、そう彼女は言った

歓声と空砲に僕らは飛び出した 白波を蹴立てて前へ前へ 百万の帆が ひしめき合ってざわめいて 冒険の始まりは大渋滞 ぐずぐずするのは性に合わない 海だって? 空だって? いいや、青があるならどこだって 愉快に空を目指したら ゴールなんて忘れてしまった でも必要ないね 帆を張り風を感じ 君の笑顔を攫いに行こう 土曜日に日本へ出発なので 今日はさささと過去作コピペ。 でもとっても気分だったので。 秋だからでしょうか、 持っていく洋服や小物、緑&茶が多い。 でもやっぱりこれは外せ

【詩】深夜の歩道橋+【写真日記】ゴール手前で見る白昼夢

永遠という名の照明 口パクだらけの喧騒 夜の向こうの夜を追いかけて 眠らない自分が好きだっ…

クララ
2か月前
30

【日記と詩】午後の僕らは

忙しいから過去作のコピペに走りがち。 新作は書けないけれど何か言葉に触れていたい。 そんな…

クララ
2か月前
23

【140字/空想】耳の底のさかな & 【日記】9/11 メモリアルに寄せて

遥か遠くからやってくる音に空を仰げば 途方もなく愉快な驚きに満たされた。 あれはなんの曲だ…

クララ
2か月前
24

【140字/空想】それはとても優しい音

雨音を閉じ込めました 彼が小瓶を掲げ 私は耳を傾けた 何も聞こえない 彼が静かに笑う 人の数…

クララ
2か月前
18

【ショートショートのような詩のような】流れ星〜遅刻のシロクマ文芸部〜と日記

流れ星なんて必要ありません。 願い事をしないのかという彼に 私はそっと答えた。 私の願い…

クララ
2か月前
26

【140字/空想】夜と僕と、いつかきみと

夜は仮面をつけて僕を訪れる 底なし沼のような色の 黙ったまま僕を抱いて ただ沈み込むから …

クララ
2か月前
16

【詩】いつまでもいつまでも

彼の唇が私の詩を紡げば 鳴り止まない潮騒みたいに響き続ける 恥ずかしがり屋の言葉たちが 引き寄せられて顔を上げ その声に染まりながら いつまでもいつまでも 一秒ごとに重なって 一層鮮やかになる 何にも例えられない喜び 誰にも見つからない秘密 気ままに漂っていた言葉たちも いつしか寄り添い微笑んで その声に揺れながら いつまでもいつまでも その声に包まれて いつまでもいつまでも 今日の詩は過去作をコピぺしてきていたものの 更新するタイミングが合わなくて しばし寝か